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西島秀俊、主演ドラマ『真犯人フラグ』は「幸せなシーンを撮っていても不安になる時が」

ドラマ

 10日に放送がスタートする新ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)に出演する、西島秀俊、宮沢りえ、芳根京子、佐野勇斗が、本作の見どころを語るコメントが到着。世の中から“疑惑の男”扱いされてしまう主人公を演じる西島は、「新しい台本が来る度に、本当にびっくりするんですよね」と先が読めないストーリー展開の魅力を語った。

【写真】ドラマ『真犯人フラグ』に出演する宮沢りえ、芳根京子、佐野勇斗

 本作は、秋元康が企画・原案を務め、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ)スタッフが“一億総推理作家時代”に贈る、2クール連続放送のノンストップ考察ミステリー。

 ごく普通の真面目なサラリーマンだが、家族が失踪したことで日本中の注目を浴びる“疑惑の男”になってしまう主人公・相良凌介を西島が演じ、ある日突然子どもと共に姿を消してしまう凌介の妻・真帆役で、民放連続ドラマへの出演は2004年10月放送『一番大切な人は誰ですか?』(日本テレビ系)以来17年ぶりとなる宮沢、失踪の謎を凌介と共に追う部下・二宮瑞穂役で芳根が共演。佐野は、ITベンチャー「プロキシマ」を立ち上げた大学4年生の若き起業家・橘一星役を演じる。

 今作では、キャストにも自分の役の秘密以外は知らされておらず、誰も結末を知らないそう。衝撃展開がたたみかけるノンストップ・ミステリーに、誰が真犯人なのか俳優陣も推理が止まらないようだ。

 お人好しの平凡なサラリーマンだが、家族が失踪し“真犯人フラグ”を立てられてしまう主人公・相良凌介を演じる西島は、「新しい台本が来る度に、本当にびっくりするんですよね。毎回『えっ、何してるのこの人!?』という感じになるので、台本を読むのが楽しみです。何なら家族も結構怪しいんですよね。幸せなシーンを撮っていても、すっと不安になる時があるんですよ」と、最近は愛する家族でさえも怪しんでいると言う。

 凌介の妻で、家族の中で明るく太陽のようなムードメーカーの相良真帆を演じる宮沢は、「1話の中で失踪してしまうので2話からは回想で出てくるんですけど、その中で、とても楽しい家族の風景が重なっていく感じです、今のところは。毎回、『えっ、この人なの!? 理由は? なんで?』って、私も台本を読みながら驚いています。でも主役の西島さんが一番振り回されてるんじゃないですかね。私は一観客になってます」と語る。

 凌介の会社の部下で、一緒に事件を推理していく二宮瑞穂役の芳根は、自身の役について「瑞穂はすごく心理の分野に詳しくて、頭の回転が速いんですよね。相良課長がテンパってぽーっとつっ立ってるのを、『課長、これはこうですよ!』と引っ張るみたいな。課長と瑞穂のバランスがいい関係だなって思ってます。第1話に衝撃的なラストがあって、これが20話続くんだ!っていうハラハラ、ドキドキ感もあり、視聴者の方と一緒に歩いていくドラマって、なんか嬉しいなって思っています」と、西島とのコンビにとどまらず、視聴者とも一緒に謎に立ち向かう楽しみを語った。

 そして、まだ謎につつまれているITベンチャー企業「プロキシマ」の社長・橘一星役を演じる佐野勇斗は、「アメリカに留学した経験もあって、すごくエリートな役どころなのかなと思います。正直、1話2話を見て下さった方は、『事件に全然関係ないじゃん』と思われるかもしれませんが、これから深く関わってくるのではないかと。皆様いろいろ予想していただけると幸いでございます」と語った。

 ドラマ『真犯人フラグ』は、日本テレビ系にて10月10日より毎週日曜22時30分放送。

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