ダニエル・クレイグ、ボンドの最期は「必要なことだった」
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でシリーズから卒業したダニエル・クレイグ。本作でジェームズ・ボンドは悲劇的な最期を迎えたが、演じたダニエルが「必要なことだった」と述べた。
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2006年公開の『007/カジノ・ロワイヤル』から、昨年公開された『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで、5作品、実に15年にも渡ってジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグ。この度Los Angeles Timesのインタビューで、『007』シリーズから身を引くには、いくつか理由があったと明かした。
「2つある。1つが僕自身のためで、もう一方はシリーズのためだ」とコメント。「シリーズのためというのは、僕が長く務めてきた(世界観を)一度リセットし、新たにスタートを切るためだ。僕としては、“またリセットする必要があるよ、だから僕のキャラクターを死なせよう。そして新しいボンドを、新しいストーリーを見つけよう。23歳や25歳、30歳くらいから始めるんだ”、と言う感じだった」と述べた。
続けてダニエルは、「もう一方は、僕が次に進むために必要だった。もう戻りたくなかった。もしまたオファーされたらラッキーだと思うべきだけど、実際のところはもう先に進む必要があった。ボンドは愛のために犠牲になった。これ以上素晴らしい犠牲はないよね。だからボンドの最期としては良かったと思う」と答えている。
『007』シリーズから身を引いたことで、『ナイブズ・アウト』でアメリカ南部なまりのある役を演じるなど、ダニエルは新境地を開拓した。また、前妻との間に娘がひとり、妻レイチェル・ワイズとの間に4歳の娘、レイチェルとダレン・アロノフスキー監督との間に16歳の息子がいるダニエルは、家族との時間も増えたと明かす。
「僕は今、自分で仕事を選ぶことが出来る。俳優として、僕は今とても恵まれた状況だ。僕には家族がいて、ほとんどの時間を一緒に過ごす必要があるんだ。僕が嫌われるまではね。その後、離れて仕事をする事も出来る。今の僕にとって、より重要なことなんだ」と語った。