
アラン・ドロン
出身地:フランス/パリ
生年月日:1935/11/8
アラン・ドロン 出演映画作品
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レッド・サン 4Kデジタルリマスター版
制作年:2025年01月03日(金)公開
映画史に名を刻んだ三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロンが共演した西部劇『レッド・サン』を、4Kデジタルリマスター版で上映する。1870年のアメリカ西部を舞台に、特別列車に乗った日本の大使一行と、金貨を狙う強盗団が激突する。監督は初代『007』シリーズを手がけたテレンス・ヤング。共演はウルスラ・アンドレスら。
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若者のすべて 4K レストア完全版
制作年:2024年11月08日(金)公開
第21回ヴェネチア国際映画祭で2冠に輝いたルキノ・ヴィスコンティ監督の人間ドラマを、1960年当時にカットされたシーンを追加した4Kレストア完全版で上映。イタリアを舞台に、南北の経済格差に翻弄される5人兄弟の愛と苦悩を描く。主演はアラン・ドロン。共演はレナート・サルヴァトーリ、アニー・ジラルド、カティーナ・パクシノウら。
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太陽がいっぱい〈4Kレストア版〉
制作年:2024年11月08日(金)公開
主演のアラン・ドロンがスターへの仲間入りを果たした代表作を、4Kレストア版で上映する。御曹司の友人とヨットで旅に出た青年が、殺害した友人の財産と恋人を奪おうとする様をスリリングに描く。監督はフランスの巨匠ルネ・クレマン。共演はモーリス・ロネ、マリー・ラフォレ、エルヴィレ・ポペスコ、エルノ・クリザら。音楽はニーノ・ロータ。
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ココ・シャネル 時代と闘った女
制作年:2021年7月23日(金)公開
“シャネル”の創業者ココ・シャネルが、スイス亡命からファッション業界復活を果たすまでの、空白の10年間の謎を追うドキュメンタリー。シャネル本人の映像や関係者の証言などを基に、これまで明かされることのなかった真実が描かれる。チャールズ・ブロンソンなど著名人のドキュメンタリーを手がけてきた、ジャン・ロリターノが監督を務める。
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山猫〈4K修復版〉
制作年:2019年03月17日(日)公開
イタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティによる歴史大作の4K修復版を、35ミリプリントとデジタルのふたつのフォーマットで上映する。19世紀半ば、貴族社会が滅びゆく時代の変わり目を、壮麗かつ洗練された映像美と共に映し出す。アラン・ドロンをはじめ、バート・ランカスター、クラウディア・カルディナーレと豪華キャストの競演に注目だ。
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あの胸にもういちど デジタル・リマスター版
制作年:2018年7月21日(土)公開
名撮影監督ジャック・カーディフが、作家マンディアルグの『オートバイ』を基に映像化したカルトムービーのデジタル・リマスター版。ひとりの女性の愛と悲劇を斬新なタッチで描く。主演を60年代イギリスを代表するポップアイコン、マリアンヌ・フェイスフルが務め、名優アラン・ドロンが共演した。エロティックでサイケデリックな演出が光る。
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旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス
制作年:2017年9月9日(土)公開
フランスを代表する写真家、レイモン・ドゥパルドンに焦点を当てたドキュメンタリー。20世紀のあらゆる変革が起きた現場には常に彼がいたと言われるほど、世界中を飛び回り、さまざまな取材を行ってきたレイモンの実像が明かされる。レイモン自身と彼の妻クロディーヌ・ヌーガレが監督を担当。セルフ・ポートレイト映画とも言うべき1作だ。
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若者のすべて〈デジタル完全修復版〉
制作年:2016年12月24日(土)公開
イタリアの巨匠ルキーノ・ヴィスコンティがネオリアリズモの旗手として庶民を描いた初期作がリバイバル公開される内の1作。農村から都会に移り住んだある家族の崩壊を描いたネオリアリズモ時代の集大成的な人間ドラマだ。『太陽がいっぱい』で大ブレイクするアラン・ドロンが同作と同じ年に出演した作品で、陰影のある演技と美貌に目を奪われる。
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ボルサリーノ〈デジタル・リマスター版〉
制作年:2014年03月01日(土)公開
アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドというフランスの2大スターが共演を果たした名作ギャング映画が40年以上もの時を経てデジタル・リマスター版で再登場。1930年代のマルセイユを舞台に、街を手中に収めるべく野心を燃やすふたりのギャングの姿を描く。二大スターの掛け合いや軽快な主題歌など、色あせない魅力に満ちた作品だ。
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山猫〈イタリア語・完全復元版〉
制作年:2004年10月23日(土)公開
今は亡きイタリアの巨匠、ルキーノ・ヴィスコンティ監督の代表作が、約40年の時を経て、イタリア語完全復元版となってスクリーンに登場。シチリアの貴族の栄華と衰退が壮大なスケールで描かれる。主人公に扮するバート・ランカスターの熟練の演技と、まだ若手だったアラン・ドロンの熱演が印象深い。
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太陽がいっぱい
制作年:1998年08月15日(土)公開
「禁じられた遊び」の名匠ルネ・クレマンの、もうひとつの代表作。青年の野心ゆえの凶行が、今なお見る者の胸を締めつける。名手アンリ・ドカエによる映像美も忘れがたい。
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百一夜
制作年:
映画に人生を捧げた老人をめぐり、大スターと映画界に憧れる若者たちが巧妙な駆け引きを繰り広げるドラマ。映画とともに人生を歩み、パピルス(文化遺産)のあだ名を持つムッシュ・シネマも今年で百歳を迎え、ボケぎみ。ムッシュ・シネマの大事な記憶を刺激するために、101日間、彼と映画の話をするアルバイトにカミーユは選ばれる。ムッシュ・シネマを見舞いに日毎やって来る大スターに興奮する彼女はある日、彼のただ一人の遺産相続人である曾孫が行方不明であることを知る。恋人で映画監督志望のミカと、偽の曾孫を仕立てあげ財産を奪お
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山猫〈イタリア語版〉
制作年:
【消えゆく名門貴族の心情をヴィスコンティが見つめた名作】 名匠ルキノ・ヴィスコンティが'63年のカンヌ映画祭を制した絢爛豪華な大作を完全版でリバイバル。歴史の激動の中で滅びゆく貴族の姿を、叙情的にとらえていく。
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ヌーヴェルヴァーグ
制作年:
「勝手にしやがれ」での鮮烈な長編デビュー以来、常に映画と戦い続けてきたJ・L・ゴダール。円熟などという言葉からはほど遠いエネルギッシュな彼が60歳になった1990年に撮り上げたのがこの作品だ。人を喰ったようなタイトルに、ミスマッチとも思えるA・ドロンの起用。だが、作品自体には後の「ゴダールの決別」にも繋がる、深遠なテーマが隠されている。財界の有力者エレーナは、春のある日、ロジェという男と出会い、謎めいた彼に惹かれていく。だが二人がボートで湖に出た時、彼は湖中に落ちてしまう。やがて冬が過ぎ再び春が訪れ
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ハーフ・ア・チャンス
制作年:
【大物スター、最後の共演!?豪華な顔合わせによる活劇】 アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドという、フランスの大物俳優が共演したアクション。これが引退作になるというドロンの、老齢を忘れさせるハードな熱演に注目!
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アラン・ドロンの ゾロ
制作年:
どこからともなくさっそうと現れ、剣でZの文字を刻んで去っていく黒覆面の騎士ゾロ。無声映画の昔から何回となく映画化されたヒーローにドロンが挑戦。ラスト10数分にわたる決闘シーンは、絶妙なカメラワークとともに迫力満点。
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ブーメランのように
制作年:
誤って警官を射殺してしまった息子を救うため、今や大会社の社長となったジャックが、ギャングの本性を取り戻して囚人護送車ごと息子を奪回、イタリアへの逃亡を図る……。ギャングに戻っていくにつれて精彩を放ち始めるドロンのキャラクターが魅力。
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ブーメランのように
制作年:
誤って警官を射殺してしまった息子を救うため、今や大会社の社長となったジャックが、ギャングの本性を取り戻して囚人護送車ごと息子を奪回、イタリアへの逃亡を図る……。ギャングに戻っていくにつれて精彩を放ち始めるドロンのキャラクターが魅力。
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個人生活
制作年:
大臣就任を狙う若手政治家が、偶然知りあったファッション・モデル、クリージーと不倫の恋に落ち、政治的駆け引きと家庭と愛人の間、公人と私人の間でジレンマに立たされるメロドラマ。時間を交錯させたやや幻想的な作りになっている。
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危険がいっぱい
制作年:
「太陽がいっぱい」の監督・主演コンビによる、ライト感覚のサスペンス。ギャングのボスの妻と一夜をともにしたことから、命を狙われるハメになった、いかさまカード師、マーク。ニューヨークからニースに逃れた彼は、ある未亡人の元に身をひそめるが、モテモテぶりが災いして、またまた雲行きが怪しくなっていく。
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ボルサリーノ 2
制作年:
親友の仇を討とうと決心したロッコ。一時は敵の罠にかかってアル中患者にされてしまうが、立ち直り、再びマルセイユに舞い戻る。白昼の街中で、ギャングたちの壮絶な死闘が始まった……。製作も兼ねたドロンのまさにワンマン・ショー的作品で、ファンにはうれしいかぎり。
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帰らざる夜明け
制作年:
運河のあるフランスの田園。幼少より不幸な身の上の未亡人クーデルクのもとに、おたずね者ジャンが流れて来た。未亡人、そしてその姪とも関係を持つジャン。そんなある日、ジャンを快く思わない妹夫婦の密告で、警官隊が駆け付ける。ジャンとクーデルクは追い詰められ……。フランス映画らしいしっとりとした味わいをもつ好編。
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ショック療法
制作年:
「コミック・ストリップ・ヒーロー」(日本初公開時のタイトルは「殺人ゲーム」)でカンヌ映画祭脚本賞を受賞したジェシュア監督の異色作。ブルターニュにあるサナトリウムで謎の殺人事件が発生する。だがそこでは日ごと猟奇的な人間治療方法が行われていた。ドロンが二重人格の医師を熱演した怪奇サスペンス。
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名誉と栄光のためでなく
制作年:
インドシナからアルジェリアへ転戦したフランス軍パラシュート部隊を待ちかまえていたのは、かつての戦友で今は独立運動のリーダーとなったアラブ人の反撃であった。しかも隊の中尉が恋に落ちた女はリーダーの妹。戦争の無意味さを描くベストセラー小説の映画化。DVDタイトルは「ロスト・コマンド 名誉と栄光のためでなく」。
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カサノヴァ最後の恋
制作年:
希代の色事師カサノヴァの晩年を描く文芸ロマン。清楚な娘マルコリーナに恋をしたカサノヴァ。どんな女性でもモノにしてきた彼だが、今回ばかりは大苦戦。それどころか、彼女は年老いたカサノヴァに侮辱の言葉を投げかける……。A・ドロンがカサノヴァに扮して、私生活を彷彿させる演技を披露。
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カサノヴァ最後の恋
制作年:
希代の色事師カサノヴァの晩年を描く文芸ロマン。清楚な娘マルコリーナに恋をしたカサノヴァ。どんな女性でもモノにしてきた彼だが、今回ばかりは大苦戦。それどころか、彼女は年老いたカサノヴァに侮辱の言葉を投げかける……。A・ドロンがカサノヴァに扮して、私生活を彷彿させる演技を披露。
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暗黒街のふたり
制作年:
「地下室のメロディー」「シシリアン」に続くドロン、ギャバン3度目の顔合わせ。銀行強盗で12年の刑に服していたジーノが老保護司ジェルマンの力添えで仮出所する。待っていた妻とジェルマンの励ましでまじめな生活を始めたジーノだが……。
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危険なささやき
制作年:
私立探偵シュカは、ある日老婦人から盲目の娘を捜してくれとの依頼を受ける。だが、調査を始めたとたんシュカは何者かに襲われ、依頼人も殺害されてしまう。謎の殺人者に追われながら闇から闇へ犯人を追い詰めていく彼の運命はいかに……。A・ドロンが監督、主演したハードボイルド・アクション。
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危険なささやき
制作年:
私立探偵シュカは、ある日老婦人から盲目の娘を捜してくれとの依頼を受ける。だが、調査を始めたとたんシュカは何者かに襲われ、依頼人も殺害されてしまう。謎の殺人者に追われながら闇から闇へ犯人を追い詰めていく彼の運命はいかに……。A・ドロンが監督、主演したハードボイルド・アクション。
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危険なささやき
制作年:
私立探偵シュカは、ある日老婦人から盲目の娘を捜してくれとの依頼を受ける。だが、調査を始めたとたんシュカは何者かに襲われ、依頼人も殺害されてしまう。謎の殺人者に追われながら闇から闇へ犯人を追い詰めていく彼の運命はいかに……。A・ドロンが監督、主演したハードボイルド・アクション。
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アラン・ドロン 私刑警察
制作年:
パリを舞台に凄絶なポリス・アクション・ドラマが展開する、A・ドロン製作・脚本・主演によるフィルム・ノワール。ある日、たった一晩のうちにパリ中の犯罪組織のボスの半数が惨殺されるという事件が起きる。捜査に乗り出した本部長は、やがて目撃者、密告屋が次々と殺されることから、敵は警察の内部にいることを悟るが……。
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アラン・ドロン 私刑警察
制作年:
パリを舞台に凄絶なポリス・アクション・ドラマが展開する、A・ドロン製作・脚本・主演によるフィルム・ノワール。ある日、たった一晩のうちにパリ中の犯罪組織のボスの半数が惨殺されるという事件が起きる。捜査に乗り出した本部長は、やがて目撃者、密告屋が次々と殺されることから、敵は警察の内部にいることを悟るが……。
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くたばれ!ハリウッド〈2002年〉
制作年:
【敏腕プロデューサーの波乱に満ちた映画人生】 『ゴッドファーザー』などで知られるベテラン映画プロデューサー、ロバート・エヴァンズの半生をたどるドキュメンタリー。栄光と辛苦を味わいつくした男の、型破りな映画人生が明らかに!
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あの胸にもういちど
制作年:
学者ダニエルと知り合い、関係をもった若い娘レベッカ。彼女は、他の男との結婚後もダニエルと不倫の関係を続けていたが……。革ジャンを裸身にまといハーレー1200で愛人のもとに走るヒロインの姿が鮮烈で魅惑的。原作はマンディアルグの官能小説『オートバイ』。
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フランス式十戒
制作年:
巨匠デュヴィヴィエの元に、当時のフランス映画のスターが集結したブラック・コメディの怪作。旧約聖書の『十戒』をハリウッド流のスペクタクルではなく、フランス的なエスプリを効かせて撮り上げた異色作だ。“悪魔の化身“と称する“毒蛇“がナレーターとなって、人間がモーゼの十戒を破っていく、そのプロセスを描いている。いわば、人間が悪事に手を染めていく話を集めたオムニバス作品。
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高校教師〈1972年〉
制作年:
イタリアの田舎町リミニに赴任したしがない中年高校教師ダニエーレが、クラスの若く美しい娘バニーナと激しい恋に落ちる。妻を捨て、破れた人生を取り戻そうとするが……。美男子で売ってきたドロンが無精ヒゲの悩める中年役に挑み、渋い味わいを醸し出した。
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エアポート'80
制作年:
毎回オールスター・キャストが話題を呼ぶ「エアポート」シリーズの第4作。今回はフランスの超音速旅客機コンコルドが登場。武器の不正輸入を行う実業家が、新型ミサイルや戦闘機を駆使して、乗客を乗せたコンコルド機の撃墜を狙った陰謀を描く。
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悪魔のようなあなた
制作年:
自動車事故で記憶喪失になった男が殺人事件に巻き込まれ、犯人に仕立てあげられる。記憶を取り戻した男は真相の究明に乗り出すが、やがて殺された男の妻を愛するようになり……。自動車事故で急逝したデュヴィヴィエ監督の遺作。
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愛人関係
制作年:
南仏ニースを舞台にした謎の美女をめぐるミステリー。ペギーは、かつて夫殺しの罪に問われるが敏腕弁護士マルクの弁護によって無罪判決を得、その後、マルクの保護下で優雅に暮らしている。そんなペギーに恋するテレビ作家のフランソワ。だが、ペギーの近辺で次々と殺人事件が起こり、フランソワも負傷する。ついに警察は、ペギーを逮捕するとマルク弁護士に宣告する。その頃、ペギーはフランソワと新しい生活を始めようとしていた。だが突然、カミソリを手にフランソワに襲いかかるペギー。その場に駆けつけたマルクは……。当時、愛人関係で
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テキサス
制作年:
開拓時代のアメリカ西部。無実の罪を着せられてお尋ね者となった公爵のドンは、開拓村の牛飼いのサムに射撃の腕を見込まれて雇われる。しかしドンはトラブルを起こす名人で、ある日彼はインディアン娘ロネッタの危機を救ったが、それを誘拐と勘違いしたコマンチ族が開拓村に復讐にやって来て……。
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友よ静かに死ね
制作年:
第二次大戦直後のフランス全土に名を馳せた、愛車シトロエンを駆って犯行を繰り返した5人組ギャングの物語。素晴らしい友と美しい恋人に囲まれて、犯罪を楽しむかのような若きギャングのリーダーを、ドロンがカーリー・ヘアで演じる。
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友よ静かに死ね
制作年:
第二次大戦直後のフランス全土に名を馳せた、愛車シトロエンを駆って犯行を繰り返した5人組ギャングの物語。素晴らしい友と美しい恋人に囲まれて、犯罪を楽しむかのような若きギャングのリーダーを、ドロンがカーリー・ヘアで演じる。
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泥棒を消せ
制作年:
サンフランシスコで殺人事件が発生、犯人の一味としてエディが警部に逮捕される。だが、この警部はエディに個人的うらみを持っていて、ことあるごとに彼の邪魔をしていたのだった。当然証拠不十分で釈放、やがてエディのやくざな兄、ウォルターが、宝石泥棒を計画する。A・ドロン主演のサスペンス・アクション。
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鷹
制作年:
宝石強盗で10年の刑を受けたジャックが出所した。だが事件は依然、謎に包まれていた。警察と昔の仲間の双方から追われる彼の前に美しい女が現れる。A・ドロンが監督、主演ほか4役をこなし、フィルム・ノワールの復権を目指して渾身の力で描くサスペンス。
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鷹
制作年:
宝石強盗で10年の刑を受けたジャックが出所した。だが事件は依然、謎に包まれていた。警察と昔の仲間の双方から追われる彼の前に美しい女が現れる。A・ドロンが監督、主演ほか4役をこなし、フィルム・ノワールの復権を目指して渾身の力で描くサスペンス。
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鷹
制作年:
宝石強盗で10年の刑を受けたジャックが出所した。だが事件は依然、謎に包まれていた。警察と昔の仲間の双方から追われる彼の前に美しい女が現れる。A・ドロンが監督、主演ほか4役をこなし、フィルム・ノワールの復権を目指して渾身の力で描くサスペンス。
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黄色いロールス・ロイス
制作年:
1930~41年にかけての黄色いロールスロイスにまつわる3つの物語を綴ったオムニバス。1930年のロンドンでは国務大臣、1941年はアメリカの上流婦人と、代々の持ち主を主人公にした風俗ラブ・ロマンス。
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最後の標的
制作年:
ドロン、ドヌーヴというフランス映画界きっての大物スターの共演で描かれた犯罪ドラマ。足を洗おうとした殺し屋が、組織の手を逃れて、とある農家に身を寄せた。そこで彼は人妻と激しい恋に落ち、やがて彼女と新たな人生を歩むため、マフィアとの最後の戦いに挑む。ドロンの渋みを増した存在感、ドヌーヴの美貌が印象的。
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シシリアン〈1969年〉
制作年:
マフィアのボス、ヴィットリオは、殺し屋のサーテットを脱獄させることに成功し、壮大な計画を練っていた。5億ドルの宝石がパリからニューヨークへ運ばれる際に、奪い取ろうというのだ。運搬は飛行機で行われるというのにいったいどうやって……。「地下室のメロディー」のゴールデン・トリオ、J・ギャバン、A・ドロン、H・ヴェルヌイユ監督が再びチームを組んだギャング映画の名作。E・モリコーネの音楽、H・ドカエの撮影が画面を引き立てる。
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ジェフ
制作年:
A・ドロンが自ら製作・主演したフィルム・ノワール。監督は「さらば友よ」で、男の友情を情感たっぷりに描いてみせたJ・エルマン。宝石商を襲い、多額のダイヤモンドをせしめた暗黒街の住人たち。だが、そのなかの一人、ジェフが仲間を裏切ったことから、報復のための冷たい戦いが始まる……。
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プレステージ
制作年:
美術商のピエールは、絵画や骨董品をオークションでセリ落とす時のスリルに生きがいを感じる男。情報があればハネムーン先から花嫁を残して仕事に飛んでいく。野望を追ってひた走る男の生きざまを描いたドラマで、原題は“急ぐ男“。
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燃えつきた納屋
制作年:
フランスの田舎オートドーフ。この村に“燃えつきた納屋“という変わった名の農家があった。ある雪の日、この農家の近くで殺人事件が起き、農家の家主ローズに嫌疑がかけられる。一家を守ろうとするローズは、新進気鋭の判事と対決する……。A・ドロンとS・シニョレの演技のぶつかり合いが見ものの心理劇。
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もういちど愛して
制作年:
A・ドロンが前妻N・ドロンと共演して話題を呼んだコメディ作品。死に別れたと思っていた妻との因果なめぐり合わせにほんろうされる神父の姿を描く。二枚目の代名詞、ドロンが珍しく披露するコミカルな演技が見どころ。
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真夜中のミラージュ
制作年:
パリ郊外を走る列車のコンパートメントの中で、ロバートは奇妙な女と出会う。その女と行動をともにするうち、彼は次第に変な人間関係に巻き込まれていき……。A・ドロンがひさびさの熱演で、1984年セザール賞主演男優賞の栄光に輝いた本格的ミステリー・サスペンス。
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黒いチューリップ
制作年:
1789年、フランス革命の真っ只中。貴族や役人を襲って財宝を奪う怪盗“黒いチューリップ“が出現。彼が顔に傷を負うと、瓜二つの顔をした弟が代わって義賊として活躍する。名匠C・ジャックが監督、A・ドロンが一人二役を演じた冒険アクション。
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リスボン特急
制作年:
銀行襲撃に端を発し、固い友情の絆で結ばれながらも対決の運命に向かっていく二人の男、パリ警察の鬼刑事と、夜の世界に君臨する顔役。そしてその陰で生きる哀しい女の運命を描くフィルム・ノワール。メルヴィル監督の遺作。
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スワンの恋
制作年:
フランスの文豪プルーストの大長編『失われた時を求めて』の一編を映画化。19世紀末のパリ社交界。高級娼婦オデットに心惹かれる青年スワンは、ついに彼女と一夜をともにするが……。狂おしい恋に悩むスワンの心の葛藤を秀逸な映像美で描く。
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チェイサー〈1977年〉
制作年:
フランス政財界の内幕を暴いたラフ・ヴァレのベストセラー小説の映画化。親友が不可解な死を遂げたことで、政界にたちこめる黒い霧の陰謀に巻き込まれていく実業家をドロンが熱演。自らも実業界に進出したドロンの華麗な半生を思わせる興味深い作品。
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黙って抱いて
制作年:
孤児院を3度も脱走したという前歴のある少年ビルジニーはある日、4度目の脱走をし、町のベビー・ギャングたちと知り合う。一方警部のジャンはヴァンドーム広場の宝石商からエメラルドを盗んだギャング集団の行方を追うが……。当時人気上昇中のドモンジョが活躍するロマンティックな青春コメディ。
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スコルピオ
制作年:
殺し屋スコルピオは、親友のCIA情報部員クロスから、中東の某国首相の暗殺を依頼される。ところが、クロスは二重スパイだった……。友情や愛情さえも押しつぶしていく非情なスパイ戦を、硬質なタッチで描くポリティカル・アクション。
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太陽が知っている
制作年:
A・ドロンが重要参考人とされた“マルコヴィッチ事件”のさなかに製作された記録破りの大ヒット作。南フランスのプール付きの別荘を舞台に展開する愛憎のドラマと完全犯罪。映画のストーリーが実際の事件と重なり合い、話題を呼んだ傑作ミステリー。
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世にも怪奇な物語
制作年:
特異な作風で知られるE・A・ポーの怪奇と幻想の世界をヴァディム、マル、フェリーニの3監督が、それぞれの個性とスタイルを生かして映画化したオムニバス3部作。「黒馬の哭く館」は殺された男の魂が、黒馬に乗り移り、美しい令嬢を死の世界へ連れ去る。ヴァディムが監督、当時彼の妻だったフォンダが主演。「影を殺した男」は背徳的な生活に溺れる男が、自分と瓜二つで同姓同名の男にことごとく悪事を邪魔されるために相手を殺すが、自らも死ぬ。監督はL・マル。「悪魔の首飾り」は過度の飲酒で絶望的な生活を続ける天才的な舞台俳優が、少女の幻影に取り憑かれ自殺を遂げる物語で、監督はフェリーニ。強烈な風刺を鋭ぎすまされた映像の中に描いたこの第3部が白眉。
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山猫
制作年:
1860年5月、イタリア統一のために立ち上がった革命軍がシチリア島に上陸。島の名門貴族サリーナ家も革命のニュースに震えるが、公爵はその知らせにも動じず、一家を連れて毎年の行事になっている別荘での晩餐会に向かう。一行の中には革命軍に参加しようとしている公爵の甥タンクレディの姿もあった。タンクレディは晩餐会で出会った村長の娘アンジェリカに心を奪われ、恋に落ちる……。歴史の波にのまれていく貴族社会の栄華と悲哀を描いた、ヴィスコンティの代表作。全編の3分の1を占める豪華絢爛な舞踊会シーンは映画史に残る名場面の一つ。
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パリは燃えているか
制作年:
第二次大戦末期、ドイツ軍占領下のパリ。パリ市民側では、ドゴール将軍の部下たちと過激派が街の防衛計画をめぐって対立していた。そこへ双方とも期待していた連合国軍が、パリを通らないという情報が入り……。パリ市民によるレジスタンス活動から、連合国軍によるパリ解放までの最後の2週間を、当時の映像も交えたドキュメンタリー・タッチで描いた超大作。英米仏独から、まさに“超豪華”と呼ぶにふさわしい俳優陣が結集している割に、誰も個性を発揮できなかったきらいがあるが、それがかえって中心となるヒーローがいない戦争の現実を表している。なお脚本には若きF・F・コッポラが参加している。
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生きる歓び
制作年:
クレマン&ドロンのコンビで「太陽がいっぱい」と同じ年に作られた作品。舞台は1920年代のローマ。何も知らずにファシスト党に入ってしまった青年が、手配中のアナーキストと間違われたことから次第に正義に目覚めていく。エスプリの効いたコメディ・タッチで政治を描いた佳作。
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ボルサリーノ
制作年:
1930年代、南フランスの港町マルセイユ。ニヒルでダンディーなシフレディと、女好きでひょうきん者のカペラは、男の野望とロマンをヤクザの世界に求める。だが富と権力を手に入れた時、二人を待っていたものは……。フランス二大スターのコントラストが絶妙。軽快なテーマ曲が当時の雰囲気を醸し出す。
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ル・ジタン
制作年:
自ら獄中経験を持つ異色監督ジョヴァンニの生粋フィルム・ノワール。殺人、脱獄、銀行強盗で暗黒街に知られるジプシー男“ル・ジタン”の、社会への徹底した反逆の人生を描く。非情でどこか寂しげな一匹狼をドロンが好演。フランス製の任侠ヤクザ映画といえる。
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仁義
制作年:
メルヴィル監督が豪華キャストで描いたフィルム・ノワールの佳作。宝石強奪のために数人の強者が運命的な出会いをするが、事件は意外な結末を迎える……。男の愛と友情と裏切りを絶妙な演出で描き出す。ドロンとモンタンの初共演も話題を呼んだ。
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暗殺者のメロディ
制作年:
スターリンによってソ連から追放された革命家トロツキーを暗殺すべく命令を受けたフランク・ジャクソンは、彼を追ってメキシコに向かった。任務へのプレッシャーからフランクはやがて自分を失っていく……。トロツキー暗殺事件をもとにJ・ロージーが、人間の内面に潜む不安と暗黒を鋭くえぐり出した異色作。
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パリの灯は遠く
制作年:
1942年、ドイツ軍占領下のパリ。美術商のロベールは同姓同名のユダヤ人と間違われ、身の潔白を証明するため、自力でもう一人のロベールを探し出す。だが、彼はすでに検挙されたあとだった……。有無をいわせぬ横暴な国家権力と、無力な個人の関係を象徴的に描いた問題作。
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フリック・ストーリー
制作年:
フランス史上まれに見る凶悪犯と、彼を追う国家警察きっての敏腕刑事ボルニッシュとの息詰まるような戦いを、冷静な目で描いた実録小説の映画化。いつもは善良な役ばかりのトランティニャンが凶悪犯に扮し、冷徹ですご味のある辛口の演技を見せる。
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サムライ
制作年:
一匹狼の殺し屋、ジェフ。死地へ赴く男の胸中は、一本の刀に生命を懸ける武士の心持ちだ。彼は空虚なアパートを出て、今日も仕事へ向かう。アリバイ工作は情婦ジャーヌに任せた。殺しはうまくいくが、逃走の際にピアニストのヴァレリーに顔を見られる。ジェフをかばったヴァレリーの証言に不審を抱いた警部は、ジェフに尾行をつける。一方、依頼人もジェフをねらい、消そうとするが失敗。そしてジェフのもとに新たな殺人の依頼がくるが、その標的はジェフをかばったはずのヴァレリーだった……。メルヴィルのタイトな演出によるフィルム・ノワールの傑作。H・ドカエの端正なカメラワークが絶品である。
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さらば友よ
制作年:
アルジェリア戦争帰りの軍医と戦争を商売にする男が、ひょんなことからある広告会社の金庫に債券を戻す仕事を頼まれる。二人の男は債券より金を盗もうと思い立つが、金庫の中には死体が……。男の友情をクールに描き、ブロンソンをスターダムに押し上げた好編。
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地下室のメロディー
制作年:
名匠ヴェルヌイユ監督が、ギャバンとドロンの二大スターを共演させて発表した犯罪アクション映画。5年の刑期を終えて出所した老ギャングのシャルルは、再びカジノの現金を襲う計画を立て、新しい仲間の青年フランシスと組み、見事、強奪に成功する。だが犯行は意外なところから露呈し……。ヴェルヌイユ監督は二大スターの対照的な性格描写の面白さで物語を進行させ、モノクロのシャープな映像とファンキーなモダンジャズの効果的な使用によって、この映画にさらに磨きをかけ、一級の娯楽作品に仕上げている。以前、コンピュータ処理によりカラー化された、アメリカ公開バージョンのビデオが発売された。
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ビッグ・ガン
制作年:
息子の7歳の誕生日を機に組織から足を洗おうと決心したトニー。しかし、それを首領に打ち明けた数日後、妻と息子は無残にも殺されてしまった。復讐を誓ったトニーは組織幹部を次々と倒し、首領を残すのみとなる……。ドロンが哀愁漂う犯罪者を好演。
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レッド・サン
制作年:
1870年の西部を舞台に、日米修好の任務を帯びた日本国大使の侍と、二人のガンマンが宝刀をめぐって繰り広げる異色のウエスタン。世界の3大スターの初顔合わせで大ヒットした。日本刀対ピストルという奇想天外な対決が、最大の見どころ。
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若者のすべて
制作年:
イタリアの南部移民問題を鋭く突き、南部の家族の崩壊をドラマティックに描いたヴィスコンティの傑作。南部のパロンディ一家は、北部の大都市ミラノに希望を託して移住して来る。次男のシモーネはボクサーとなり頭角を表わすが、次第に娼婦のナディアにのめり込み、落ちぶれる。ナディアは三男のロッコと愛し合うようになるが、嫉妬に狂ったシモーネにロッコの目の前で犯される。ロッコは兄のためにナディアをあきらめ、家族の犠牲となってボクサーとなり、成功するが……。原題は「ロッコとその兄弟たち」で、5人の兄弟の一人一人がきめ細かに描かれている。ナディアの強姦シーンと殺害シーンは、ヴィスコンティの気迫のこもった演出で圧巻。
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太陽はひとりぼっち
制作年:
「情事」「夜」で人間関係の断絶をテーマにしてきたアントニオーニ監督の代表作の1本。都会に生きる人間たちの不確かな恋愛感情をモノクロのシャープな映像感覚で追求した作品。ヴィットリアはふとしたことで、証券取引所で会った仲買人のピエロに心惹かれ、関係を持つようになる。だが、肉体関係まで持った二人にも何か埋められない溝があった。お互いを盲目的に愛するという能動的な情熱は二人にはない。ある日、二人は無感動に別れていく。アントニオーニ監督が、感傷に溺れることなく、突き放した冷静さで男女の別離を描いた心理的恋愛映画の秀作。
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冒険者たち
制作年:
アンリコ監督の名を永遠のものにした青春レクイエムの名作。ドロン、ヴァンチュラ、シムカスの3人組は、夢と冒険を目指して、アフリカの海底に眠る財宝探しに旅立つ。ところが、宝を狙う一味に襲われて……。真っ青な海面に白波をたてながら沈んでいく、シムカスの埋葬シーンが忘れられない。
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