『おかえりモネ』菅波、百音へあえての厳しい言葉に視聴者感心「愛を感じる」
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女優の清原果耶がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第22週「嵐の気仙沼」(第108回)が13日に放送され、地元での仕事に悩みを抱える百音(清原)に、恋人の菅波(坂口健太郎)があえて投げかけた厳しい言葉に、ネット上には「冷たいようだけどこの方が優しい」「愛を感じる」といった反響が巻き起こった。
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百音は漁協の組合長・滋郎(菅原大吉)に海上気象の解析や詳細情報などの提供ができないかと提案するが相手にされない。さらに、市役所に話を持ちかけていた「けあらしツアー」も断られてしまう。そして農家の女性(小野寺ずる)から相談された畑の野菜の生育と天気の関係についても、具体的な打開策を提示できずにいた。そんな中、菅波から電話がかかってくるが、百音は電話を取ることをためらってしまう。
百音は改めて“電話に出なくてごめんなさい”とメッセージを送り、声を聞いてしまうと考えがまとまらないまま菅波にぶつけてしまいそうなことを伝える。そして百音は、顔が見える人のために気象の仕事がしたいと思って地元に帰ったものの、自分が伝えている気象の情報は地元の人を落胆させるものばかりになっていることを説明。“私は雨を降らせることはできないし、海風を吹かせて魚が集まる冷たい海流を引き寄せることもできない”とつづると“自然を前にして、やはり無力です”と心境を吐露する。
数分後、百音の携帯に菅波からメッセージが返ってくる。そこには“自分で選んだんでしょう”“それとも東京に戻りますか?”と書かれている。菅波からの言葉に、ネット上には「ひさびさにキレのある菅波節」「内角高めに投げ込んでくるなあ」「あえて厳しく言う菅波先生マジ先生」などの声が寄せられた。その一方でメッセージが菅波の穏やかで温かい声で読み上げられると、ネット上には「半端な慰めなんてしないやっぱり菅波先生は素敵」「冷たいようだけどこの方が優しい」「文字だけ見るとキツイけど、先生の声で言われると愛を感じる」といった投稿が相次いだ。
菅波からの厳しくも優しいメッセージを受け取った百音は“わたしはここにいます”と決意のメッセージを送信。互いを尊重し真摯に向き合う百音と菅波の関係性が伝わるこのやりとりに、ネット上には「この2人ならこの先何があっても大丈夫だと思えるよ」「菅モネの絆と尊さが伝わってくるわー」「依存ではなく、対等な大人の関係だなぁと感心」などのコメントも寄せられていた。