全米各州上映禁止の問題作『悪魔のサンタクロース』シリーズ ブルーレイがクリスマスイブに発売
子どもの憧れサンタクロースが人々を惨殺する内容に全米のPTAが大激怒、各州で上映禁止が相次いだ米国のカルトホラー映画『悪魔のサンタクロース』シリーズ2作のブルーレイが、クリスマスイブの12月24日に発売されることが決まった。
【写真】伝説のスプラッターホラー『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』フォトギャラリー
『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』(1984)は、2016年にリメーク版も公開された80年代を代表する伝説のスプラッターホラー。サンタクロースを殺人者にしたことで子どもの夢をぶち壊したとして保護者や宗教団体から抗議を受け、物議を醸した。
幼い頃、クリスマス・イヴの日に両親をサンタのふん装をした強盗に殺されたビリー。内なる狂気を抱える彼が18歳になった時、勤め先のおもちゃ屋でサンタクロースの恰好をさせられ…。監督はチャールズ・E・セリア―・Jr。
その正統続編『悪魔のサンタクロース2 鮮血のメリークリスマス』(1987)では、ビリーの弟リッキーが残虐な殺人者へひょう変する。
兄の殺人事件後、養子に出たリッキーはサンタを連想させる赤い物を見るとパニックを起こすようになる。そんな中、リッキーは幼い頃すごした孤児院の憎しみ深い院長に兄のかたきとして報復を決意する。監督はリー・ハリー。
『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』『悪魔のサンタクロース2 鮮血のメリークリスマス』のブルーレイは、それぞれキングレコードより12月24日発売。各5280円。