THE ROB CARLTON、兄弟ゆえの“阿吽の呼吸” 新作二人芝居を語る!【ロングver.】
――兄弟でのクリエーションの歩みやその深みを感じるエピソードの数々でした。ここ数年、THE ROB CARLTONは京都を拠点に据えながら東京でも積極的に公演を重ね、東西を横断して話題を集めています。最後に今後の展望をお聞かせいただけますか?
ボブ:これまで関西を拠点に長く活動してきたわけですけど、関西の劇団とか京都の劇団とかっていうことを強く意識して作品を作っているわけではなくて、「日本の劇団になりたい」という思いでやってきたんですよね。そうなると、やはり東京でも公演をやった方がいい。そう思って、東西での活動を精力的にやってきました。THE ROB CARLTONは3人の小規模団体ですからいろいろ難しい部分もあるのですが、多少無理してでも、より多くの方に作品を届けられるようにチャレンジしたいと思っています。
ダイチ:最初は「兄が作品を世に出す手伝いができたら」くらいに思っていたわけですが、兄と一つふたつと作品を作るうちに、僕自身にも俳優としても自我が生まれたというか、「コメディになくてはならない役者になりたい」という展望を抱くようになったんです。面白い作品をより面白くできる職人でいたいので、職人技を突き詰めていきたいですね。兼ね役や早替えの技術も含めて!(笑)。
ボブ:演劇界の兼ね役&早替え俳優と言えば、村角ダイチ! そのくらい頼りにしています! そして、ゆくゆくは海外の方にも観ていただきたいですね。
ダイチ:海外での反応気になりますね。
ボブ:THE ROB CARLTONの作品は日本語の面白さにもこだわってはいるのですが、ベースとしては人間の小ささやしょうもなさ、滑稽さみたいなものを引きで見て客観的に笑う、みたいな造りなので、仕様を整えれば、海外でも上演ができるんじゃないかと思うんです。英語圏内もですけど、韓国とか中国のアジア圏の演劇も盛んになっていると聞いていますので、現地の方でやってもらうことでどんな展開が見られるのかも気になります。そして、ゆくゆくはロンドンで公演ができたら最高だなって思っています。
ダイチ:それこそ、兄弟2人で演劇をやっている人、世界中を探したら結構いるんじゃないですか?
ボブ:なんとかブラザーズみたいな感じで、世界のどっかの兄弟が『VISITORS』をやってくれたら最高ですね。そのためにもまずは日本の劇団、日本の兼ね役・早替え俳優になれるようがんばります!
(取材・文:丘田ミイ子 写真:明田川志保)
THE ROB CARLTON 20F『VISITORS』は、8月27日~30日東京・ユーロライブ、9月11日~13日大阪・ABCホールにて上演。
【公演概要】
THE ROB CARLTON 20F「VISITORS」
8月27日~30日:東京・ユーロライブ
9月11日~13日:大阪・ABCホール
◆作・演出
村角太洋
◆出演
ボブ・マーサム
村角ダイチ
村角ダイチ
村角ダイチ
【公式サイト】http://www.rob-carlton.jp/nextstage.html