アジア王族の桁違いの結婚式 世界のロイヤルメンバーが集結、10日間にわたる行事も

ロイヤルウェディングというと、古くはダイアナ妃&チャールズ皇太子(現国王)や、ウィリアム王子(現皇太子)&キャサリン妃など、イギリス王室をはじめとするヨーロッパ王室の結婚式が思い浮かびがち。でも、実はアジアにも王室が数多く存在していて、イケメン王子&美女プリンセスが大勢いる上、そのロイヤルウェディングの豪華さたるや桁違い。そこで、近年注目を集めたアジアの王室の豪華すぎる結婚式をご紹介する。
【写真】アジア王族の桁違いの結婚式を一挙見! 美しいドレス姿や豪華ダイヤモンドのティアラも
【ヨルダン王室】フセイン皇太子&ラジワ妃 世界からロイヤルメンバーが集結
挙式の様子 ※「ラーニア王妃」インスタグラム
中東・西アジアに位置するヨルダン王室では、2023年6月1日、国王アブドラ2世とラーニア王妃の長男フセイン皇太子が、お隣サウジアラビア出身の建築家ラジワ・アル・サイフさん(現ラジワ妃)と結婚。挙式は、歴史あるザハラン宮殿(Zahran Palace)の庭園にて、ハシミテ王立裁判所のイマーム(宗教指導者)によって執り行われ、世界中から要人140名がゲストとして招かれた。
世界の王族が一堂に! 披露宴の前に撮影された集合写真 (C)Zeta Image
その顔触れは、イギリスのウィリアム皇太子とキャサリン妃やデンマークのフレデリック皇太子(現国王)夫妻、オランダのウィレム=アレクサンダー国王夫妻、ベルギー王室のフィリップ国王とエリザベート王女、スウェーデン王室のヴィクトリア王太子夫妻といったヨーロッパの王族から、ブルネイのハサナル・ボルキア国王とマティーン王子、ブータンのジェツン・ペマ王妃とユーフェルマ王女、日本の高円宮妃久子さまと娘の承子さまらアジアの王族と皇族、またアメリカからも、当時のファーストレディ、ジル・バイデンが娘のアシュリー・バイデンと共に参列するなど、実に豪華。結婚披露宴の前に撮影されたという世界中の王室メンバーが一堂に会した集合写真も披露された。
エリー・サーブのウェディングドレスを纏ったラジワ妃 (C)Zeta Image
皇太子は凛々しい軍服姿。ラジワ妃は、エリー・サーブによるロングスリーブのウェディングドレスを纏(まと)い、数mはあろうかという長いカテドラル・ベールとシャンデリアイヤリング、ダイヤモンドティアラをコーデした。
披露宴ではドルチェ&ガッバーナのドレスにチェンジ (C)Zeta Image
式の後は、パレードで現代的なアル・フセイニヤ宮殿に移動し、総勢1700人ものゲストを招いた超豪華披露宴を開催。ラジワ妃は、ドルチェ&ガッバーナによるキャップスリーブのボールガウンに着替え、いっそう華やかな装いに。挙式に参列した世界の王族たちも、パーティー仕様の煌びやかなファッションにチェンジし、花火が打ち上げられるなど、盛大なパーティーとなったと伝えられている。