『鬼滅の刃』遊郭編 宇髄天元の“命の順序”に心打たれる「同じ男として尊敬」
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『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)第5話が1月2日に放送。宇髄天元の“命の順序”を決める発言に、視聴者から「もう完璧過ぎる」「嫁様とのやり取り最高すぎる」など絶賛の声が相次いだ。
【写真】「イケメンが過ぎる」宇髄天元にファンもん絶 『鬼滅の刃』遊郭編イラスト
第5話では、鬼の気配を突き止めた嘴平伊之助が、上弦の陸・堕姫の“蚯蚓帯(命名:伊之助)”に取り込まれた人間の救出にあたる。人間を守りながらの戦闘は難しく、帯から脱出したまきをと須磨が加勢しても劣勢を強いられていた。その時、同じく帯から解放された我妻善逸が参戦。そして直後、轟音と共に宇髄が現れる。
「元気そうで何よりだ」とほほ笑む宇髄を見て、まきをは「任務遂行より命」と、以前に言われた言葉を思い出す。「一般人も守るが、派手にぶっちゃけると俺お前らのが大事だから死ぬなよ」という宇髄の言葉は命にはっきりと順序をつけるものだが、これは全てを拾うことができない状況もある厳しい状況や自分の弱さを受け入れ、それでも大切な者を守ろうとする宇随の現実的な思考を象徴したもの。その後、「さすが俺の女房だ」と頭をなでられたまきをと須磨は目に涙を浮かべる。
これまでは派手な言動や鍛え上げた美しい姿、コミカルなやりとりが目立っていたが、第5話では宇髄の「まずお前ら3人」と、何よりも妻を生かそうとする言動に多くの視聴者が胸を打たれ、「これは宇髄さんに惚れる かっこよすぎるんですけど!!!」「一般人より嫁の命を大事にする天元様ヤバい素敵すぎる」など大きな反響を呼んでいる。また、「自分の命よりもまず大切な女性!! って決めてる宇髄さんめっちゃ良かった それを言える・行動できるってところも同じ男としてめちゃくちゃ尊敬する」といった同性からの称賛も少なくない。
公式ファンブックによると、宇髄の派手な言動は忍として影に隠れ地味に生きてきた不満が爆発したためとあるが、「生きてるやつが勝ちなんだ」といったセリフをはじめ、劇中では希望的観測を許さない冷静な考え方が随所に見て取れる。『無限列車編』で全てを守ると決めて、実際に守り抜いた煉獄杏寿郎(※)とはまた別の指針を炭治郎たちに示そうとしている。
※「煉」の正式表記は「火+東」