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『DIVOC‐12』新予告解禁 “感触”テーマの上田慎一郎監督チーム4作品

映画

映画プロジェクト『DIVOC‐12』上田慎一郎監督作品『ユメミの半生』場面写真
映画プロジェクト『DIVOC‐12』上田慎一郎監督作品『ユメミの半生』場面写真(C)2021 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All Rights Reserved.

関連 :

上田慎一郎

ふくだみゆき

松本穂香

小関裕太

安藤ニコ

清野菜名

高橋文哉

小川紗良

横田真悠

藤井道人

三島有紀子

 短編映画集『DIVOC‐12』より、上田慎一郎監督率いるチームが製作した“感触”をテーマとする4作品にスポットを当てた予告映像が解禁。併せて、それぞれの作品の象徴的なシーンが切り取られた場面カットも到着した。

【動画】テーマは“感触” 『DIVOC‐12』上田慎一郎監督チーム作品 予告映像

 コロナ禍の映像制作活動においてクリエイターたちを支援するプロジェクトとして制作された本作。12人の監督が描く12の物語からなり、藤井道人監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督の3人が中核となって映画制作を牽引。それぞれの監督の下に、一般公募で選ばれた新人監督を含めた9名が3チームごとにそれぞれテーマを掲げ、映画を制作した。

 今回解禁されたのは、“感触”というテーマで制作した上田監督チームの4作品『ユメミの半生』『魔女のニーナ』『死霊軍団 怒りのDIY』『あこがれマガジン』の予告映像。

 映像は上田監督の『ユメミの半生』から始まる。「聞いてみる? わたしの半生」と、ユメミ(松本穂香)が閉館を待つ映画館で少年(石川春翔)に話しかけると、ユメミのまるで映画のような壮絶な半生が語られる。ユメミの初恋の人・テツオ(小関裕太)のロマンチックなラブシーンが描かれたかと思えば、特撮なのかSFなのか、映像は次第に地球の命運を賭けた壮絶な戦いに。上田監督の映画愛が感じられる映像となっている。

 続いて登場するふくだみゆき監督の『魔女のニーナ』は、見習い魔女ニーナと家出少女・めぐの冒険が、クラシックミュージカルのように歌と踊りを交えて描かれる。

 中元雄監督の『死霊軍団 怒りのDIY』は、ゾンビがはびこるホームセンターにサングラスをかけたマリ(清野菜名)が登場。「パーティーはお開きよ!」と言い放ち、ブルース・リー顔負けのカンフーアクションを披露する。

 ラストに登場するエバンズ未夜子監督作品『あこがれマガジン』は、ナオ(小川紗良)とミオ(横田真悠)の会話を軸に展開。現実と非現実の境界があいまいな空間でアイドル姿の2人が登場する、不思議な空気感に包まれた作品だ。

 上田監督は、「コロナ禍って“感触”が失われていた時期だったと思ったんです。人に触れるということもそうですし、音楽とか演劇とか映画館で映画を見るという生でエンターテイメントを味わうという“感触”も失われていた時期でした。それをテーマに、“感触とは何なのか”“感触が失われた時期は一体どういうことだったのか”というのを探せたらいいなと思っています」とコメントしている。

 映画『DIVOC‐12』は、10月1日より全国公開。

短編映画集『DIVOC‐12』上田慎一郎監督チーム4作品 予告映像

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