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豊川悦司、『キングダム2』ヒョウ公役で存在感 大沢たかおとの共演シーンにも反響

映画

映画『キングダム2 遥かなる大地へ』豊川悦司演じるヒョウ公
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』豊川悦司演じるヒョウ公(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

 7月15日の公開以降、映画動員ランキング(興行通信社調べ)で2週連続首位を記録するなど、大ヒットしている映画『キングダム2 遥かなる大地へ』。原泰久の壮大なる原作を見事に実写化した本作は、俳優たちの奮闘が大きな話題になっているが、本作から登場した秦国の大将軍・ヒョウ公を演じている豊川悦司の重厚感も「トヨエツさんのヒョウ公に痺(しび)れました」「ロング巻き毛ヒゲの豊川さんの威厳ある姿が素敵」と反響が寄せられている。

【写真】仮面をつけた甲冑姿も重厚感たっぷり トヨエツ演じるヒョウ公

 ヒョウ公は、吉沢亮演じる若き王・エイ政が治める秦国の大将軍。戦をこよなく愛し、戦場では誰よりも生き生きとしている。野心もなくただ戦で勝利し、うまい酒が飲めればいいという豪放磊落(らいらく)な人物だ。

 ヒョウ公を演じるのが豊川だと発表された際は、スマートでクールな印象を持つ豊川だけに「少しイメージと違う」という意見も見受けられた。豊川自身も「自分とは全然違う」と完成報告会の席で発言していた。その言葉の真意について「ヒョウ公は非常に本能的な武将。僕にはそういったパブリックイメージがないと思っていた」とインタビューで語っていた豊川。

 しかし、実際に完成した作品をみると、ヒョウ公の豪快さはもちろん、純粋に戦いを楽しむ、どこか子供のような姿が見事に表現されており、非常に魅力的な大将軍に映った。そこには豊川の格好いいだけではなく“おかしみ”を兼ね備えた表現がはまっていたからだろう。

 豊川といえば『愛していると言ってくれ』(1995)や『青い鳥』(1997)で見せた繊細で陰のある色気いっぱいのキャラクターから、『弁護士のくず』(2006)のようなコミカルな演技、さらに『ビューティフルレイン』(2012)で演じた愛情あふれる父親の役、『No Activity/本日も異状なし』(2021)では、ポンコツで突っ込みどころ満載の刑事役など、年を重ねるごとに新たな一面を見せ視聴者を楽しませてくれる。

 そんな懐の深さがヒョウ公にもにじみ出ているからこそ、一見イメージと違うと思わせながらも、しっかりと役を手のうちにいれ、さらに豊川ならではの味付けで表現し、魅力的なキャラクターに仕上げたのだろう。「トヨエツさんのヒョウ公が格好良すぎてずっと余韻に浸りまくっている」「原作の豪快さがありつつダンディ」「愛すべきトヨエツヒョウ公」など、SNS上にも称賛コメントが数多く見受けられた。

 また、物語のある場面で見せる大沢たかお演じる王騎将軍との2ショットも、ベテラン俳優たちだからこその味のあるシーンになっている。大沢との共演について豊川は「大沢くんとは何度も共演しているし、どっぷりと仕事をしたことがあるので、久々に再会して感慨深いものがありました」と語っていたが、「大沢たかおと豊川悦司が二人並ぶとか眼福過ぎた」「大沢たかおと豊川悦司が笑い合うシーンが見られただけで幸せ」「王騎とヒョウ公が並んだシーンにグッと来た」と大きな反響を呼んでいた。(文・磯部正和)

 映画『キングダム2 遥かなる大地へ』は公開中。

※ヒョウ公の「ヒョウ」は「鹿にれんが」が正式表記
※エイ政の「エイ」は、「亡の下に口、その下に左から月、女、迅のつくり」が正式表記

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