『あなたがしてくれなくても』惚れてまうやろ…“華”武田玲奈の人生何週目かしてる金言がスゴイ
物語は後半へと突入。陽一とやり直そうと決めたみちだったが、第6話で陽一から以前おかした裏切りを告白されてしまう。第7話、どん底に落ちたみちは、カラオケボックスに華を呼び出した。「とことん話を聞いてあげます」と頼もしく宣言した華に、「私とはしないのに他の人とはするなんて」と不満をぶちまけるみち。無責任な後輩ならば、「旦那さんひどい!」と終始赤べこ状態だっただろう。しかし華は違う。
これまでのみちの言動や、陽一が感じてきただろうプレッシャーなど、ここに至るまでにはいろんな側面があるに違いないことを察した華は、「そりゃ浮気がバレた旦那さんも罪だけど、でも先輩ひとりだけが被害者なんですかね」と投げかけるのだ。さらに翌日にも、「旦那さんって、そんなに悪いことしました? 先輩、気持ち分かるでしょ。浮気なんて現実逃避以外なくないですか?」と突きつける。
それまで「自分ひとりが被害者」だったみち。しかし陽一も陽一で悩み、そこに自分がプレッシャーをかけていたこと、さらには「陽ちゃんも被害者だったこと」に気づく。狭~い1点しか見えなくなっていた相手に、ポンっと外から言葉を投げかけることで、その人が内省する機会を与えるってものすごいことでは? 余談だが、陽一との箱根旅行に行けなかったことを誠に悟られないために、華はみちが会社に持参するための箱根のお土産まで用意。言われたことへのアドバイスだけならいざしらず、この周到さは、やはり「人生何周目なんだ!」と思わざるを得ない。
自分だけがレスの被害者だと思ってた……
— 「あなたがしてくれなくても」フジテレビ4月クール木曜劇場公式 (@anataga_drama) May 25, 2023
でも陽ちゃんも被害者だ#あなたがしてくれなくても pic.twitter.com/R4QTwkjkFf