藤木直人、双子の兄と絶縁の危機も 「あのときの俺がんばったな」モデル応募を回顧
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俳優の藤木直人が15日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 黒鳥の湖』完成報告会に共演の吉瀬美智子、三宅健、財前直見、岩田和行監督と共に出席。双子の兄に縁を切られそうになったエピソードを明かした。
【写真】藤木直人、吉瀬美智子、三宅健、財前直見『黒鳥の湖』キャスト全身ショット
本作は、人間の悪を描く宇佐美まことのミステリー小説『黒鳥の湖』(祥伝社)を原作としたドラマ。藤木は、“ザイゼンコーポレーション”の社長で、過去の過ちに罪悪感を感じながら次第にほんろうされていく主人公・財前彰太を演じる。
撮影で印象に残ったシーンを聞かれると、藤木は妻役を演じた吉瀬と顔を見合わせながら「2人の住んでる家! めちゃくちゃ豪邸でしたね」と回答。吉瀬もこれには大きくうなずき「プールあった! 住みたいって言ってたよね。玄関で寝れるもんね(笑)」と笑った。
今作では主人公たちの18年前のシーンが描かれているが、吉瀬が「18年前の…」と話し出すと、藤木は「そこ触れますか?」とツッコみ「俺の18年前誰が演じるのかな? と思って、スタッフに聞いたら『藤木さんに演じていただきます』って。映像でいろいろしてくれるのかと思ったら意外とそのままでびっくりしました」と振り返った。
また、本作のテーマである“因果応報”のエピソードについて、藤木は「僕、双子なんですけど、双子の兄に隠れている内向的な子どもだったんですよ」と切り出し「でもエンターテインメントの世界に憧れがあって、読者モデルのオーディションに応募しようと思って兄に相談した」と回顧。しかし兄からは「そんな恥ずかしいことしたら兄弟の縁を切る」と言われ、一度はあきらめたというが「何年か経ってから応募したんです。あのとき頑張ってなかったらこの場に立ってなかったのかな? あのときの俺がんばったな、と思います」としみじみ語った。兄は途中からはとても応援してくれるようになったとも補足した。
三宅は「やっぱり一番は16歳のときにV6というグループに入って、グループをスタートさせたこと」と回答。作品に関して三宅は「第1話が放送される7月24日はうちのリーダー(坂本昌行)の誕生日なんですよ!」と話し「全5話なので、ひとりひとりメンバーの家にいって放送を観ようかなと思っています。5件WOWOWの契約とってきます!」とお茶目にアピールしていた。
『連続ドラマW 黒鳥の湖』は、WOWOWにて7月24日より毎週土曜22時放送・配信。全5話(第1話無料放送)。