春ドラマ“掛け持ち”俳優の魅力とは? 「完璧に演じ分けてる」「最高のバイプレイヤー」ネットも驚き
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同じクールのなかで、複数の作品に出演している俳優たちがいる。4月から放送が開始している春ドラマでも、ドラマ“掛け持ち”中の人気俳優が。今回は、一ノ瀬ワタル・上川隆也・中川大志の3人をピックアップして、彼らが求められる理由を分析していきたい。
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■上川隆也
木村拓哉主演ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)で、強烈なインパクトを残しているのが上川隆也だ。上川が演じている刑務官の林は、とにかく受刑者に厳しい。そのため、“鬼の刑務官”と異名がついている。しかし、第3話で狩山の脱獄をわざと見逃した(?)ような描写があり、「良い人なんだか悪い人なんだか」「読めない」と視聴者を困惑させている。この先、物語の鍵を握る人物になってくるのは間違いないだろう。
一方、今田美桜主演ドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系/毎週土曜21時)では、また違った理由で物語の鍵を握る存在を担っている。杏バージョンの『花咲舞が黙ってない』で、花咲舞(杏)とタッグを組み、臨店班として銀行の闇を暴いていた上川。今回は、花咲舞(今田美桜)の叔父・花咲健として、舞を影から支えている。本作は、さまざまな問題を解決するために奮闘していくドラマなので、何かと不穏な空気が漂うこともあるが、健が営む居酒屋のシーンになると場が和みホッとする。
また、上川は4月27日放送の『東京タワー』(テレビ朝日系/毎週土曜23時)第2話にも、サプライズ友情出演している。演じたのは、主人公・透(永瀬廉)の母・陽子(YOU)の友人で、有名カメラマンの本多。永瀬と上川は、昨年放送の『ラストマン‐全盲の捜査官‐』(TBS系)で親子役として共演している。同作のファンにとっては、うれしいサプライズだったことだろう。