ドラマ『ゆるキャン△』スタートから5周年 のちの“朝ドラ”ヒロインも 主要キャストの今

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キャンプを満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描くドラマ『ゆるキャン△』(テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知)がスタートして、今月で5周年を迎える。本作に出演して以後に朝ドラでヒロインに抜てきされた女優など、今回は『ゆるキャン△』主要キャストの現在を振り返りたい。
【写真】5周年の『ゆるキャン△』キャスト 大人になった現在の姿
本作は、500万部を突破するあfろによるゆるゆる系キャンプ漫画『ゆるキャン△』を実写化し、キャンプの魅力とキャンプを満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描く。原作の再現度の高さが人気と評判を呼び、翌年3月には『ゆるキャン△スペシャル』、続く4月からは『ゆるキャン△2』が放送された。
■ 福原遥
本作の主人公、オフシーズンの1人キャンプが好きな女子高校生・志摩リンを演じた福原遥は、この当時すでに2009年から2013年にかけ子ども向け料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(NHK Eテレ)への出演で「まいんちゃん」として親しまれる元人気子役だった。
本作以後も確実にキャリアをステップアップさせ、2022年度下期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』ではヒロイン・岩倉舞役をオーディションで射止めた。昨年は主演映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が大ヒットしたほか、7月期のドラマ『マル秘の密子さん』(日本テレビ系)に主演し、これまでにないダークな役柄を演じて話題に。今月スタートの2025年放送の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合ほか)でNHK大河ドラマ初出演を果たす。
■ 大原優乃
リンと知り合うことでキャンプに興味を持ち、高校の野外活動サークル(通称:野クル)のメンバーになる各務原なでしこを演じたのは大原優乃だった。福原と同じく大原も子役出身で、『天才てれびくんMAX』(NHK教育※現NHK Eテレ)発のダンス&ボーカルユニット「Dream5」のダンス担当メンバーに選ばれ、わずか10歳で芸能界デビューを果たした。その後、モデル活動のかたわら女優業にも進出し、福原とはドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)や、2019年公開の映画『4月の君、スピカ。』で共演し、本作でも共演することに。
近年では、激やせするヒロインを特殊メイクとファットスーツを駆使して演じた主演ドラマ『-50kgのシンデレラ』(Paravi)が話題に。今月から出演ドラマ『週末旅の極意2〜家族って近くにいて遠いもの〜』(テレビ東京)がスタートしているほか、地元・鹿児島県を舞台にした主演映画『天文館探偵物語』が今年公開を予定している。
■ 田辺桃子
野外活動サークルの部長・大垣千明を演じたのは田辺桃子だった。田辺も福原、大原と同様に小学生のころから芸能活動をしていた元子役で、女優として活動するかたわら2013年には「Seventeen」(集英社)の「ミスセブンティーン2013」に選出されたことも。
そんな田辺は本作以後も多数のドラマ・映画に出演。昨年はヒロイン役を演じた『お迎え渋谷くん』(カンテレ・フジテレビ系)ほか、8作の連ドラに出演する活躍ぶりで、今月スタートのドラマ『五十嵐夫妻は偽装他人』(テレビ東京系)に出演しているほか、出演映画『49日の真実』が今春公開予定だ。