
高島忠夫
高島忠夫 出演映画作品
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海底軍艦〈4K版〉
制作年:2025年01月03日(金)公開
本多猪四郎監督と円谷英二特技監督による海洋冒険映画『海底軍艦』を、4K版で上映する。押川春浪の同名小説を基に、地上の征服を狙う太平洋に沈んだ太古の帝国と、終戦時に姿を消し、米国との決戦のために孤島で秘密兵器となる海底軍艦を作っていた旧日本軍の大佐たちを描く。出演は高島忠夫、藤山陽子、小泉博、上原謙、藤木悠、平田昭彦ら。
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天皇・皇居と日清戦争
制作年:
「明治天皇と日露大戦争」の大ヒットによって息を吹き返した新東宝が、二匹目のドジョウを狙って製作した姉妹編的戦争絵巻スペクタクル。日清戦争がどのようにして勃発し、そして終結していったのかを、明治天皇と昭憲皇后を主軸に据えながらパノラマティックに描出。浪花節的な語り口で、戦前ではおなじみだった様々なエピソードが披露されていく。別題「明治大帝と日清戦争」。
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アジャパー天国
制作年:
キャバレーで皿洗いをするゆきは幼い娘を抱え、夫の引き揚げを待っていた。しかし、実は夫はすでに大陸から引き揚げており、今は悪の道に入り恐喝をやっている。ゆきの勤めるキャバレーを舞台に拉致事件が起こったのがもとで、その事件にかかわっていた夫とゆきは再会する。斎藤寅次郎得意の喜劇。
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ドライ夫人と亭主関白
制作年:
歌手だった近江俊郎が監督、脚本出演など、5役を務めた歌謡ショー乗りのキャバレー・コメディ。女房に頭のあがらない亭主たちは、グチをいいながらの毎日を過ごしていた。そんなある日、洋装店店主、金助に莫大な遺産が入ると知らせがあった。前祝いに亭主らはキャバレーへと向かうが、そこでヤクザに絡まれてしまう。
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アンデルセン物語
制作年:
アンデルセン靴店の息子ハンスとマッチ売りの少女エリサの住む町に、世界中の子供に夢を配って歩く眠りの精オーレおじさんがやって来た。おじさんはハンスの父親に靴を直してもらったお礼に、赤い革を置いていくが……。童話作家アンデルセンの少年時代に、彼が創作した名作童話の数々のエピソードを元ネタ的に織り交ぜながら描いた長編アニメーション映画。脚本には井上ひさしも参加している。
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カックン超特急
制作年:
由利徹と南利明のコンビを主演に、ハチャメチャな珍道中を描くコメディ。伊東の運送会社で働く運転手・平助と助手の信吉は東京行きの特急便の常務を任され、東京へと車を走らせた。しかし、女に甘い二人は、途中でハンドバッグを崖下に落として困っている娘を助けたり、ヒッチハイクの娘を乗せてまんまと食事を食い逃げされたりと散々。大遅刻で映画の小道具を撮影所に届けるが……。DVDは「新東宝映画傑作選 BOX FUNNY&ELEGY編」に収録。
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おしゃべり社長
制作年:
平和玩具社長・大前田の海外出張のため、代理社長に選ばれたのは元社員で今はルンペンの早乙女修。就任早々改革の嵐と長~いおしゃべり訓辞に社員たちはキリキリまい。新製品“笑う玩具“の売れいきやいかに?
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戦雲アジアの女王~ 悲運のラストクイーン
制作年:
棋本捨三原作の『或る女の終幕』を新人・高倉みゆき主演で映画化したスペクタクル映画。清朝の王族・粛親王の第14王女として生まれた川島芳子の波乱の生涯が描かれる。“東洋のマタ・ハリ“と呼ばれた男装の麗人・川島芳子を高倉みゆきが演じる。
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新妻鏡
制作年:
文代は、見合いの当日、隣家の少年・邦男に誤って空気銃で目を射たれてしまう。病室に邦男を連れて兄の博が見舞いにくるが、文代は冷たく追い返す。薄幸な美女がたどる数奇な運命と、純粋な愛を描く。小島政二郎の原作の再映画化で、音楽を担当している古賀政男と島倉千代子が自身の役で特別出演している。
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明治大帝と日清戦争
制作年:
劇場公開タイトルは「天皇・皇后と日清戦争」。朝鮮の独立を助けるべく(?)清国に宣戦を布告した日本が見事に大勝利を収めたあと、露・仏・独3ヵ国の干渉により、遼東半島の領有権を放棄するまでのお話。平和主義者として描かれる明治天皇を中心に、講談調で進められていく、大スペクタクル映画の珍品である。
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森繁の新入社員
制作年:
長い失業生活をはなれ、保険会社の外務員となった豊臣三太郎は、次から次へと女難におそわれ、メチャクチャな新入社員生活が始まる。新東宝の売りものの一つだった森繁久彌主演のコメディ・シリーズの一編。まだ若い高島忠夫が初々しい演技を見せる。
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森繁の新婚旅行
制作年:
東京から愛媛の田舎に左遷されてきた新聞記者の森文吾は、その町の名家で平清盛の子孫という娘と結婚し、東京に新婚旅行にやって来る。だが高校の修学旅行の団体が一緒について来てしまう……。森繁久彌が最もノッている頃のテンポのよいコメディ。
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軍神山本元帥と連合艦隊
制作年:
新東宝お得意の戦争大作。山本五十六長官と、彼が率いる連合艦隊の第二次大戦中における活躍と凋落を描いていく。“1年間は随分と暴れ回るが、その先は……“という名セリフを吐き、戦争の行く末を憂いていた山本長官の人物像を映し出している。
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フランケンシュタイン対 地底怪獣(バラゴン)
制作年:
東宝とベネディクト・プロ提携による初の日米合作怪獣映画。第二次世界大戦末期、ナチスドイツから秘密裡に日本に運び込まれたフランケンシュタインの怪物の心臓は広島に到着したが、原爆で行方不明となる。15年後、人間化して異常成長を遂げたフランケンシュタインは、折から出現した地底怪獣バラゴンと対決する。海外ホラーの古典的キャラクター“フランケンシュタイン博士の怪物“を主役に迎え、それを巨大化して怪獣と対決させるという着想が実にユニークである。しかし本家フランケンシュタインが科学の力によって作られた再生人間であるのに対して和製フランケンシュタインの方は、一個の心臓から巨大に成長するクローン人間であり、容貌と名前以外に共通性はほとんどない。ビデオ、DVDには初公開時のエンディングを収録。
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怪獣島の決戦 ゴジラの息子
制作年:
南海のゾルゲル島を舞台にゴジラの息子ミニラが初登場し、怪獣カマキラスやクモンガと対決する。この作品から特技監督が名匠・円谷英二から弟子の有島貞昌にバトン・タッチされた。ゴジラとミニラの親子の愛情がしっかり描き込まれている。
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明治大帝御一代記
制作年:
嵐寛寿郎主演の一連の“明治天皇“映画を1本に再編集、追加撮影して製作された一代記。冒頭、大蔵貢の写真付製作意図のあと、明治天皇の誕生、幕末の争乱から西南の役、日清・日露戦争、そして逝去、乃木将軍夫妻の殉死までが、絵巻物のように編集されている。エキストラの数には驚嘆させられる。
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ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば
制作年:
桜花学園の名物トリオとしてならした3人の乙女たちも、TV局ディレクター、新進ヘア・デザイナー、料亭の女将と、今では立派なキャリアウーマン!? そんな3人が、ある日恩師から結婚相手を世話すると言われて大騒動を巻き起こす……。美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみの黄金トリオが繰り広げる青春コメディ。
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アワモリ君西へ行く
制作年:
「アワモリ君乾杯!」に続く坂本九の主演作。前作で予備校生だったアワモリ、大学のコンビも、社会人になっている。今回は、大阪支社に転勤を命じられた大学とともに、商売のコツを覚えるため大阪に向かったアワモリが、大学のいる轟商事の課長、高田の縁談に首をつっこんだことから起きる大騒動を描く。
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娘十六ジャズ祭り
制作年:
「青春ジャズ娘」に続いて新東宝が製作した“ジャズ娘”もの音楽映画の第2作。あるキャバレーのジャズ・バンドが一人の浮浪少女を拾い、彼女を元オペラの指揮者のもとに預ける。しかし、彼女はジャズの天分を持っており、やがてジャズ・バンドに加わって得意の歌を披露する。当時の人気ジャズ・バンドが大挙出演。
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陸軍落語兵
制作年:
補充兵として軍隊に入った落語の前座4人組が、失敗を繰り返しながら教練所から中国大陸、そして最前線へと駆り出されていくさまを描いた兵隊喜劇。自らの軍隊経験をもとにした春風亭柳昇の原作を、「与太郎戦記」の弓削太郎が映画化。本編が彼の遺作になった。
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花影〈1961年〉
制作年:
大岡昇平の小説を川島雄三が映画化した作品。銀座のバーの女と彼女をとりまく男たち。夜の街に生きる女の哀しみと、彼女が死に近づいていくプロセスが描かれる。主演の池内淳子は長いブランクのあとの映画界復活第1作だったが、難しい役をさりげなくこなしている。
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イチかバチか
制作年:
奇才・川島雄三の遺作となった作品。大金持ちでありながらケチな生活を送っている製鋼会社社長と、豪放でいて小心の市長との工場誘致をめぐるやりとりに、美人スパイとのラブ・ロマンスを絡ませて描く。川島雄三らしい個性的な人物の造型が楽しめる。
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森繁のやりくり社員
制作年:
森繁演じる主人公は、東西放送広告社のプロデューサー・森岡茂。彼の仕事ぶりは芳しくなく、社長のカンナ女史ににらまれてばかり。そんな折、ポポナ化粧品に勤める森岡の妻・蓮子がミス・ポポナに選ばれ、同社提供の番組に出演、人気を博す。その結果、森岡は、”主夫”としての生活を始めるのだった……。夫妻の立場が逆転する痛快コメディ。
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太陽を抱け
制作年:
ミュージシャンとして成り上がろうとする青年たちの姿を、恋を交えて描いた青春喜劇。解散したチューリップ座のもとメンバー、森山と千葉は、強引にオリオン・レコードに売り込み、“オリオン・スターズ”を結成。新曲もヒットし、千葉はレコード会社の社長令嬢・洋子に惹かれていくが……。当時、歌にドラマに活躍中の朝丘雪路が魅力的。
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カモとねぎ
制作年:
3人の詐欺師が競艇の八百長でひともうけした。その金を狙って女が現れるが、3人の詐欺師は女と手を組む。この4人が「スパイ大作戦」さながらに、あの手この手で詐欺をくり返すコメディ。邦画には数少ない犯罪喜劇の良質の1本。硬派の作品が多い森雅之が珍しく笑わせる。
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新・極道の妻〈おんな〉たち 惚れたら地獄
制作年:
生命を賭けた行動に出る“極妻”の戦いを、緊迫感たっぷりに描く。病床の組長に代わって、大阪、ミナミの御蔵組を仕切る妻の芙由は土地開発に便乗し、組の地位を固めようとする。だが、敵対する侠和会がこれを阻止せんと暗躍。御蔵組の組長、幹部が次々と殺され、芙由の身にも危険が迫る。
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嵐を呼ぶ楽団
制作年:
ジャズ・バンドに若いエネルギーをぶつける男女の青春サクセス・ストーリー。「嵐を呼ぶ男」で名を上げた井上監督の朗らかでキビキビとした演出が光る。ジャズ界の草分けの遺児、宏志は豊かな才能を持ちながら気性激しく、仕事が続かない。人気ダンサー・ルリ子の伴奏を務めても、即興演奏で目立とうとして彼女に罵倒される。そんな宏志が自分のバンドを持つという夢をドサ廻りを続けつつ花開かせていく。
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雲の上団五郎一座
制作年:
菊田一夫の舞台劇の映画化。ドサ回り劇団・雲の上団五郎一座の座長・団五郎は大劇場で公演する夢を抱いている。四国で出会った酒井という青年と二人三脚で大興行を打とうとするが……。エノケンとフランキーの新旧コンビが絶妙。
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がめつい奴
制作年:
菊田一夫のヒット戯曲の映画化。大阪の下町で木賃宿・釜ケ崎荘を営んでいるお鹿は“がめつさ”では誰にも負けない中年女。彼女の唯一の楽しみは、台所の梅干しのカメの中に隠した札束を数えること。最近は息子の健太が、住人の小山田姉妹の妹・絹と恋仲になっていることが気に入らない。姉妹が昔の奉公先の娘だったからだ。そんなある日、土地をだまし取った熊吉とモメた姉妹の姉・初江が、彼を刺してしまう……。
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君も出世ができる
制作年:
同じ会社に勤めるハッスル型のフランキー堺とノンビリ型の高島忠夫の出世競争を描くミュージカル・コメディ。ハッスル型とノンビリ型、果たしてどちらに軍配が? 日本版「努力しないで出世する方法」といえる。
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女王蜂の怒り
制作年:
神戸の波止場をはさんで海堂組と竜神組はことごとく対立していた。竜神組の副長・剛田は海堂組の女親分・ゆりの体とシマを狙っていたが、“ハリケーンの政”と名乗る流れ者がゆりを救う。石井輝男の粋な演出が冴えわたる。
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影法師捕物帖
制作年:
和製ホラーの第一人者・中川信夫監督による娯楽時代劇。嵐寛寿郎の300本出演記念作品でもある。老中田沼意次の金権政治を正すべく、松平定信の命を受けた“影法師”こと朱桜玲三郎は、天草四郎の埋蔵金を手に入れようとする田沼の陰謀を阻止していく。田沼は報復として、松平の行列襲撃を企てるが……。
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キングコング対ゴジラ
制作年:
前作「ゴジラの逆襲」から7年を経て甦ったゴジラが、アメリカを代表するモンスター、キングコングと大格闘を展開する。北極の氷が溶け再び甦ったゴジラは、その帰巣本能から一路日本へ向かう。一方、南海ファロ島からTV局の手で眠らされ日本へ運ばれるキングコングは、近海で眠りから覚め日本へ上陸する。折から上陸していたゴジラは日光・中禅寺湖付近で衝突し……。東宝創立30周年記念映画として製作された、当時としては空前の超大作。日米を代表するモンスターであるゴジラとキングコングを対決させるというアイデアが大衆にアピールした。
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海底軍艦
制作年:
日本SF小説界の草分け的存在である押川春浪の同名小説を原作とした作品。1万2千年も前に地球上で繁栄を誇ったムウ帝国は、地殻変動のために海底に沈没した。しかし彼らはその科学力で海底に都市を築き上げて世界征服を企んでいるのだ。旧日本海軍の知能と技術を集結した“海底軍艦”は、ムウ帝国の野望を阻止すべく、海底深く戦いを挑んでいく。しかし、行く手には全長150メートルもある大怪竜のマンダが待ちかまえていた……。艦首に穿孔器をつけた海底軍艦のデザインは、まるでブリキのおもちゃのようにゴツゴツしていて楽しい。東宝の“怪獣”ものが最もノッていた時期の佳作である。特技監督は円谷英二。
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悲しい色やねん
制作年:
小林信彦の原作を森田芳光が大胆にアレンジして作り上げたシティー感覚の青春ヤクザ映画。夕張組組長の一人息子トオルは大学を出て銀行員として働いていたが、父が三池組系の元ヤクザとの喧嘩で大ケガをしたのをきっかけに、ヤクザの世界に身を投じていく。江波杏子が小林薫演じる関西ヤクザの重鎮のパートナーに扮し、男役に挑戦している。
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ゴジラVSメカゴジラ
制作年:
1975年の「メカゴジラの逆襲」から18年ぶりに復活したメカゴジラが、人類のゴジラに対する最新兵器として登場。さらに「怪獣総進撃」(1968)以来のラドン、ベビーゴジラと、キャラクターを盛り込んだ大活劇編。かつて未来人が作り上げたメカキングギドラのテクノロジーを参考に、メカゴジラが完成しつつあった。その頃、アドノア島で核の影響でラドンが誕生。島で調査をしていた大前博士と五条梓は、ラドンの卵の隣りにあった謎の卵を持ち帰る。卵から生まれたのは、ゴジラと同種族のベビーゴジラ。ゴジラはベビーゴジラに誘われて日本上陸。ついに完成したメカゴジラと戦うが……。ドラマ性よりも怪獣同士の戦いに力点を置いて描かれ、その部分では見ごたえがある。ただ、ゴジラは回を追うごとに強くなりすぎている感がある。
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