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黒沢清「私はいつも号泣する」、カーペンター溺愛コメント到着 レトロスペクティブ3夜連続トークイベント開催決定

映画

「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」VHS風ビジュアル
「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」VHS風ビジュアル(C)1988 STUDIOCANAL S.A.S. All Rights Reserved.(C)1981 STUDIOCANAL SAS ‐ All Rights Reserved.(C)1979 STUDIOCANAL All Rights Reserved.

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 2022年1月7日から3週間限定で開催されるジョン・カーペンター監督の特集上映「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」(ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺)について、カーペンターを溺愛する黒沢清監督からコメントが到着。また、同監督をはじめ各界のカーペンター狂が上映作品について語る3夜連続トークイベントの開催も決まった。

【動画】名シーンが蘇る「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」予告

 SF・ホラー作品でカルト的な人気を誇る《ホラー映画の帝王》ジョン・カーペンター監督。『遊星からの物体X』(1982)、『クリスティーン』(1983)など数々の名作を生み出し、多くの映画ファンに愛される名匠の一人だ。40年以上にわたってシリーズが続く伝説のホラー映画『ハロウィン』の最新作『ハロウィンKILLS』(2021)では音楽も手掛けた。

 黒沢監督は今回の特集上映に、「彼の映画のラストシーンで、追い詰められたアウトローは襲いくる権力に対していつも起死回生の一泡を吹かせる。本来ならスカッとするはずが、何故か思わず涙してしまう理由はそこにあった。映画の娯楽性はいまや完全にアウトローであり、評価や大ヒットに対して一泡吹かせるための起死回生の一撃なのだ。“娯楽映画よ永遠なれ”というカーペンターの悲痛なメッセージがそこから聞こえてくる。私はいつも号泣する。それに応える映画の作り手が世界にもっともっといていい。いるはずだ」と熱い想いを寄せた。

 そんな黒沢監督が公開初日のヒューマントラストシネマ有楽町での『ニューヨーク1997』上映にトークゲストとして登壇することが決定。映画評論家の柳下毅一郎氏とともに、唯一無二の存在であるジョン・カーペンターについてや、1981年の劇場公開から40年ぶりにリバイバル上映が実現する『ニューヨーク1997』について存分に語り合う。

 2日目の1月8日はアップリンク吉祥寺にて、「レトロスペクティブ2022」のVHS風オリジナルビジュアルを手掛けたデザイナー・大島依提亜氏と『ジョン・カーペンター読本』の編集に携わった映画評論家で爆音上映boid主宰の樋口泰人氏が、カルト的な人気を誇るSFスリラー『ゼイリブ』についてのトークを繰り広げる。

 トークイベント最終日の1月9日は新宿武蔵野館に、お笑いコンビ・ジャガモンドの斉藤正伸と年間300本もの映画を観るピン芸人・あんこが登場。映画情報を配信するYoutube番組『シネマンション』のレギュラーとして活躍する2人が今回は隠れた名作ホラーと名高い『ザ・フォッグ』について独自の視点で語る。

 さらに、 1月7日からの上映スタートに先駆け、2021年を締めくくるイベントの開催も決定。12月31日にヒューマントラストシネマ渋谷にて、「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」上映作品、『ニューヨーク1997』、『ザ・フォッグ』、『ゼイリブ』4Kレストア版が一挙上映される。この日限定で、スペシャルな音響体験のできるodessa導入スクリーンで上映され、同日に3作品を1つの劇場で楽しめる貴重な1日となる。

 「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」は、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺にて2022年1月7~27日開催。

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