ビリー・バンバン、新曲が『映画ドラえもん』挿入歌に 「孫に自慢できる」「ドラえもんとは、ほぼ同期」
3月4日より公開される『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の挿入歌が、ビリー・バンバンの新曲「ココロありがとう」に決定した。
【写真】初の映画挿入歌を手掛ける兄弟デュオ、ビリー・バンバン
本作は、1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』を、新たな脚本と現代の技術を駆使した3DCGで描く『映画ドラえもん』シリーズ最新作。監督は『映画ドラえもん のび太の月面探査記』で演出を務めた山口晋。脚本は佐藤大。主題歌はOfficial髭男dismが書き下ろした「Universe」。
夏休みのある日。のび太が拾った小さなロケットの中から宇宙人パピが現れる。彼は、宇宙のかなたにある小さな星・ピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れるために地球にやってきたという。最初はパピのあまりの小ささに戸惑うドラえもんたちだったが、ひみつ道具“スモールライト”で自分たちも小さくなって一緒に遊ぶうち、次第に仲良くなっていく。
ところが、パピを追って地球にやってきたクジラ型の宇宙戦艦が、パピをとらえるためにドラえもんやのび太たちを攻撃。みんなを巻き込んでしまったことに責任を感じたパピは、ひとり反乱軍に立ち向かおうとするが…。
本作で初の映画挿入歌を担当するビリー・バンバンは、菅原孝、菅原進から成る兄弟フォークデュオ。1969年に「白いブランコ」でデビューし、「さよならをするために」「また君に恋してる」などのヒット曲を生み出した。麦焼酎「いいちこ」のCM曲も30年手掛けている。弟の進は現在YouTubeチャンネルを開設し、若手アーティストの楽曲を精力的にカバー。今年で結成52周年を迎える。
そんな彼らの新曲「ココロありがとう」のテーマは、「兄弟愛」。映画のドラえもんとのび太を兄弟と見立ててビリー・バンバンにオーバーラップさせ、菅原兄弟が織りなすクリスタルボイスで彩る。今回の挿入歌担当について、兄の孝は「心より嬉しいです。孫に自慢できる(笑)」とコメント。弟の進は「本当に光栄です。兄弟で喧嘩しながらもここまで続けてきて良かった。ちなみにドラえもんとは、ほぼ同期みたいです(笑)」と語っている。
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』は2022年3月4日公開。