永野芽郁、学生たちの悩みにアドバイス 独特な早寝早起き法を明かす
女優の永野芽郁が20日、都内で開催された映画『そして、バトンは渡された』学生限定サプライズ登壇試写会イベントに登壇。学生たちの悩みにアドバイスを送る一幕があった。
【写真】学生限定試写会にサプライズで登場した永野芽郁
累計発行部数100万部を突破した本屋大賞受賞の瀬尾まいこの同名小説を映画化する本作は、4回苗字が変わった優子(永野)が母からの手紙をきっかけに、はじめて家族の命をかけた嘘を知り、想像を超える愛に気付く感動作。
高校生と大学生を集めた学生限定の試写会となる本イベント。劇中で優子の血のつながらない父親を演じた田中圭より学生へ向けたメッセージ動画が流れる中、田中の突然の呼び込みで永野がサプライズ登壇すると、会場は騒然。永野が「私、一緒に(試写を)観ていたんです」とニヤリ顔で明かすと会場からは驚きの声が上がり、「すすり泣いている声も入ってきて。皆さんの声が聞けて、すごくうれしいです」と満面の笑み。今回のイベントが観客の上映後の反応を見る初めての機会になるが、「届くものがあったのかと思うと、すごくうれしいです」と感極まった声で口にすると、会場に温かい拍手が溢れた。
劇中で卒業式のシーンでピアノに挑戦した永野は、「『旅立ちの日』は中学校の卒業式の日に実際に歌っていて。友達がピアノを弾いていたので、自分が弾いてみて、あの子のすごさを知りました」としみじみ。父役の田中のエピソードを聞かれると、「寝ぐせがひどい。芸術で写真展を開いてほしいです。あと、意外とお茶目。よくわからない嘘を言ってくるんですけど、人を和ます力のある方だと思います」と賛辞の言葉を贈っていた。
イベントでは、学生が永野へ本作の鑑賞直後の感想や質問を伝えたり、永野に言ってほしい応援メッセージをリクエストしたりする一幕も。印象に残ったシーンを聞かれた永野は「卒業式のシーンですね。ピアノを練習し、苦戦しながらやったので」とニッコリ。「早寝早起できるようになるには?」という質問が及ぶと、「それは頑張るしかない。頑張って」と満面の笑みで答え、会場からは「かわいい」の声が。
また、「早寝早起きは得意ですね。本当はよくないけど、眠れないときは寝ようと思わず寝ないこと。次の日まで頑張って起きて、夜になって早い時間に寝ればそのリズムが作られます」と独特なアドバイスを。学生時代にやっていてよかったことを聞かれると、「やれてないことばっかりなんだよな」とこぼすしつつ、「勉強できる時間は貴重だったんだなと今気付いて。授業の半分くらいは聞いて勉強してほしいです。頑張りは報われるので頑張って」とエールを送っていた。
映画『そして、バトンは渡された』は、10月29日より全国公開。