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東出昌大主演『草の響き』、10.8公開決定 ティザービジュアル&場面写真&特報解禁

映画

 俳優の東出昌大が主演する映画『草の響き』の公開日が、原作者の作家・佐藤泰志の命日10月10日にちなみ、10月8日に決定。併せてティザービジュアル、特報、場面写真が解禁された。

【動画】映画『草の響き』特報映像

 函館出身の佐藤の小説を映画化した本作は、心に失調をきたし、妻とふたりで故郷の函館へ戻ってきた主人公・工藤和雄(東出)が、医師に勧められるまま治療のため街を走り始め、やがて平穏を見いだしていく物語。数々の映画賞を受賞した『きみの鳥はうたえる』(2018)に続き、函館の映画館シネマアイリス代表・菅原和博によるプロデュースのもと、佐藤没後30年企画として製作された。

 心を病み、妻と故郷・函館へ戻ってきた和雄。病院の精神科を訪れた彼は、医師に勧められるまま、治療のため街を走り始める。雨の日も、真夏の日も、ひたすら同じ道を走り、記録をつける。その繰り返しの中で、和雄の心はやがて平穏を見いだしていく。そんな中、彼は路上で出会った若者たちと不思議な交流を持ち始めるが—。

 和雄役を演じるのは、『寝ても覚めても』(2018)以来3年ぶりの主演作となる東出。常に危うい雰囲気を漂わせながら、走ることで徐々に再生していく男の変化を細やかな身体表現で体現した。妻・純子役には奈緒。その他、和雄に寄り添う友人役で大東駿介、精神科医役で室井滋らが出演。また、Kaya、林裕太、三根有葵ら若手俳優たちが和雄と交流する若者たちを演じる。監督は斎藤久志。

 ティザービジュアルには、東出演じる和雄が、ぼう漠とした表情で空を見上げているカットがメインに配置され、「聴こえてくる――静まらない心の震えが」というキャッチコピーが添えられている。タイトルロゴは、原作者・佐藤の自筆によるもの。

 特報には、函館の街をひたすら走り続ける和雄、奈緒演じる妻・純子や、和雄の友人役で大東駿介の姿も。ラストには「なんでこうなっちゃったんだろうね、私たち」という純子の声が印象的にインサートされる。

 映画『草の響き』は、10月8日より全国順次公開。

映画『草の響き』特報

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