佐藤大樹、コロナ禍を経て強くなった俳優業への思い 「FANTASTICSの名前を広げられることに燃えた」

インタビュー
2026年8月12日 10:00

■グループとして変わらないことは「ライブにかける熱量」

――すでに「GL‐9 ~FANTASTICS BOOKS~」で5名のメンバーの写真集などが発売されていますが、見てみてどんな感想を抱きましたか?

佐藤:やっぱりFANTASTICSらしいと思いました。こんなに個性がぶつかるんだと。みんな違うから表紙を並べた時に、同じグループのメンバーとは思えなくて。読み応えもありましたね。特に澤本夏輝と堀夏喜は、初書籍というのもあって「今、やりたいものを詰め込んでいます」っていう感じがしました。澤夏(澤本)は口下手だし、あまり表に出るのが好きじゃないっていうのがタイトルからも取れるし、すごくいいなと。言葉に説得力があって、もっと芯の部分が知れたなと思いました。なっちゃん(堀)に関しては、ノーメイクで自分の行きたい場所で好きに撮ってもらうのが、すごくなっちゃんらしくて。「こういう写真集を作りたかったんだな」って伝わってきました。この2人はこういう感じだよなって、しみじみ思いましたね。

――この10年を振り返ってFANTASTICSにとってのターニングポイントっていつでしょうか?

佐藤:2016年のFANTASTICS結成と、デビュー発表をしたEXILEのドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2018-2019 “STAR OF WISH”」かなと思います。EXILEのドームツアーにFANTASTICSがサポートメンバーとして出演して、デビュー発表もその場でして。そのままデビュー曲「OVER DRIVE」を披露させていただきました。普通じゃありえないロケットスタートを切らせてもらえたのは、1番大きかったと思います。あとは『マネキン・ナイト・フィーバー』っていうFANTASTICS全員でお芝居をしたドラマを経て、最初のホールツアー「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE」で半分お芝居、半分ライブっていう形で舞台をできたのは、全員が当たり前にお芝居をするLDHの中でも新しくて、いろんな人に知ってもらえる機会になったんじゃないかなと思っています。


――そんな中で、グループとして変わったこと、変わらないことを教えてください。

佐藤:全員がお芝居を経験したり、個人活動をかなり精力的にしたりしているグループだなと思うのですが、集まった時の爆発力、みんなで何か一つのものを成し遂げる能力はすごく成長したなって思っています。バラエティの時にも、メンバーがこういう発言をしたら、自分はこういう立ち位置に回ろうみたいなことが瞬時にできるようになりました。変わらない部分でいうと、やっぱりパフォーマンスに対する姿勢ですかね。LDHって今でも「ダンスといえばLDH」って言われるぐらい武器にしているものでもあるので、世界さんを筆頭にパフォーマンスに対して絶対に手を抜かないっていう姿勢、ライブにかける熱量っていうのは、全く変わってないなと思います。

――ちなみに佐藤さん個人として変わったこと、変わらないこともあれば教えてください。

佐藤:個人的には、いろんな役を演じたり、いろんな取材を受けたり、自分が編集長になって雑誌を作ったり、メディアにたくさん出るようになってから、言葉選びは絶対に変わっているなと思っています。朝の情報番組や、生放送に出ることになって、発言にはすごく気をつけるようになりました。逆に変わらないことは、年齢を重ねても中身は少年なこと。とにかく楽しいことが好きだし、自分が好きなものに全力を注げるっていうことは変わってないですね。ライブは自分が1番楽しめる場所だから、その日に出せる120%を絶対に出している自信があります。いろんな仕事をさせていただいていますが、仕事で絶対に手は抜かないです。これだけは変わってないかなと思います。


――最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

佐藤:ファンの皆さんに喜んでもらえるカットを厳選していますし、インタビューもかなり読み応えがあるんじゃないかなと思っているので、見て読んで楽しんでほしいです。カメラを意識せず自然体で台湾を満喫している姿っていうのを楽しんでもらって、一緒に旅行しに来た気分になれる一冊だと思うので、そういうところにも注目してもらえたらなと思います。

(取材・文:於ありさ 写真:松林満美)

 2nd写真集『In Motion』(幻冬舎)は発売中。

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