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ビーニー・フェルドスタイン、『ビルド・ア・ガール』は「女性にとってモチベーションや励みになる作品」

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映画『ビルド・ア・ガール』主演のビーニー・フェルドスタイン
映画『ビルド・ア・ガール』主演のビーニー・フェルドスタイン(C)Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television > Corporation, 2019

 『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのプロデューサーが製作を手掛ける女優のビーニー・フェルドスタイン主演最新作『ビルド・ア・ガール』。このたび、国際ガールズ・デーとなる本日10月11日、自らの力で未来を切り開くヒロインを熱演したビーニーのインタビュー映像が解禁された。

【動画】ビーニー・フェルドスタイン、10代の女性たちにエール 『ビルド・ア・ガール』インタビュー

 オアシス、ブラー、プライマル・スクリーム、ハッピー・マンデーズ、マニック・ストリート・プリーチャーズといった人気バンドがUKロックシーンに旋風を巻き起こした90年代前半のイギリスが舞台の本作は、当時音楽批評家として活躍していた人気コラムニストで作家のキャトリン・モランの半自伝的小説を映画化。90年代UKの音楽業界に単身で乗り込んだティーンの奮闘を描く青春エンパワーメントムービーだ。主演、監督、プロデューサー、脚本など主要スタッフのすべてが女性主導で製作された。

 本日10月11日は、「女の子の権利」や「女の子のエンパワーメント」の促進を広く国際社会に呼びかける日として、国連によって定められた国際ガールズ・デー。主演のビーニーが、現代女性にエールを贈る本作の魅力について熱く語るインタビュー映像が公開された。

 失敗やチャレンジを繰り返しながら、がむしゃらに突き進む主人公の高校生ジョアンナを演じたビーニー。「原作小説とこの映画は、ティーンの女の子にとって大切な作品だと思う」と語り、その理由として「女性たちには、自分の代弁者となってくれる作品がほとんどないから。私たちは本や映画を見たりする時に、男性キャラクターに自分を重ねるしかない」と、共感できる女性主人公の映画が少ないことを指摘する。

 本作の魅力については、「ジョアンナはふくよかで、スタイリッシュとか美しいとは無縁の子なの。でも、彼女には才能がある。その才能とは、文章を書くことと、元気いっぱいなこと。彼女は目的を達成するためにたくさんのことを経験するけど、最終的には自分が望む人生を実現させるの。その意味で女性にとって、モチベーションや励みになる作品だと思う」「いわゆる“普通”の型にはまっていない女の子が、仕事を得て、成功して、恋をする姿を見るのは本当に重要なこと」などと熱弁。

 そして「この映画は女性たちに、失敗してもいい、得意なことがあってもなくても、成功してもしなくても、人間らしくあればいいと許してくれる。失敗する日もあれば成功する日もある。そんなメッセージを送っているのだと思う」と語っている。

 本作について、プロデューサーのアリソン・オーウェンは「特に、ソーシャルメディアが発達した現代では女性、特に若い女性は、四六時中自分がどうあるべきか、どう思うべきかというイメージを見せつけられています。でも、本当はいつでもなりたい自分になれるし、一瞬ですべてが変わる。それこそがこの作品を通じて提示したい“自由”」。同じくプロデューサーのボニー・チャンスも「一度失敗したら終わりという風潮が強くある今、人々が『ビルド・ア・ガール』を観て、笑ったり楽しんだりしてくれることを願っています。世界に出て自分の道を歩むことができると感化されてほしい」とコメントを寄せている。

 映画『ビルド・ア・ガール』は、10月22日より全国公開。

映画『ビルド・ア・ガール』ビーニー・フェルドスタイン インタビュー

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