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映画

★黒人初のメジャーリーガーを描く実話『42 〜世界を変えた男〜』(2013)


『42 〜世界を変えた男〜』 写真提供:AFLO
 黒人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描くヒューマンドラマ。1947年、ブルックリン・ドジャース(現在のロサンゼルス・ドジャース)は、ニグロリーグ(アメリカの黒人選手を中心とした野球リーグ)で活躍していた黒人選手のジャッキー・ロビンソンを見出し、チームに迎え入れる。しかし当時は人種差別が激しく、メジャーリーグは白人だけのものだった。ロビンソンは相手の選手や監督どころか、味方であるはずのチームメイトやファンからも差別を受けてしまう。しかし差別に耐えながら孤独に戦い続けるロビンソンの姿は、やがてチームメイトや観客までも変えていく。

 主人公のジャッキー・ロビンソンを演じたのは、2020年に43歳でこの世を去ったチャドウィック・ボーズマン。彼の名演が本作最大の魅力であることは間違いない。アメコミヒーロー映画『ブラックパンサー』でも知られるボーズマンの、不屈の闘志で差別に立ち向かうロビンソンの姿は、まさにハマり役だった。なおタイトルの「42」はロビンソンがつけていた背番号のこと。彼の歴史的偉業に敬意を表し、現在のメジャーリーグでは全球団を通じての永久欠番となっている。現在この背番号を付けている選手はいないが、ロビンソンがデビューした4月14日は「ジャッキー・ロビンソンデー」に制定されており、毎年全選手がその日の試合は背番号42を付けてプレーすることになっている。ちなみに日本のプロ野球では「42」は永久欠番ではないため、外国人選手が日本でプレーする際に好んで付ける番号でもある。

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★アスレチックスの革命的戦術を映画化『マネーボール』(2011)

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