山本耕史、バスローブ姿で「すごく爽快」 ミュージカル『フル・モンティ』開幕!
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山本耕史が主演する日米合作ミュージカル『フル・モンティ』が、8月19日から東京国際フォーラムホールCで開幕。18日に同劇場で初日前会見が行われ、出演する山本耕史、ゆりやんレトリィバァ、演出のトレイ・エレットが登壇した。
【写真】山本耕史、ブロードウェイキャストに囲まれても屈強! 『フル・モンティ』舞台写真
1997年の映画をもとに誕生し、トニー賞作品賞含む9部門にノミネートされたコメディ・ミュージカル『フル・モンティ』。世界中を笑いと涙で包んできたブロードウェイミュージカルが、今夏、日米合同制作として一新。生演奏・全編英語上演(日本語字幕あり)で男たちの友情と再生の物語が描かれる。
演出家のトレイ・エレットは『RENT』(2024年)で演出を務めているが、本作については「2年前に初めて『RENT』でご一緒させていただいたときに、この山本耕史という人物ともう1度何かでご一緒したいと思いました。こちらの作品は、自分自身が非常に好きということもありますし、耕史さんにやっていただく役の父親像や夫像……すべてが彼にぴったりだなと。歌も踊りもすべて必要な役どころですし、そう考えたときにもう彼しかいないと思いました」と語る。
それに対して、山本は「全編英語上演ですごくチャレンジングですけど、トレイは同じ役(『RENT』のマーク役)をやった経験もあって、安心できる演出家なので、ここはもうトレイさんに委ねてみようと思って。お話をいただいたときはうれしかったです」と笑顔。ただ、実際に全編英語の上演は「ある程度分かっている『RENT』でやるのとはまた違って、全く知らない作品、言ったことのないセリフを英語で言うので、『RENT』の10倍ぐらい大変でした。台本を開くたびに大量のセリフが目に入って、何回か挫けました」とも。
今回、ミュージカル初挑戦となるゆりやん。山本については「私は山本耕史さんとご一緒させていただけて本当に感謝してます! 一生ついていきます!」。そんなゆりやんに対して山本も「ものすごく控えめでかわいいらしい方。日米合作と言いつつ、“日”が限りなく少ない中で、日本語で話し合える唯一の仲間というか。助かっています」と印象を語った。
観客へのメッセージを求めると、山本は「この作品をご存じの方もいらっしゃると思いますし、もちろん知らない方もいると思いますけど、見れば見るほど僕もどんどん好きになっていって。最初はセリフを言うのも難しい作品だな、どうしようかなと思っていたんですけど、いつの間にかこの作品の内容に釘付けになっていって……最後はここに自分が立つことがもし叶ったら、こんなに幸せな瞬間はないだろうなというラストを迎えます。『フルモンティー』というタイトルですから、すべてをさらけ出します。爽快であり、人間のこの愛情もいっぱい溢れていて、それでいてとてもドラマチックすぎないというか。誰にでも起こり得ることがそれぞれにあって、でもみんなが集結して1つのビッグナイトを過ごす。ミュージカル向きであり、皆さんも見たらすごく爽快な気持ちになるんじゃないかなと思うので、ぜひ皆さん遊びに来てください」と話した。
本作では山本はほぼ出ずっぱりで、かなりのセリフ量。だが、やはり俳優としての実力と努力があって、英語に関しては遜色ないし、体格も引けを取らず、「日米合作」をきちんとリード。山本の演じるジェリーは失業していて、息子の親権を奪われそうで……とハードな境遇の役どころで、他の男たちもそれぞれに困難を抱えているが、全編を通じて暗くなりすぎず、最終的には彼らを応援したくなるのは、作品そのものの力はもちろん、山本をはじめとする俳優陣の人間味あふれる芝居があるからだろう。
ゆりやんは初めてのミュージカル出演となるが、その堂々とした態度とハッピーな存在感で好演。全体的に決して曲数が多いわけではないが、「MICHAEL JORDAN’S BALL(マイケル・ジョーダンのボール)」や「BREEZE OFF THE RIVER(川面のそよ風)」など、見せどころや聞かせどころは十分。なんと言っても、ラストの「LET IT GO(ありのまま)」は実に爽快で、清々しいクライマックスである。
日米合作ブロードウェイミュージカル『フル・モンティ』は、東京国際フォーラム ホールCにて8月19日〜9月7日、大阪・新歌舞伎座にて9月10日〜14日上演。
【公演概要】
ミュージカル『フル・モンティ』
8月19日~9月7日
東京国際フォーラム ホールC
【大阪公演】
9月10日~9月14日
新歌舞伎座
【キャスト】
山本耕史
アダム・チャンラー=ベラット
グレッグ・ヒルドレス
ゆりやんレトリィバァ
ジョン・ヘンフィル
チャールズ・E・ウォレス
スティーヴン・ロシェット・ロペス
マイケル・グレーセファ
ケルシー・ヴェンター
コリーン・セクストン
マイリンダ・ハル
アラナ・コーゼン
グレゴリー・ヘイニー
コディ・ジェンキンス
ナタリー・ジョイ・ジョンソン
ミハル・コラコウスキ
ミッシー・モレノ
シア・レン
ジェイムズ・スコッピ
ジャミソン・スターン
グリフィン・ビニッカー
ジェニファー・ヘンフィル
川合おりえん
ケント・スウェル
Conductor 渡邉晃司
Reed1 辻野進輔
Reed2 宮木謙介
Trumpet1 田沼慶紀
Trumpet2 松田美由貴
Trombone 榎本裕介
Drums 沼直也
Percussion 東佳樹
Bass えがわとぶを
Guitar 中村康彦
Keyboard1 前嶋康明
Keyboard2 鎌田裕美子
【スタッフ】
脚本:テレンス・マクナリー
作詞・作曲:デイヴィッド・ヤズベック
原作:映画「フル・モンティ」
演出:トレイ・エレット
振付:ポール・マギル
音楽スーパーバイザー:キャサリン・A・ウォーカー
オーケストレーション:ハロルド・ウィーラー
ボーカルおよび付随音楽編曲:テッド・スペリング
ダンス音楽編曲:ゼイン・マーク