『前科者』新キャストに磯村勇斗 岸善幸監督作品初参加に「たまらなく楽しかった」
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有村架純が主演し、V6の森田剛が共演する映画『前科者』に、俳優の磯村勇斗が出演することが決まった。事件を追う刑事役を演じる磯村は、岸善幸監督作品への初参加に「長回しや一発本番などの演出が緊張感もあり、たまらなく楽しかったです」とコメントした。
【写真】映画『前科者』第1弾ビジュアル
原作は「ビッグコミックオリジナル」（小学館）にて連載中の、原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画。罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描く。2019年の「第3回さいとう・たかを賞」の最終候補に選ばれた。11月20日より連続ドラマ版（WOWOW）が放送・配信され、2022年1月に映画版が公開される。
監督は、映画『あゝ、荒野』で数々の映画賞を受賞した岸善幸。コンビニでアルバイトをしながら罪を犯した人間に寄り添う国家公務員・保護司を無給で引き受ける主人公・阿川佳代を主演の有村が演じ、佳代の元で社会復帰のため更生していたが突然姿を消す男・工藤誠を森田が演じる。
磯村が演じるのは、若手刑事の滝本真司役。更生間近で姿を消した工藤を追う中で、中学時代の同級生だった佳代と再会。被害者や遺族の想いを胸に犯罪者を追う者として、加害者の更生を願い寄り添い続ける佳代と対峙する。
磯村は、連続テレビ小説『ひよっこ』（NHK）以来の共演となる有村に「いつかまた一緒に作品作りをしたいと思っていたので、今回、映画で再び共演することができ、うれしかったです」と喜ぶ。初となる岸監督の現場については「ずっとドキュメンタリーを撮られてきた方ならではの、長回しや一発本番などの演出が緊張感もあり、たまらなく楽しかったです。『緊張の中で生まれるものを見てみたい』とおっしゃられていて、集中力のいる刺激的な現場でした」と振り返った。
映画『前科者』は2022年1月公開。ドラマ版はWOWOWにて11月20日より放送・配信（Amazon Prime Videoで見逃し配信）。
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