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「ホラーすぎ」「国際ロマンス詐欺?」『光る君へ』の春、衝撃展開&クセ強キャラを振り返り

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大河ドラマ『光る君へ』まひろ役・吉高由里子
大河ドラマ『光る君へ』まひろ役・吉高由里子 クランクイン!

 “ラブストーリーの名手”とも称される脚本家の大石静が、吉高由里子を主演に迎えて紫式部の波乱に富んだ生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)。物語も折り返しを迎えつつある本作だが、ここでは4月〜6月に放送されたエピソードの中から、ネット上でも注目を集めた重要なシーンを紹介。後半戦を一層楽しむために、この3ヵ月の間に劇中で起こった“事件”をプレイバックしていこう。

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 本作は、平安中期に「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く第63作目の大河ドラマ。のちに紫式部として「源氏物語」を執筆する主人公・まひろ(吉高)と、彼女の生涯のソウルメイト・藤原道長(柄本佑)の歩みを、ラブストーリーや権力闘争劇を織り交ぜながら活写する。

■“闇堕ち”道隆&“光堕ち”道兼に相次いで悲劇



 絶大な権力を誇った藤原兼家(段田安則)の死後、その威光を引き継ぐことになったのが井浦新演じる道隆。物語の序盤では穏やかなたたずまいを見せていたが、長女・定子(高畑充希)が一条天皇(塩野瑛久)と結婚し、兼家が亡くなると、これまで隠されていた権力欲が加速。息子たちを重用し“独裁”ともいえる政治体制を敷いていく。しかし、驕れる者は久しからず。ある日、道隆は突然倒れるとそのまま衰弱。第17回では、死が近付いていよいよ正気を失った道隆が、子宝に恵まれない定子のもとを訪れ、苦悶の表情で「皇子を産め…早く皇子を産め!」と詰め寄る。さらに一条天皇の前にも現れては、息子を関白に据えるよう要求する。道隆の“闇堕ち”ぶりが常軌を逸した行動とともに描かれると、ネット上には「これは怖すぎる」「ホラーがすぎる…」などの声が続出していた。


 ほどなくして亡くなった道隆に代わって関白に就任したのは、道隆と対立関係にあった弟の道兼(玉置玲央)。彼は第1回でまひろの母・ちやは(国仲涼子)を手にかけたのを皮切りに、藤原家の“汚れ仕事”を一手に引き受けてきた。その後、一時は荒んだ生活を送っていたものの、弟・道長の助けを得て再起すると、疫病の解決に心を砕く公卿として“光堕ち”ともいえる見事な転身を果たしていた。そんな道兼だったが、関白に就任し一条天皇との対面直後に卒倒。その後、薬師を連れて駆けつけた道長に対して、道兼は「近づくな。俺は疫病だ…」とポツリ。仕方なく部屋を出た道長だったが、道兼が読経しながらも激しく咳き込む声を聞くと、堪えきれなくなり部屋へ駆けつける。そして道長は憔悴した道兼を抱きしめて背中をさすってやるのだった…。35歳の若さで他界することになった道兼が、死の間際に見せた道長との兄弟愛に、ネット上には「兄弟愛…良き…」「道長さまと道兼さまの兄弟愛が尊い」といったコメントが寄せられていた。

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■ききょう、驚きの告白を経て“清少納言”が爆誕!

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