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永瀬正敏主演『ホテルアイリス』官能の本予告映像解禁

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映画『ホテルアイリス』場面写真
映画『ホテルアイリス』場面写真(C)長谷工作室

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永瀬正敏

菜葉菜

寛一郎

奥原浩志

小川洋子

 芥川賞作家・小川洋子の小説を、俳優の永瀬正敏を主演に迎えて映画化した『ホテルアイリス』より、官能の本予告映像が解禁された。

【動画】永瀬正敏と陸夏がのめり込む禁断の世界 『ホテルアイリス』本予告

 本作は、小川洋子の小説「ホテル・アイリス」(幻冬舎)を、国内外で高い評価のある『波』『黒四角』の奥原浩志監督がメガホンをとり映画化した日・台合作映画。永瀬が大人の男の色気をまとうミステリアスなロシア文学翻訳者を演じ、マリ役を台湾のアップカミングスター・陸夏(ルシア)が務める。共演には、リー・カンション、菜葉菜、寛一郎、マー・ジーシャンなど、日台の実力派俳優たちが集結した。

 寂れた海沿いのリゾート地。そこで日本人の母親が経営するホテル・アイリスを手伝っているマリは、嵐の夜階上で響き渡る女の悲鳴を聞く。赤いキャミソールのその女は、男の罵声と暴力から逃れようと取り乱していた。マリは茫然自失で、ただならぬその状況を静観している。一方で、男の振る舞いに激しく惹かれているもう一人の自分がいて、無意識の中の何かが覚醒していくことにも気づき始めていた。

 男はロシア文学の翻訳家で、小舟で少し渡った孤島で独り暮らしているという。住人たちは、彼が過去に起きた殺人事件の真犯人ではないかと、まことしやかに噂していた。またマリも、台湾人の父親が不慮の事故死を遂げた過去を持ち、その悲劇から立ち直れずにいる。やがて彼女は男が住む島へ導かれ、ふたりだけの禁断の世界にのめり込んでいく…。

 今回解禁されたのは、映像作家・遠山慎二のディレクションによる予告映像。主人公マリの下着がハサミで切り裂かれる衝撃的なシーンから始まる。続いてマリが、支配的な母親(菜葉菜)からの干渉や、ホテルアイリスの従業員からの密告、亡くなった愛する父親の幻像などに翻弄されながらも、ロシア文学の翻訳家(永瀬)に出会い、惹かれていく様子が描かれる。

 その後、売春婦の死、警察からの尋問など、二人の愛の行手を阻む疑惑が次々と明らかに。それでも「私たちに構わないで。私は彼を愛してる」ときっぱり言い放つマリ。果たして二人の愛の行方は…。

 映像にはそのほか、肉体だけでなく精神的にも二人を繋ぐ拘束具など、原作ファンを唸らせるカットや、翻訳家の住む孤島へ向かう渡し舟も映し出される。あの世とこの世を繋ぐ役割を持つ渡し船が登場する場面は、奥原監督のオリジナル脚色により撮られた幻想的なシーンだ。

 また、映像の全編で流れるチェロの旋律は、ポーランド出身のスワペック・コバレフスキによるもの。台湾語と日本語が行き交う展開がより一層、何処の国とも言えない幽玄な世界観を醸し出し、観るものを眩惑の世界へと導いていく予告映像となっている。

 今回、予告映像と併せて、キャスト、スタッフ、原作者からのコメントも到着。永瀬は本作の撮影を振り返り「台湾の優れた映画人とのコラボレーションは、あらためて様々な“情”を感じる素晴らしいものでした」と語っている。

 映画『ホテルアイリス』は2月18日より全国公開。

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『ホテルアイリス』小川洋子、永瀬正敏らのコメント全文

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映画『ホテルアイリス』本予告

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