「歴史上の人物」を先祖に持つ芸能人 戦前の総理大臣の“ひ孫”は超人気女優
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芸能人の親や親族が同じ芸能人や著名人ということも少なくないが、中には、家系図を大きくさかのぼると、戦国武将や明治維新の立役者、はたまた文豪など日本史の教科書を彩る人物に行き当たる、というタレントも存在する。今回はそんな「歴史上の人物」の先祖、親戚という芸能人をまとめた。
【写真】実は「歴史上の人物」を先祖に持つ芸能人たち
■ DAIGO
ミュージシャンでタレント・DAIGOは、消費税導入などで知られる第74代内閣総理大臣・竹下登の孫であることは広く知られているが、それ以外にも数多くの偉人の子孫であることが分かっている。2020年放送の『はじめまして!一番遠い親戚さん』(日本テレビ系)では、21親等に今でいう三菱グループ、かつての三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎、25親等に“近代日本経済の父”と言われ大河ドラマ『青天を衝け』の主人公にもなった渋沢栄一がいると判明。さらに、9親等にいる平岡公威という人物は、小説『金閣寺』などで知られる文豪の三島由紀夫だ。さらに12親等には幕末志士の西郷隆盛、岩倉具視、19親等には昭和の大スター・加山雄三がいると分かった。
■ 千葉雄大
俳優として活躍中の千葉雄大の先祖にも、日本史の教科書の幕末・明治維新の項目で必ず名前が挙がる人物がいることが分かっている。DAIGOと同じ『はじめまして!一番遠い親戚さん』で千葉の親戚をたどっていくと、11親等にピカソと交流を重ねた日本人画家・藤田嗣治(つぐはる)がいると判明。そこから広げていくと、西郷らと共に幕末から明治にかけて活躍した木戸孝允(桂小五郎)、さらにDAIGOと同じく岩倉、そして加山も登場。つまり、DAIGOと千葉と加山は遠い親戚関係であることも証明され、番組ではDAIGOが「この3人でユニット組みたい!」と感激し、共演した加山も「全然知らなかった!」と感心した様子を見せていた。
■ 安藤サクラ
1月期クールの主演ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)がヒットしたほか、昨年出演した映画『ある男』の演技で第46回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞に輝いた安藤サクラ。そんな安藤は、俳優・映画監督の奥田瑛二とエッセイストでコメンテーターの安藤和津の次女として知られているが、実は和津は「五・一五事件」で凶弾に倒れた第29代内閣総理大臣・犬養毅の三男・健がもうけた子どもであり、したがって和津は毅の孫、サクラはひ孫ということになる。