クリスマス直前!「リア充爆発しろ」浮かれた奴らが酷い目に遭う映画特集
また、学生というのは社会的に守られた身分で至らない振る舞いだったりも大目に見られる訳ですが、それでもあまり度が過ぎるとやはり目に余ります。我が世の春を謳歌するのもほどほどにしなさい、と天誅が下されるのが『スクリーム』と『ファイナル・デッド』シリーズ(『スクリーム』の天誅は人為的ですが)。運動部で華やかに活躍したり、女子と楽しげに過ごす同級生を疎ましく思ったあの頃の思いを代弁してくれます。
そしてやはり浮かれた人というのは言わずとも不快な空気を発してしまうのか、ビーチやプールといった浮かれ人大量発生の場所を蘇った古代生物が襲うのが『ピラニア』シリーズ(『ピラニア3D』&『ピラニア リターンズ』)。裸で水遊びという肉食な楽しみに興じる人たちが、文字通り肉食の餌食となる因果応報な図が展開されます。合掌。
どうでしょう、こうした映画を観ることで人間図に乗ってもあまりいいことはない、リア充に待つのは残念な死に方ぐらい、というのがお分かり頂けるかと思います。かわいそうな人たちなのです。ですがリア充にも五分の魂、心の安寧を得たところで人は人、自分は自分でクリスマスを楽しみましょう。(文:しべ超二)