クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

次世代が次世代でなくなった日――『第8回AKB選抜総選挙』から見えたもの

エンタメ

関連 :

AKB48

指原莉乃

渡辺麻友

松井珠理奈

山本彩

 また、引退を視野に入れ、“今年が最後”と宣言した峯岸みなみ(AKB48)も17位で、例の事件以来の選抜入りならず。昨年2位の柏木由紀(AKB48/NGT48)も直後に発覚した事件の影響もあってか5位にランクダウンと、やはりスキャンダルも大きく左右した今年の総選挙。

 そう考えると、“スキャンダル成金”と自虐ギャグを飛ばすほどの余裕をかました指原莉乃の人間力のスゴさはハンパない。速報では1位だったにも関わらず、2位に終わった渡辺に、最終的に6万3000票の大差をつけたことを考えると、アイドルの枠を超えた日本を代表する女性タレント&プロデューサーといっても過言ではないだろう。

 ただ、結成10年を迎え、試行錯誤のうえでのミリオンセラー更新や、公式ライバルである乃木坂46や欅坂46の止まらない勢いなど、渡辺がスピーチで語った「今のAKB48がピンチ」なのは事実。身を持って「やっぱり、あの壁(指原)は高い。越えられない」と、実感した彼女が指原だけでなく、3位の松井珠理奈(SKE48)4位の山本彩(NMB48)ら地方組リーダーとがっつりスクラムを組むことは、今回80位圏内に28人ランクインしてメンバー最多数の第一党に返り咲いたAKB48のほか、48グループ全体が迎えているピンチの大きな突破口になるのではないだろうか。(文:くれい響)

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る