今夜放送『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』石川由依&浪川大輔がコメント「強い子になったな」
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アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が今夜10月29日から2週連続で『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)にて放送されるのを前に、ヴァイオレット役の石川由依とギルベルト役の浪川大輔からコメントが到着した。
【写真】石川由依、浪川大輔が演じたヴァイオレットとギルベルト
京都アニメーション制作の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、電話も普及しておらず、手紙が誰かに思いを伝える重要な手段だった時代に、感情を持たない少女ヴァイオレットが、代筆の仕事を通して愛を知るまでの成長の物語。
『金曜ロードショー』では、10月29日に『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』テレビシリーズを石立太一監督監修で新たに再構成した「特別編集版」を、また11月5日には劇場版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』を本編ノーカットで地上波初放送する。
石川は主人公ヴァイオレットの魅力を「ゼロの状態からスタートして、何も知らないからこそ、人を傷つける事も中にはあるのですが、だからこそ、はっとさせられる事がたくさんあって…。そこからたくさんの人に色々な事を教えてもらいながら成長してゆく姿にも胸を打たれます。最初は本当に折れてしまいそうなか弱い存在だったのに、(物語の終盤では)強い子になったな…と尊敬の念を抱きました」と語った。
演じるにあたり注意した点については「最初のアフレコで監督から『(戦う武器として育てられ人の感情がわからないヴァイオレットの)今の段階の感情はゼロで、赤ちゃん状態』と言われ、どう自分の感情をゼロにして言葉を発するかに苦心しました。ヴァイオレットはまだ物事をよく知らず、言葉自体は知っていても深い意味は知らない状態なので、思った言葉がストレートに口からポロポロ出てくるように間を作らずにしゃべるのを心がけました。そんなヴァイオレットが少しずつ成長してゆくのですが、先の話数までシナリオを読んで、成長の度合い(ペース)を考えながらアフレコにのぞみました」と振り返った。
浪川はギルベルト役について「TVシリーズでのギルベルトは、過去は美化されるもので、よりステキなポジションに居させてもらってます」と話し、視聴者に「泣く準備をしてから視聴してくださいませ。観終わって、その余韻に浸りつつ眠りにつけたらきっと幸せだと思います。最高傑作を全身で浴びてください。必見です!」とメッセージを寄せた。
アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版』は10月29日、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』は11月5日、『金曜ロードショー』にて放送。