南野陽子だけじゃない! 実は“大学教授”している有名人

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1980年代からアイドルとして活躍した南野陽子が先月、神戸松蔭大学の客員教授に就任することが報じられ、話題になった。日カンボジア親善大使の活動経験から、多文化理解などをテーマに学生向けの講演に臨むという。実は南野のように「大学教授」の肩書を持っている有名人は少なくない。今回はそんな「実は大学教授の有名人」をまとめた。
【写真】実は“大学教授”している有名人<5人>
■いとうまい子
南野と同じく1980年代にアイドルとして芸能界デビューをし、現在もタレント活動を続けるいとうまい子は、今年4月から情報経営イノベーション専門職大学(iU)の教授に就任している。
きっかけは45歳のとき、かつて番組で関わったことのある予防医学が学べる早稲田大学の通信課程に進学したことだった。その後、希望するゼミの教官が退官してしまい困っていたところ、ロボット工学のゼミを勧められて飛び込んだことが転機となる。もともと関心があった予防医学の観点から、寝たきりを予防するスクワットの装置を開発し、当初は本人も思いもしていなかった大学院へ進学し、研究を続けることに。大学院では、企業とコラボして介護予防ロボット「ロコピョン」をプロデュースし、今年教授就任に至っている。
■佐藤浩市
1980年代から40年以上活躍を続けている俳優・佐藤浩市は、山形県の東北芸術工科大学の客員教授を務め、年に1回講義を行っている。
『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、ある年の学生とのエピソードが紹介された。ある年の講義で舞台俳優を目指しているという学生から「親をどう説得すればよいか」と質問があった。時間の都合上しっかりと答えられなかった佐藤は翌日、「大事な親2人を説得できないで、目の前の観客の心を動かすことはできない」とメールでアドバイスしたそう。学生はその後、夢をあきらめかけたが、母親だけは説得できたので山形の小さな劇団で稽古に励んでいるという。
■ガッツ石松
ボクシングの元WBC世界ライト級チャンピオンで、引退後は強烈な天然キャラで存在感を放っていたガッツ石松。そんなガッツは、実は広島国際学院大学の客員教授を務めている。2014年には“自主性”をキーワードに、生きる道をさがすコツをテーマとした「人生ガッツ論」の講義を、300人もの学生を前に実施したという。