『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ラミ・マレックがシリーズ最凶の悪を語る特別映像解禁
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俳優ダニエル・クレイグ主演の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』より、シリーズ最凶の敵サフィン(ラミ・マレック)に迫る特別映像が解禁された。
【動画】シリーズ最凶の敵ラミ・マレックにフォーカス 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』特別映像
「007」シリーズ第25作となる本作は、第21作『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)からジェームズ・ボンドを演じてきたダニエル・クレイグにとって、5作目にして最後のボンド役となる。謎に包まれた敵サフィン役には『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優ラミ・マレックが抜てきされた。
解禁された映像は、手に汗を握る激しいカーチェイスの末に宙を舞う車、銃を構えるサフィン、険しい表情のジェームズ・ボンドの表情が映し出され、冒頭で最凶の頭脳派サフィン(ラミ・マレック)の目的が「復讐(ふくしゅう)」であることがうかがえる。
「君の最愛の人を殺す」「愛した人は全員失ったわ」と、心の揺れと抑えきれない衝動に葛藤するマドレーヌとサフィンが相対する場面も。なぜ、サフィンはマドレーヌと会っているのか? サフィンが語る「君の最愛の人」とは一体誰なのか? また、サフィンが着用する能面や、アジトとおぼしき場所で見られる日本風庭園、和装風の衣装など、日本を感じさせるアイテムが随所にちりばめられ、サフィンの謎はますます深まる。
さらに、孤独を抱えた様子のマドレーヌの語りでは「あなたがわからないなんて…」と、ボンドとの関係に新たな謎が生まれる。最後には、「お前は用無しだ」「お前のような奴がいる限りそうはならない」とサフィンとボンドのスリリングな息を呑むやりとりも。果たして、「何百万人もの命を奪う」というサフィンの脅威をボンドは「手遅れになる前に」止めることはできるのか? 「全てを変えるミッション」の意味とは?
ラミ・マレックが「サフィンを自分が英雄だと信じる謎めいた存在にしたかった」と語るように、ボンドとサフィン、人類を巻き込んだ最も挑戦的で困難なミッションに隠された<陰謀の存在>を予感させる。表情を殺し冷酷なサフィンが抱える闇を醸し出す、ラミ・マレックの圧巻の演技が見どころだ。
監督のキャリー・ジョージ・フクナガは、「彼(サフィン)が何を望み、何をしようとしているのか。それが、ボンドと人類にとって最凶の悪として立ちはだかる」と語り、マレックもまた「サフィンは手強い相手だ。ボンドはそれに対峙しなければならない」とボンドの苦戦を示唆している。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10月1日より全国公開。