アジア王族の桁違いの結婚式 世界のロイヤルメンバーが集結、10日間にわたる行事も
ディオールのウェディングドレスを纏ったイマン王女(C)Zeta Image
フセイン皇太子の挙式の3ヵ月前、3月12日には、国王夫妻の長女イマン王女が、ニューヨークを拠点にするベネズエラ出身の投資銀行家、ジャミール・アレクサンダー・サルミオティス氏と挙式した。イマン王女が纏ったのは、ディオールのクリエイティブ・ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリが王女のためにデザインした、艶やかなシルクのAラインドレス。
ティアラは仏高級ジュエリーブランド、ショーメの一品 (C)Zeta Image
ロングベールに合わせたティアラは、フランスの高級ジュエリーブランド、ショーメのもので、祖母のムナ・アル・フセイン王女が所有していたとされる。ヨルダンの結婚式では、父親が立ち合い人として参加するため、王女は兄フセイン皇太子のエスコートで入場。皇太子はインスタグラムにて挙式の様子を公開し、「僕らが共有するかけがえのない思い出に感謝しつつ、今日、君の結婚式に歓喜しています。大切なイマン、そしてジャミール、末永くお幸せに」とつづっている。
母ラーニア王妃が結婚式で身に着けたベルトを借りてヘナ・パーティーに参加するイマン王女 ※「ラーニア王妃」インスタグラム
またヨルダンのロイヤルウェディングは、挙式の前に行われるお祝いイベントがとても華やか。イマン王女も大勢の女性ゲストを招いてヘナ・パーティーを開催。ヨルダン人デザイナー・Reema Dahbourの白いドレスを纏い、母ラーニア王妃の結婚衣装からベルトを借りて、アクセントにプラス。幸せな結婚生活を送る身近な人から、幸福のおすそ分けとしてアイテムを借りて身に着ける「サムシングボロー」にあやかったのかもしれない。ラーニア王妃は自身のインスタグラムにて、「愛が溢れていました! 昨日、イマンのヘナ・パーティーにて友人や家族と共に」とつづり、盛大なお祝いの様子を紹介している。