
ロジャー・コーマン
ロジャー・コーマン 出演映画作品
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ことの次第〈4Kレストア版〉
制作年:2023年6月2日(金)公開
第39回ヴェネチア映画祭で金獅子賞に輝いたドラマを4Kレストア版として上映する。ヴィム・ヴェンダース監督が『ハメット』でフランシス・F・コッポラと衝突した苦い経験と葛藤を投影し、撮影中止の危機に見舞われる映画クルーを描く。出演はパトリック・ボーショー、イザベル・ヴェンガルテン、ポール・ゲッティ3世、サミュエル・フラーら。
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ロックンロール・ハイスクール
制作年:2022年9月23日(金)公開
ラモーンズが唯一出演したロック映画。校内でロックを禁止した校長に、女子高校生とラモーンズが立ち向かう。監督はアラン・アーカッシュ。ラモーンズは製作総指揮のロジャー・コーマンのファンだったため出演を快諾し、劇中では5つのライブ曲を披露している。出演はP・J・ソールズ、ヴィンセント・ヴァン・パタン、メアリー・ウォロノフら。
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コーマン帝国
制作年:2012年4月7日(土)公開
“早く、安く、そして何よりも儲ける!“という信念のもと、あらゆるアイデアを駆使して映画を撮り続け映画界を索引してきた男、ロジャー・コーマン。その監督作は実に50本以上、制作に関わった作品は500本を超える。大作の裏で、ひっそり、しかし確実に、映画界に大きな影響を与え続けている彼の辿った軌跡と本質に迫る貴重なドキュメントだ。
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サーチャーズ2.0
制作年:2009年1月10日(土)公開
『レポマン』『ストレート・トゥ・ヘル』などの作品でカルト的な人気を誇るインディーズ映画界の雄、アレックス・コックス監督が6年ぶりに放つ新作。若き日に自分たちを虐待した“伝説の脚本家“への復讐を誓った俳優たちの旅を描くロード・ムービーながら、アレックス監督お馴染みの毒のある笑いや、政治批判などが詰まった密度の高い1作だ。
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サーチャーズ2.0
制作年:2009年1月10日(土)公開
『レポマン』『ストレート・トゥ・ヘル』などの作品でカルト的な人気を誇るインディーズ映画界の雄、アレックス・コックス監督が6年ぶりに放つ新作。若き日に自分たちを虐待した“伝説の脚本家“への復讐を誓った俳優たちの旅を描くロード・ムービーながら、アレックス監督お馴染みの毒のある笑いや、政治批判などが詰まった密度の高い1作だ。
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デス・レース
制作年:2008年11月29日(土)公開
閉鎖された刑務所を舞台に繰り広げられる命がけの自動車バトル“デス・レース“を描く痛快アクション大作。伝説のB級映画『デスレース2000』を『バイオハザード』シリーズのポール・W.S.アンダーソン監督が大胆に改訂。豪快なアクションはもちろん、主演のジェイソン・ステイサムらキャスト陣が演じる個性的なキャラクターも見どころのひとつ。
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KYOKO
制作年:
ハリウッド・インディペンデント映画の巨匠R・コーマンが製作総指揮にあたり、ハリウッドのスタッフによって作られた村上龍の第5作。トラックの運転手をして貯めたお金で、キョウコはニューヨークへ旅立った。目的は彼女が小さかった頃、キューバのダンスを教えてくれたGIでダンサーのホセに会って“ありがとう“と言い、一緒にダンスを踊ること。しかしホセは簡単には見つからず、キョウコは思わぬ旅をアメリカで経験する。街で出会ったマイノリティーの人々の力も借りて、やっと会えたホセ。しかし彼はエイズの末期症状でキョウコのこと
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アッシャー家の惨劇
制作年:
本作を皮切りにその後エドガー・アラン・ポーの一連の作品を手掛け、一時代を築くことになるR・コーマンのゴシック・ホラー。不気味な館、アッシャー家に伝わる邪悪な血を絶つために起こる惨劇。崩れかけているアッシャー家の雰囲気が巧みに映し出され、実に幻想的だ。
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恐怖の振子
制作年:
ポーの小説『早すぎた埋葬』と『穴と振子』を組み合わせたサスペンス・ホラー。姉の死因を確かめるためイギリスからスペインに渡ったフランシス。真相を探っていく彼は、やがて姉の夫がその犯人ではないかとにらむのだが……。
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姦婦の生き埋葬
制作年:
コーマン監督の“ポー“シリーズ3作目。硬直症という持病の男。彼は生きたまま埋葬されるのでは、という恐怖におののいていたが、ある日それが現実となる……。完全犯罪を企む妻と、復讐に燃える男との陰惨な戦いを綴った、怪奇ファン必見の一編。ビデオ発売時タイトルは「早すぎた埋葬」。
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ワイルド・エンジェル
制作年:
1960年代後半に大量生産されたバイカー・ムービーの代表的な作品。無軌道な暴走族エンジェルを率いるリーダー、ブルースは、警官に撃たれて重傷を負った相棒を連れ戻すため、病院へと潜入するが……。随所にサーフ・ミュージックなどのロックナンバーを挿入。P・フォンダが主人公ブルースに扮してニヒルな魅力を発揮した。ピーター・ボグダノヴィッチが助監督を務めている。
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黒猫の怨霊
制作年:
ポーの原作に基づく3話構成のオムニバス映画。第1話は、妻の霊が娘に取り憑く『怪異ミイラの恐怖』。第2話は、壁に死体とともに塗り込められた黒猫が殺人事件を暴く『黒猫の怨霊』。第3話は、催眠術によって成仏できない亡夫の霊がよみがえる『人妻を眠らす妖術』。
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白昼の幻想
制作年:
1960年代にアメリカを中心に全世界に広がったドラッグ・カルチャー。LSDの服用により“トリップ“したP・フォンダらが見る幻覚をサイケデリックな画面で描く。怪奇映画を得意とするR・コーマン監督の作品。
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ピラニア
制作年:
「ジョーズ」のあとを狙って作られた、動物パニックものの一編。ある科学者が作ったスーパー・ピラニアと人間との戦い。監督を「グレムリン」のJ・ダンテ、脚本を「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット」「希望の街」のJ・セイルズが担当しているのも興味深い。
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レッド・バロン
制作年:
1918年4月21日、フランス上空でイギリス軍のロイ・ブラウン編隊を迎え撃つ、フォン・リヒトオーフェンの真紅のアルバトロス三世機は苛烈な空中戦を展開。一瞬の差でブラウンの銃は25歳のドイツ人貴族を空中から消し去った。ドイツの第一次大戦の英雄の生と死を描いたR・コーマンの代表作。
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レイチェルの結婚
制作年:
【幸福な結婚パーティで明かされる家族の真実】 姉のレイチェルの結婚式に出席するために家族と再会したキムはこれまでくすぶり続けてきた家族の問題や過去と向き合うことに……。『フィラデルフィア』『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ監督が名匠シドニー・ルメットの脚本を映画化した人間ドラマ。アン・ハサウェイら出演陣がリハーサルなしで撮影に臨み、緊迫感あふれる演技を見せている。
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ウォッチャーズ 第3生命体
制作年:
政府の極秘研究が生んだ二頭の知的生命体が実験室から脱走する。一頭は優れた知能を備えたゴールデン・レトリバー犬“GH3“、そしてもう一頭は、純粋な凶器として20体作られた生物のうち、最も凶暴で、犬に対して激しい敵意を持つ“オックスカム7号“。GH3は高校生の少年トラヴィスに助けられるが、オックスカム7号がすぐそばまで追ってきていた……。奇想天外な設定で描くSFサスペンス。
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X線の眼を持つ男
制作年:
ザビア博士の発明した目薬には、透視能力を与えるという副作用があった。自らを実験台にした博士は、徐々に強力になる透視能力に耐えきれず、ついには眼球をえぐり出そうとする。透視による奇怪な世界と、博士の歪んだ精神を視覚化した映像がショッキング。
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ロス女刑事 危険な罠
制作年:
恋人探しのデート・クラブで、連続強姦殺人事件が発生する。そこは自己紹介ビデオを交換して、気に入った相手を求めるといったビデオ時代を反映したデート・クラブだった。さっそく捜査に乗り出したロス女刑事クリス。彼女には不倫関係にある上司がおり……。
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ステルスVSステルス エグゼクティブコマンド
制作年:
エアバトル・アクション「エグゼクティブコマンド」の続編。アメリカ国防省が開発したレーダー探知されない最新鋭ステルス機“ノヴァ“がテスト飛行中、テロリストに奪われた。この追跡不可能な戦闘機を利用してパリ壊滅を企むテロ一味に、海軍のエリート・パイロット、コナーズが戦いを挑む。スリリングな空中戦が見どころ。
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ストリッパー殺人事件
制作年:
アメリカの風俗営業でも根強い人気を持つストリップ・カフェで殺人事件が起きた。女性捜査官のコディはダンサーになりすまして捜査を開始するが彼女の身にも魔手が……。R・コーマンが製作総指揮にあたったエロティック・サスペンス。
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ディメンシャ13
制作年:
コッポラが、コーマンの下で撮り上げた劇場用映画デビュー作。アイルランドのとある古城で、一人の娘が殺される。それから数十年後、娘のたたりであるかのように、城の住人が次々と惨殺されていく。低予算ながら、恐怖感をそそる演出、完璧な映像美に監督の才気がうかがえる。
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ファイナルジャッジメント
制作年:
カルト作品を次々と送り出した鬼才R・コーマンが、製作総指揮として名を連ね、相変わらずの斬新なアイデアで迫るエロティックなサスペンス。不良少年から聖職者へ転身した神父が、連続美女殺人の疑いをかけられ、自ら犯人探しに乗り出す。主演は、“チャイルド・プレイ“シリーズのチャッキーの声としても知られるB・ドゥーリフ。
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ドラゴンチェイサー
制作年:
WKAワールド・キックボクシング・チャンピオンのウィルソンをはじめ、数々の格闘技チャンピオンたちが共演。ローン未払いの車を持ち主から引き上げるという危険な仕事につくウィルソンが、巨大犯罪組織の事件に巻き込まれ、自慢の肉体を武器に戦っていく。
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デリンジャーVSカポネ 抗争の街
制作年:
誰もが憎んだ世紀の犯罪者デリンジャーは、今では犯罪から足を洗い、家族とともに新しい人生をスタートさせていた。そうと知らないFBIはシカゴのバイオグラフ・シアターで、デリンジャーの兄をデリンジャー本人と間違えて射殺する。そして、犯罪史上最も不可思議な事件はここから始まった。デリンジャーの秘密のすべてを知っているアル・カポネは、平穏な生活を送っている彼にもう一度だけ、銀行強盗を依頼する。M・シーンとアカデミー賞男優F・M・エイブラハムが、壮絶なガン・アクションを繰り広げる。
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トゥルー・ドラゴン
制作年:
2032年のロサンゼルス。地球は、力のあるものが生き残るという暗黒の時代を迎えていた。宇宙コロニーからパワーズは兄のジョニーが何者かに殺されていることを知る。復讐に燃えるパワーズは暴漢に襲われるが、そこを助けてくれたスリックから“ルールなき闇のリングでのキックボクシングで戦い抜くことが犯人を探す方法だ“と言われる。そして、最強のキックボクサー、アーメッドが兄の仇であることを知るのだった。B級映画の巨匠R・コーマンが製作総指揮にあたったSFアクション。
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大統領暗殺指令
制作年:
数十年ぶりに民間からの大統領が生まれようとしている中南米のサン・ペトロ共和国で、着々と進む軍部の陰謀。秘密警察のチーフ、フォルコ将軍は自らの利権を守るために大統領への就任間近となったロバート・ビラバードの暗殺を計画する。主人公のフィエロは父を死に追いやった軍部への復讐心を逆に利用され、殺し屋としてかりだされそうになるが……。CIAの冷酷な諜報員には、R・ヴォーンが扮している。
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セクシャル・ファーム 殺しの代理人
制作年:
押しの弱さでいつも手柄を同僚にさらわれていた青年検事補ティムのオフィスに、女性研修生デボラが現れる。一目で心奪われた彼はいつになく積極的に彼女に迫り、オフィスで愛し合う。ある晩、泥酔したティムは彼女から叔父であり、事務所の実力者でもあるデューガン検事にレイプされたという話を聞き……。危険な愛の罠に陥る姿を描いたエロティック・サスペンス。
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金星人地球を征服
制作年:
低予算、早撮りで多くの快作を残したR・コーマン本領発揮のB級SF映画。絶滅の危機に瀕した金星人たちは地球への移住を計画。科学者アンダーソン博士と無線で交信した金星人は、人類救済を偽ってアンダーソンを操り、地球を征服する準備を始める。アンダーソンの親友、ネルソン博士は異星人の陰謀に気付き、侵略を防ぐべく行動を起こすが……。SFファンの間で通称“金星ガニ“と呼ばれて人気の高かった金星人のデザインが1950年代B級SFの味わいを伝える。また、後にマカロニ・ウエスタンでスターになるL・V・クリーフが、金星人
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恐竜カルノザウルス
制作年:
「ジュラシック・パーク」の公開に先駆けて1993年5月に全米公開された、B級映画の巨匠、R・コーマン製作総指揮の恐竜映画。現代によみがえった恐竜が、次々と人間を襲う様は、かなりショッキングで、コーマン作品の面目躍如といったところ。恐竜たちの造形も「ジュラシック・パーク」とは一味違い、モンスターっぽいものになっている。ちなみに「ジュラシック・パーク」の主演、ローラ・ダーンは、本作のメイン・キャスト、D・ラッドの娘。
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宇宙の7人
制作年:
黒澤明の「七人の侍」というよりは「荒野の七人」の舞台を宇宙に置き換えたSF活劇。宇宙征服をたくらむセイドーの野望を阻むため、様々な星から戦士が結集する。R・ヴォーンが、「荒野の七人」と同じようなニヒルなガンマンを演じるなど、お遊び感覚が楽しい一編。
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原子怪獣と裸女
制作年:
B級映画の神様R・コーマンによる破滅ものSFの古典。核戦争後、奇跡的に7人の男女が生き残った。谷間に集まって共同生活をする彼らを、放射能で突然変異した怪物が襲い始める……。低予算ながら、過去のSF映画のアイデアを効果的に借用してまとめあげる手腕は、まさにコーマンならでは。
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黒猫の棲む館
制作年:
ポー作品の映画化で有名なコーマン監督の怪奇映画。奇妙な墓石の前で突然馬が暴れ出し、振り落とされたロウェナを助けたフェル。やがて、二人は結婚するが、新婚早々屋敷では不思議な出来事が次々と起こる。何かを暗示するように現れる黒猫の謎とは……。
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古城の亡霊
制作年:
J・ニコルソンがまだ無名の頃、R・コーマンと組んで作った古典的ホラー。製作補にはフランシス・フォード・コッポラの名もクレジットされている。美女を追って不気味な古城へたどり着いた若きフランス人大尉。彼が目撃した美女は城主の亡き妻に生き写しだった……。
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ヤングレーサー
制作年:
レーサーあがりの記者スティーブは、婚約者のモニカが売れっ子レーサーのジョーと浮気しているところを目撃してしまった。怒りに燃えた彼は再びレーサーに身を転じ、ヨーロッパ各地のレースに出場するジョーに男同士の勝負を挑んでいく。
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ベルリン・クライシス 細菌兵器を追え!
制作年:
ベルリンの壁崩壊――統一直前のドイツを舞台に、西(CIA)と東(東ベルリン国家公安省)のエージェントが、細菌兵器を奪ったテロリストグループに挑むサスペンス・アクション。ビデオ“V“シリーズのM・シンガーがCIA捜査官を演じ、アクションに加えてセクシャルなベッド・シーンも見せる。製作総指揮はB級映画の帝王こと、R・コーマン。
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マシンガン・シティ
制作年:
有名なシカゴ暗黒時代のアル・カポネによるバレンタインデーの虐殺事件をもとに、B級映画の鬼才R・コーマンがテンポ良く描いたギャング映画の佳作。1920年代のシカゴ。アル・カポネとバグス・モランの二人のボスは激しく対立していた。カポネ側はモラン一味を片づけるための計画を企てる。
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ボディ・パッション
制作年:
売れない俳優のチャーリーは、ドキュメントTV番組で地元で起きたレイプ犯の役を演じたばかり。普段は生活のために町のガソリンスタンドで働く彼は、ある日車の修理にやって来た美しい人妻リーに魅了される。ケーブルTVの修理人を装い彼女の屋敷に行った彼はそれ以来、リーの夫サンフォードの目を盗み愛し合うようになる。しかし、リーの息子こそがレイプの犯人だったのだ……。貞淑な仮面の人妻に誘惑され殺人鬼にされてしまう男のさまを描いたエロティック・サスペンス。
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ボディ・バッグス
制作年:
J・カーペンターがプロデュースした3話のオムニバス・ホラー。他殺、自殺、事故死で命を失いボディ・バッグ(死体袋)に収められた変死体にまつわる、それぞれの恐るべきエピソードが描かれる。R・コーマンやS・ライミら大御所の出演も、マニアは必見。
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フランケンシュタイン 禁断の時空
制作年:
知る人ぞ知るB級ホラーの巨匠、R・コーマン監督が、20年ぶりにメガホンを執った作品。21世紀で、最終兵器の研究をしている男ブカナンが、19世紀のスイス・ジュネーブにタイムスリップ。なんと、フランケンシュタイン博士と出会うという、奇想天外なストーリー。もちろん、おなじみのモンスターも登場。ブカナン役にJ・ハート、フランケンシュタイン博士はR・ジュリアが扮している。
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フランケンシュタイン 禁断の時空
制作年:
知る人ぞ知るB級ホラーの巨匠、R・コーマン監督が、20年ぶりにメガホンを執った作品。21世紀で、最終兵器の研究をしている男ブカナンが、19世紀のスイス・ジュネーブにタイムスリップ。なんと、フランケンシュタイン博士と出会うという、奇想天外なストーリー。もちろん、おなじみのモンスターも登場。ブカナン役にJ・ハート、フランケンシュタイン博士はR・ジュリアが扮している。
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ラストプラトーン2
制作年:
1975年、ベトナム戦争終結直前のメコン川を舞台に、戦線から脱出を試みる、退役軍人と孤児たち、それに合流した米海兵隊武装ボート部隊“リバー・ラッツ“の壮絶な戦いを描く戦争アクション。群がるベトナム兵、欲に目がくらんだ裏切り者など、修羅場が満載。J・M・ヴィンセントが相変わらずのマッチョぶりを発揮している。
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怪談・呪いの霊魂
制作年:
忌まわしい過去を持つ、祖先の建てた古城へ妻とともに引っ越してきたチャールズ・ウォード。やがて彼は、代々悪魔崇拝者であった祖先の魂が乗り移り、性格も容貌も醜く変化していく……。ラストのショッキングなシーンは見もの。ビデオ発売時タイトルは「呪いの古城」。
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ことの次第
制作年:
奇妙な防護服を着た人々が荒れ果てた地を歩いていく。“カット!”と声がかかるとそれはSF映画“ザ・サバイバー”の撮影風景だった。ポルトガルの海岸。ドイツ人監督フリッツは米欧混成の撮影隊で1950年代映画のリメイクを撮っているが、出所の怪しげな資金も底をつく。皆はホテルで退屈な時間を過ごしながら製作者ゴードンの帰りを待つ。しかし連絡が途絶え、監督自らロスへ飛び、何者かに狙われているかのように隠れていたゴードンと、映画について話し合うのだが……。西ドイツ出身の異才ヴェンダースがハリウッドで紛糾した「ハメット」と並行して製作したカルト的作品。映画への切ない思いが伝わる白黒の秀作。
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羊たちの沈黙
制作年:
T・ハリスの、同名ベストセラー小説を映画化したサイコ・スリラーの秀作。若い女性ばかりを狙い、殺したあとに皮を剥ぐという、異常な謎の連続殺人事件が発生。犯人像割り出しのため、女性FBI訓練生クラリスは、監禁中の元天才的精神科医で殺人鬼のレクター博士を訪ねる。彼から、犯人のヒントを得ようというのだ。レクターはクラリスが、自分の過去を話すという条件付きで、事件究明に協力するが……。J・フォスター、A・ホプキンスの演技派二人の緊迫感ある演技のやりとりが見もの。J・デミの、抑制のきいた演出も映画にマッチしている。
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機関銃〈マシンガン〉ケリー
制作年:
後にアクション俳優として名を馳せるC・ブロンソンの初主演作。アメリカ犯罪史上に名高い強盗犯“機関銃ケリー”の半生を描く。仲間とともに銀行を襲撃しては、大金を手にするケリー。しかし、死に対して異常なほどの恐怖心を抱く彼は、ある日、棺を目撃したことで怖気づき、計画を失敗させてしまう。銀行襲撃の警戒が強まったことで、やがて彼は誘拐に鞍替えするが……。
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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ
制作年:
町の片隅にある花屋の店員シーモアは、店の主人にいつもこき使われているドジでマヌケな男。そんな彼が大切にしていた植物というのが、なんと人喰い植物であった。オリジナルはモノクロだが、ビデオ版はカラー化が施されている。
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赤死病の仮面
制作年:
コッポラやジョー・ダンテをはじめとして優秀な若い才能を世に放っていることで知られる、アメリカB級映画界の首領コーマン。これは彼自身が演出した最高傑作とされる1本だ。劇場では、第2回東京国際ファンタスティック映画祭で上映されたのみなのが不思議なくらいである。中世のイタリア。黒死病が蔓延した村では、悪魔を崇拝する領主プロスペロが城内に閉じこもり、いつ果てるともない狂乱の宴をもっていた。そこに現れた赤い頭巾の男。頭巾の下はプロスペロと同じ顔の死神だった。めくるめく色彩が目に見えぬ恐怖を醸し出す。
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忍者と悪女
制作年:
R・コーマンが、3大怪奇映画俳優を起用して、ポーの世界を映画化。ある晩、読書中のクレーブン博士のもとに一羽の大鴉が舞い降りる。ところがそれは、スカラバスの手によって鴉の姿にされたペドロ博士の化身なのだった。ペドロを人間に戻したクレーブンは、彼と我が子を伴いスカラバス邸に出向くが……。ビデオ発売時タイトルは「大鴉」。
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