クランクイン!

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植木等
出身地:愛知県名古屋市(出身は三重県)
生年月日:1926/12/25

植木等 出演映画作品

  • 舞妓Haaaan!!!

    制作年:2007年6月16日(土)公開

    現代の常識では計り知れないルールやしきたりに満ち、「一見さんお断り」という神秘のベールに包まれた“舞妓“の世界をネタに、人気脚本家の宮藤官九郎が書き下ろした爆笑シナリオを映画化。阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウらの超異色キャスト、グループ魂と柴咲との夢のコラポによる主題歌も話題の前人未到のエンタテインメント超大作だ。

  • 刑事物語4 くろしおの詩

    制作年:

    護送中の犯人に逃げられたため免職になった片山は、キャバレーに再就職。実は、麻薬に絡んだ殺人事件の捜査のために署長が仕組んだことだった。腕を買われた片山は山梨組の身内に。片山の素性を知る組長は、若頭の企みを阻止するよう片山に頼むのだった。

  • ホラ吹き太閤記

    制作年:

    戦国時代を無責任時代と見たて、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)をホラ吹き無責任男に設定した時代劇コメディ。主演は当然、植木等。“ブワッーと行こうぜ、ブワッーと“というかけ声とともに、あれよあれよと昇進していく藤吉郎が痛快。

  • だまされて貰います

    制作年:

    「日本一のワルノリ男」に続く植木等と加藤茶のコンビによる作品。ホラ吹き男・伊賀は東北の田舎町から花子を東京へ連れ帰る。その花子を追って忠作も上京する。一方伊賀は、水をガソリンに変える機械の発明に熱中する早川源内と知り合い、一世一代の詐欺を企てる。

  • 無責任遊侠伝

    制作年:

    上田ヒトシは生来の博才で、勝負ごとには絶対負けないツイてる男。フィアンセの泉カネ子が彼を強引に阿波商事へ入れるが、上田は得意の博才で大商談をまとめてしまう。犬アレルギーという弱点が設定された。

  • 花のお江戸の無責任

    制作年:

    父親を闇討ちされた古屋助六は、仇討ちのために江戸へ向かうが、仇の目印は、背中の刀傷だけという心細さ。だが根っから陽性の助六は、そんなことは意に介さず、“早いとこパッパッと勝負をつけて、半年ばかり江戸で遊んでこよう“といたってゴキゲン。

  • 喜劇 泥棒大家族 天下を盗る

    制作年:

    原作は東京新聞の加藤延之記者の潜入ルポルタージュ『こちら特捜部・泥棒村潜入記』。九州の筑豊炭田にある全住民200余人が、血縁で結ばれた一大万引き団を形成し、前科はしめて309犯、年間稼ぎ高2億円という泥棒大家族の人間模様を描く大ケッサク喜劇。

  • 日本一の断絶男

    制作年:

    一流会社への就職を夢見る青年・丸山と、そのおさな友だちミミのもとに現れたナゾの男・日本一郎は、丸山とミミをさんざんカモにしたあげく、自分はとんとん拍子の運の良さで大金持ちになっていく……。植木等が主役というよりは狂言回しにまわった作品。

  • 日本一のショック男

    制作年:

    “日本一の~男“シリーズの最後の作品。東北の田舎町・霜焼村に押しよせた過疎の波を懸命に防ごうとする村の巡査、日本一作。一作はある日、東京からやって来た少女の自殺を止める。少女の恋を成就させるために、彼は少女と東京に向かうのだった……。

  • 日本一のゴリガン男

    制作年:

    不況の波が押しよせ、とかくせちがらい世の中を、合理的に計算づくで渡っていこうと決心した日本等。どんどん成績を上げる日本に対し、社内では反感が盛り上がっていく。ゴリガンとは“合理化案“のこと、相変わらずマイペースで突っ走る植木等がおかしい。

  • 日本一の男の中の男

    制作年:

    有能なセールスマン・小野子等は、会社の会長をどなりつけて子会社に左遷される。しかし、ここでも奇抜なアイデアで手腕をふるう小野子と会長の孫娘の間にいつしかロマンスが……。それまでのマドンナ・浜美枝に代わり浅丘ルリ子が共演した痛快な一編である。

  • 喜劇 ふしぎな國 日本

    制作年:

    山口県の田舎町を舞台に、反対を押し切って愛を貫こうとする若い男女の姿を中心に、夫婦や親子の会話、町ぐるみのカラオケ大会、一徹な老人たちの時事放談など“愛すべき日本人“たちの滑稽な現象、言動を追った喜劇。

  • クレージー作戦・くたばれ!無責任

    制作年:

    鶴亀製菓では、新しい清涼飲料水ハッスル・コーラを発売すべく社内一の無気力社員・田中太郎に試飲させるや、あっという間に元気100倍! やがて販売用の新会社が設立され、田中太郎以下7人のスーダラ社員が、あの手この手の販売作戦を展開する。

  • 人間の砂漠

    制作年:

    事件の加害者ではあるが、同時に男社会という枠組のなかで被害者でもあった女子受刑者たち。刑務所という極限の場に送られた彼女たちの姿を通して、現代社会が抱える問題を浮き彫りにした衝撃作。栃木刑務所などをまわり、罪を犯した女性を取材して大反響を呼んだ、早瀬圭一の『長い午後』の映画化。

  • 日本一のヤクザ男

    制作年:

    舞台は昭和初期の任侠の世界。日本一郎は一宿一飯の恩義から、新興ヤクザの根本組と土地の親分・前野組との抗争に手を貸す。しかし、調子のいい日本一郎は、礼金だけをせしめて姿をくらましてしまう……。“任侠ヤクザ“もののパロディー。沢田研二が歌手役でゲスト出演。

  • 愛しのチィパッパ

    制作年:

    妻子ある男性を愛してしまい、父親と口論して家出。やがて男にも捨てられたOL1年生が、これまでの甘い生活を脱却して徐々に自立していく様を描くホーム・ドラマの佳作。“チィパッパ“というあだ名を持つ女主人公に、高見知佳が微笑ましい魅力で挑戦。

  • 俺ら東京さ行ぐだ

    制作年:

    吉幾三のヒット曲『俺ら東京さ行ぐだ』をモチーフにし、映画の中に巧みに取り込んだテンポの良い作品。東京で一生懸命働く息子と、その生活ぶりが理解できず田舎に帰ることを勧める両親との確執を描く。作品のキーとなる部分で、吉幾三本人が顔を出す。

  • あいつに恋して

    制作年:

    北海道・日高の牧場で道産子の馬を育てている青年が、サラブレットに押され気味の道産子馬の優秀性を示そうと、全国行脚の旅に出るという青春映画。ムービー・キャラバン隊を編成し、全国各地を移動しながら撮影するという珍しい製作過程が話題になった。

  • ニッポン無責任野郎

    制作年:

    “真面目な野郎は損をする、嬉しがらせてもうけて逃げる“。これが無責任男・源等(みなもとひとし)の人生哲学。ひょんなことから明音楽器営業部長と知り合った彼は、天性のハッタリとオトボケでまんまと入社に成功し、無責任ぶりを発揮しつつも出世していく。

  • 風の国

    制作年:

    作家などで活躍するマルチ・プレーヤーー、戸井十月の監督作。蔵王の自然を乱開発から守るために立ち上がった7人の男女。彼らとレジャーランド建設をたくらむ大企業の戦いを痛快に描いたアクション・ロマン。バイク・アクションが見ものの、モトクロス版「七人の侍」ともいえる作品である。

  • 日本一の裏切り男

    制作年:

    早坂暁・佐々木守の名シナリオライターがコンビを組み、シリーズ6作目にして監督も須川栄三に代わった。特攻隊員として玉砕したはずの日の本太郎は日本を裏切って生き残り、戦後の荒廃から高度成長の時代へと、しぶとく裏切りを続けながらのし上がる。

  • 水戸黄門〈1978年〉

    制作年:

    常陸の国の西山荘で、悠々自適の生活を送る水戸黄門。そこに加賀百万石、前田家城代家老・奥村作左衛門の息女・由美が現れ、加賀百万石が次席家老・村井主水らに乗っ取られそうとの知らせを聞く。敵の目をくらますため途中で出会った“ニセ黄門一家“と入れかわって加賀へ赴く黄門一行だが……。TVシリーズとは違い、コメディ・スパイスをふりかけた。ビデオタイトルは「東野英治郎の水戸黄門」。

  • 日本一のワルノリ男

    制作年:

    植木等と、ドリフターズの加藤茶を合わせて売り出そうとした作品。加藤茶は植木等に迷惑をかける出来のわるい教え子となり、植木等はここでは従来の“無責任男“ではなくとことん責任をみないと気がすまない男を演じている。久しぶりに浜美枝が共演した。

  • スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ

    制作年:

    青島幸男作詞の同名のヒット曲を題材にしてはいるものの、それを歌ったクレージー・キャッツはハナ肇以外出演していない。新入社員・川口浩と川崎敬三が社長令嬢の獲得を競うラブ・コメディ。実は令嬢にはアメリカに婚約者がいて、二人の夢は破れ、落胆するが、ハッピーエンドが用意されている。

  • 新・喜びも悲しみも幾歳月

    制作年:

    木下監督自身が1957年に作った「喜びも悲しみも幾歳月」のあとを受けて、現代の灯台守夫婦とその周辺を描いた松竹大船撮影所50周年記念映画の一つ。伊豆・石廊崎の風景が美しく、植木等が老け役に味を見せた。

  • サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ

    制作年:

    支社長以下とんとやる気のない三日月物産信州信濃支社の気楽な社員たち。そこへ業績不振に腹を立てた社長の御曹子が乗り込んで来るとの報が入り、社員たちは大あわて……。「スーダラ節・わかっちゃいるけどやめられねえ」に続く植木等のヒット・ソングもの。

  • 喜劇 ここから始まる物語

    制作年:

    主演が植木等であり、題名にも喜劇とうたっているものの、実はシリアス・ドラマという珍妙な一編。売れない小説家が講演会で行う自作の再現と、同じことが現実にも起こるという2部構成で、前半が喜劇調に描かれる。霊感少年と記者の物語で、後年、斎藤耕一はヴィットリオ・デ・シーカ監督の「ミラノの奇蹟」になるはずだったと語っている。

  • あした

    制作年:

    「ふたり」に続く大林宣彦監督の新・尾道三部作の第2作。小型客船呼子丸が乗客9人を乗せて行方を絶ってから3ヵ月たったある日、家族や恋人を失った人々の元に、“今夜午前0時、呼子浜で待っている“という不思議なメッセージが届く。半信半疑ながらも浜に向かう人たち。そこに偶然居合わせた旅行中の女子大生、法子は、孫に会いに来たヤクザの親分の子分が幼なじみの貢であることを知る。消えた人と残された人との約束、法子と貢との約束、それぞれの思いを胸に午前0時を待つ。やがて約束の時間となり、海面から呼子丸の姿が現れ……。束の間の再会と永遠の別れを体験する彼らの、多彩な人間ドラマを描いたファンタジー。

  • 若い季節

    制作年:

    “飲むクリーム”や“液体口紅”など同じ製品が同時に出来あがってしまったプランタン化粧品とライバル会社のトレビアン化粧品。トレビアンの女社長は社内に産業スパイがいるのではと、給仕に調査を依頼し……。連続TVドラマの映画化。

  • 遥かなる甲子園

    制作年:

    聴覚障害というハンデにもめげず、甲子園出場を目指し奮闘する沖縄のろう学校生徒たちの姿をいきいきと描く実話の映画化。この手の作品にありがちな感傷や押しつけのメッセージを避け、生徒たちの前向きな姿勢をサラリと打ち出し、すべての登場人物に好感の持てる気持ちの良い佳作に仕上がっている。

  • 日本一の色男

    制作年:

    当時人気絶頂のコミック・バンド、クレージー・キャッツの映画シリーズの中で、植木等を主役にした“日本一の~男”シリーズの第1作。女子校の卒業式でツイストを踊り出し、クビになった光等は、化粧品会社のセールスマンとなり、メチャクチャなセールスを展開する。

  • 日本一のホラ吹き男

    制作年:

    シリーズ中最高傑作との声もある痛快爆笑の一編。東京オリンピックの三段跳びのホープとして注目を集める初等は、アキレス腱を切って入院。入院中に祖先の伝記を手に入れ“大ボラを吹けど必ず成功し……”という一節に勇気づけられ、日本一の大会社に入社を決意する。入社試験には失敗するが、社長にゴマをすり正社員の座につき、超ハードワークであっという間に課長に出世してしまうのだった……。クレージー・キャッツ最盛期にあたる作品で、超過密スケジュールのあい間をぬって撮影され、植木等など本当に入院しているのに強引に引っぱり出されたという。

  • 日本一のゴマスリ男

    制作年:

    ゴマをすれなかったばかりに万年課長で会社を定年退職した男は、息子にゴマをすらなければ出世はできないと教える。はじめは実力が第一と思っていた息子・中等も、やがて父の教えに気づき、上役にゴマスリ攻勢を始める……。植木等の調子のよさがよく出た作品。

  • クレージーの無責任清水港

    制作年:

    おなじみ“次郎長”ものがネタに。東海道清水港、売り出し中の清水次郎長も経済成長のひずみで一家は火の車、おまけに鷹岡の勘助が喧嘩の機会を狙っていた。そこへC調の風来坊・追分三五郎がやってきて大騒動が始まる。

  • 本日ただいま誕生

    制作年:

    第二次大戦中、戦場で右肩の自由を失い、抑留されていたシベリアの極寒の中で凍傷にかかり両足を切断した大沢雄平は、帰国後仏門に入り、不自由な身体をひきずって日本中を行脚する。原作は曹洞宗大垣法永寺住職、故・小沢道雄師が自らの数奇な運命を著した同名の小説。

  • トットチャンネル

    制作年:

    「恋する女たち」に続く大森一樹=斉藤由貴コンビの第2作。昭和28年、TV放送が開始されたころ、NHK放送局に入って明日のスターを夢見る若者たちの青春群像を、コメディ・タッチで少々ほろ苦く描いた佳編。同時代の映画の記憶も散りばめられているなど、まさに大森調。

  • 会社物語 MEMORIES OF YOU

    会社物語 MEMORIES OF YOU

    制作年:

    定年を間近に控えた地味な中年サラリーマンの悲哀を市川準監督がペーソス豊かに撮り上げたヒューマン・ドラマ。クレージー・キャッツの面々が久々に顔をそろえて、主人公の定年の日(の翌日)ジャズの演奏を社員たちに披露する。並行して描かれるOL・西山由美の失恋エピソードも印象的だ。

  • 如何なる星の下に

    制作年:

    文芸作品の映画化に意欲を燃やす豊田四郎が、名コンビ・八住利雄の脚色を得て、高見順原作に取り組んだもの。ただし、時代、場所設定とも変えられている。佃島のおでん屋“惣太郎”を舞台に、今は投げやりな人生を送る主人の惣太郎や妻、そして3人の娘たちそれぞれの人生模様を軽いタッチで描いていく。

  • 乱

    制作年:

    シェイクスピアの『リア王』を原案に、これを戦国時代の毛利3兄弟の話とダブらせて描く、黒澤明監督の豪華絢爛たる戦国絵巻。製作費26億円という数字は日本映画としては超巨大予算のため日・仏合作作品とせざるを得なかった。しかし、その美術や衣装が素晴らしく、黒澤明の力強く清洌な演出とともにこの作品に崇高なる気品を与えている。ことにワダエミがデザインした衣装の美しさは同年のアカデミー衣裳デザイン賞を授与されるに至った。年老いた一文字家の主・秀虎が3人の息子に家督を譲り、城を一つずつ与えて引退すると宣言したところから起こる息子たちの反逆と骨肉の争い。やがて秀虎は発狂し、3人の息子は次々と死んでいく。美しく荘麗なる悲劇。戦闘シーンを敵対味方の血わき肉おどるアクションドラマにせず、次々に殺りくされる無名兵士の地獄絵として演出したところに、人間の愚かさへの老匠の祈りに似た視線がうかがえる。

  • 精霊のささやき

    精霊のささやき

    制作年:

    雪に閉ざされた森の奥にたたずむ洋館・ミモザ館。ここには都会に適合できず、心を病んだ人々が静かに暮らしている。この洋館にある日、みほという少女が現れ、彼らの淋しい心をときほぐしていく。自主映画出身の植岡嘉晴が描く幻想的な一編。

  • 塀の中の懲りない面々

    制作年:

    元ヤクザで通算8年の刑務所暮らしという経験を持つ安部譲二が、刑務所内の囚人たちの日常を描いた自伝的同名ベストセラー小説の映画化。“塀の中の文豪”として刑務所中にその名を馳せる安部直也は、恐喝罪、銃刀法違反で懲役3年3ヵ月の刑を受けて服役中である。ここで安部は、塀の外では接することのないような様々な面々と生活をともにしながら、また看守の暴圧に耐えながらも、今も愛する別れた妻の待つシャバヘ出る日を待ち望む……。ニセ医者や、革命の闘士、オカマなど一癖も二癖もある囚人たちがいきいきと描かれ、いわゆる“刑務所もの”という暗さのないところに好感が持たれる。

  • すっかり…その気で!

    制作年:

    映画製作を夢見る弱小プロの社員と、整形外科医院に勤める女、それに失職したスタントマンの3人組が、政財界の黒幕の2号から見事に大金を強奪することに成功、セスナ機で高飛びをはかるのだが……。“トットちゃん”“伊藤素子”など当時の風俗をパロディー化した一面も。

  • TATTOO〈刺青〉あり

    TATTOO〈刺青〉あり

    制作年:

    実際の犯罪をベースにした作品。少年院あがりで“30歳になるまでに何かどでかいことをやったる”という思いを胸に生きる男・竹田明夫。彼の数々の職業遍歴と、三千代という女への異常なまでの執着から、ついには銀行襲撃を実行するに至るまでを、ピンク映画界出身の高橋伴明が粘っこく描き出した話題作。プロデューサーの井筒和幸、脚本の西岡琢也ともどもピンク界出身で、この映画はまさにピンク・パワー爆発の感がある。明夫を演じる宇崎竜童、三千代役で現・高橋伴明夫人の関根恵子らの熱演も見どころ。

  • 思えば遠くへ来たもんだ

    思えば遠くへ来たもんだ

    制作年:

    九州からみちのくの小さな城下町、秋田県角館市の高校へ臨時教師として赴任してきた熱血漢の主人公が巻き起こす笑いとペーソスを描く。女子高の教師に熊谷真実、落ちこぼれ生徒の姉にあべ静江がそれぞれ扮し、教師役が似合う武田鉄矢が恋する陽・陰二様のマドンナを演じる。

  • 逆噴射家族

    逆噴射家族

    制作年:

    『東大一直線』などで知られる漫画家・小林よしのりの原案を、アクション映画を手掛けてきた石井聰亙が新しい形のホームドラマとして過激な作品に仕立て上げた。やっとのことでマイホームを建てた小林家は郊外の町に引っ越してくる。マイホーム主義のパパ、典型的な主婦のママ、アイドル狂いの娘、東大を目指すガリ勉息子の4人家族。幸せな日々を過ごしていたが、祖父が居候となり、家に白アリが巣くっているとわかった頃からパパの様子がおかしくなってきた……。後半、家族で殺し合いとなるシーンはまさに家を舞台にした戦争映画。石井聰亙らしさが出ている。評価は日本よりも海外の方が高かった。

  • ニッポン無責任時代

    制作年:

    『スーダラ節』の大ヒットで人気者となったクレージー・キャッツの植木等主演による“無責任”シリーズ第1作。群を抜いたお調子もの、平均(たいらひとし)は洋酒会社にもぐり込み、アレヨアレヨと出世して社長にまでのしあがる。東宝が自社の人気女優トリオの“お姐ちゃんトリオ”(重山規子・中島そのみ・団令子)を絡ませたお盆映画であったが、予想を上回る大ヒットを記録し、急きょシリーズ化が決定した。植木等の人気はこれで決定的となり、1960年代の日本喜劇映画界をリードしていくことになる。めったに日本映画を誉めない大島渚が絶賛したという、一見の価値のある一編。

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