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『アナと雪の女王』日本公開10周年! 意外と知らない事実を今こそ考察――実はエルサは悪役の予定だった!?

アニメ

『アナと雪の女王』場面写真
『アナと雪の女王』場面写真 写真提供:AFLO

 本日からちょうど10年前の2014年3月14日、ディズニーアニメ『アナと雪の女王』が日本で公開された。ヒロインのエルサ・アナ姉妹の人気はこの10年間衰えることを知らず、公開当時まだ生まれていなかったであろう子どもたちがコスプレをして、今日も世界中のディズニーランドを駆け回っている。そして今年6月、東京ディズニーシーには『アナ雪』をテーマにしたゾーンのある新エリア「ファンタジースプリングス」が誕生する。さらに、3作目となる映画の公開も発表された。そんな、10年経っても大人気な『アナ雪』には、あまり知られていない事実があることをご存じだろうか? 今回は、『アナ雪』意外なトリビアを紹介していきたい。

【写真】10年経ってもこいつだけは許せない 『アナ雪』ヴィランのハンス王子、登場カット

■“ディズニー初”づくしだった『アナ雪』

 童話をモチーフとし、プリンセスや王子が登場し、映画公開後も歌い継がれる名曲がそろう、一見“ザ・ディズニー”な『アナ雪』。しかし本作は、ディズニー初となる試みがこれでもかとちりばめられているのだ。

映画『アナと雪の女王』場面写真 写真提供:AFLO
 そもそも、エルサとアナはディズニーアニメ初の「ダブル・ヒロイン」。それまでのディズニーヒロインというと、周りには意地悪な親類しかいなかったり、ちょっと変わり者扱いされていたり、どこかに閉じ込められていたり、動物しか話し相手がいなかったりと、とにかく心を許せる同世代の人間が周りにいなかった。しかし、エルサとアナは違う。エルサが持っていた魔法の力のおかげでしばらく顔を合わせることはなかったものの、2人は心でつながる姉妹。物語としても、恋よりも家族の愛や絆に重きを置かれていた印象だ。これも、それまでのヒロインたちとは違うポイントといえる。

 そんな姉妹を生み出したのは、クリス・バックとジェニファー・リーという2人の監督。リーは“ディズニー初”となる女性監督だ。ちなみに、彼女の娘であるアガサ・リー・モンはアナの幼少期役を演じており、「Do You Want to Build a Snowman?(雪だるまつくろう)」でかわいらしい歌声も披露している。

映画『アナと雪の女王』場面写真 写真提供:AFLO
 “ディズニー初”がそろっていた『アナ雪』は、ディズニー・アニメーション・スタジオ製作長編アニメ史上“初”のアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞。さらに、エルサ(イディナ・メンゼル)が歌う「Let it Go(ありのままで)」が歌曲賞も受賞している。さまざまな“初”の試みで生まれた『アナ雪』は、ディズニー100年の歴史の中で大きな功績を残した結果となった。

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■プリンセスじゃないし結婚もしない ちょっと異質なヒロイン“エルサ”の秘密

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