尾上菊之助、新朝ドラで銀幕の大スターに 3人のヒロインの物語に関わるキーパーソン
女優の上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がトリプル主演する11月1日スタートの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)の追加キャストとして、歌舞伎俳優の尾上菊之助の出演が発表された。3人のヒロインの物語すべてに関わるキーパーソンで、日本映画界を率いる銀幕の大スターを演じる。
【写真】銀幕の大スター・桃山剣之介を演じる尾上菊之助
本作は、ラジオ英語講座と共に歩んだ3人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリー。初代ヒロイン・橘安子(上白石)は、1925(大正14)年3月22日、日本でラジオ放送が始まった日に生まれ、100年の物語が始まる。二代目ヒロイン・るい(深津)、三代目ヒロイン・ひなた(川栄)と、3人のヒロインがラジオ英語講座を聴き続けることで、夢への扉を開いていく。
菊之助が演じるのは、戦前から活躍する銀幕の大スター・桃山剣之介(ももやま・けんのすけ)。デビュー作の『桃から生まれた剣之介』からモモケンの愛称で親しまれる桃山は、清新な演技と甘いルックスを兼ね備えており、時代劇映画『棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)見参』が大ヒットしてシリーズ化され、人気を不動のものとする。
出演にあたり菊之助は「ふだん歌舞伎をやっている私には、銀幕の時代劇スターの役は斬新なので、皆様には新鮮な気持ちで見ていただけるのではないかと思います。今回は、3世代のヒロインが100年にわたって織りなす物語です。私がそこにどんなふうに寄り添い、関わらせていただけるのかご注目していただきたいと思っています」とコメントしている。
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、11月1日よりNHK総合にて毎週月~土曜8時ほか放送。