新生バットマンにキャットウーマン、ペンギンやリドラーの姿も！　2022年春公開新作、US予告公開

映画

公開日：2021/10/18 17:30

【動画】ロバート・パティンソンが新バットマンに！『THE BATMAN』US版予告

　クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来のバットマン単独映画となる本作。バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンを描いた作品で、ヴィランたちもまたヴィランとして完全になる前の姿として描かれている。
　
　新バットマン／ブルース・ウェイン役を演じるのは、『ハリー・ポッター』や『トワイライト』シリーズでブレイク後着実にキャリアを積み、『TENET テネット』で主人公のバディ“ニール”を好演したロバート・パティンソン。監督・脚本を務めるのは、『クローバーフィールド／HAKAISHA』や、『猿の惑星：新世紀（ライジング）』『猿の惑星：聖戦記（グレート・ウォー）』のマット・リーヴス。

　本作では、多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役にコリン・ファレル、リドラー役にポール・ダノ、キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役にジョン・タトゥーロ。そしておなじみのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役は、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトがそれぞれ演じる。

　今回解禁されたのは、10月17日に行われた世界同時オンラインイベント「DC ファンドーム」にて公開された新たなUS予告映像。新生バットマンやキャットウーマン、宿敵リドラーやペンギンが次々と登場する。

　「夜空に光るシグナルはただの合図じゃない、警告だ」─。突如暗闇から現れ、瞬く間に敵を倒していくのは、ロバート演じる新たなバットマン。自らの危険を顧みず、ゴッサム・シティを守るため孤独な戦いに身を投じていく、若き日のヒーローの姿を確認することができる。

　そんな破滅の道を進まんとするバットマン／ブルース・ウェインに歩み寄るのは、善と悪の境界線をまるで猫のように闊歩するキャットウーマン（ゾーイ）。「私たち似てるのかも」とバットマンに優しく囁き見つめ合い、どこかロマンスを漂わせる。そのほか、「このままでは、あなた様は全てを失う」と誰よりもブルースの身を案じ、彼にとって肉親以上の存在とも呼べる執事アルフレッド（アンディ）の姿も。
　
　映像にはさらに、ヴィランたちも登場。警察に連行された謎の男が残したコーヒーカップに浮かぶ「？」の文字。そして「黒くて、青くて、死んでるモノ、なーんだ？」という“なぞなぞ”。天才的な知能を持つヴィラン“リドラー（ポール）”が不気味な存在感を放ち、波乱を巻き起こすことを予感させる。同じく有名ヴィランの一人であり、バットマンにとっては最も古い宿敵の一人と言われる、邪悪な心を持つ狡猾な策略家“ペンギン（コリン）”も登場し、「俺の勝ちだ！」と笑いながら車で走り去るも、激しく燃え上がる炎の中から現れたバットマンにバットモービルで猛追される姿が描かれている。

　果たしてバットマンの「俺は“復讐”だ」という言葉の真意は。ヴィランたちは、バットマンとどのような死闘を繰り広げるのか。また、若き日のバットマンがいかにして“ダークヒーロー”としての道を歩んだのか。新たな1ページが開かれようとしている。

　映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』は2022年春公開。