『犬王』ティザービジュアル解禁 ロッテルダム＆アングレーム映画祭で上映も
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映画『犬王』より、犬王と友魚、友情物語の始まりを予感させるティザービジュアルが解禁された。また、本作をはじめとする湯浅政明監督作品のロッテルダム国際映画祭での特集上映と、日本映画初となるアングレーム国際漫画祭での本作の仏プレミア上映＆アート展開催が決まった。
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本作は、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。湯浅政明（監督）×野木亜紀子（脚本）×松本大洋（キャラクター原案）×大友良英（音楽）といったクリエイターが集結。古川日出男の小説『平家物語 犬王の巻』を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。
ティザービジュアルには、異形の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚が、その琵琶の音色に乗って楽しげに踊る姿がカラフルな色彩で描かれている。偶然にも運命の出会いを果たした2人が、時代や境遇をものともせずに無我夢中で自由自在に踊る姿は、「ここから始まるんだ。俺たちは。」のキャッチコピーと共に、これまで常に斬新な世界観を作り上げてきた湯浅監督による、見る人の胸を熱くするような新たな物語の始まりを予感させる。
さらに、「ヴェネチア国際映画祭」「トロント国際映画祭」「釜山国際映画祭」などの海外映画祭、東京国際映画祭での上映に続き、本作が「第51回ロッテルダム国際映画祭」でも上映される。『犬王』だけでなくFilmmakers in focus部門で「湯浅政明監督特集上映」として、テレビアニメ『四畳半神話大系』や映画『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』などが一挙に上映。
またフランスでは、2022年1月27～30日に開催されるヨーロッパ最大の漫画祭のひとつ「第49回アングレーム国際漫画祭」でプレミア上映とアート展が行われる。これまでに同漫画祭公式部門選出や特集展に複数参加し、フランスでも絶大な人気を誇る松本大洋による『犬王』キャラクターデザインの原画が世界で初めて展示される。アングレーム国際漫画祭は漫画におけるカンヌと言われており、日本映画でプレミア上映とアート展が併催されるのは初となる。
映画『犬王』は、2022年初夏全国公開。
