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ティーンからアラフィフまで幅広い層が支持! 『ドリー』キャラクターの魅力に迫る

映画

 また、豊富なキャラクターたちから海の生物について学ぶことも多かった。シロイルカ・ベイリーの行動から、シロイルカは、音の反響で遠く離れた場所にいるモノを見つけられる「エコロケーション」の能力を持っていることや、ドリーのセリフから「タコの心臓は3つある」ということがわかり、思わず「へぇ!」と声を出してしまうシーンが何度もあった。

 その他にも、登場する生物の細かい描写や海の仕組に驚かされたが、なんと本作の監修を務めたのは、タレントで東京海洋大学名誉博士のさかなクンだという。劇中に登場するマグロが「マカジキ」なのに「カジキマグロ」と表記されていたのを指摘したり、「摂氏22度」という表現を「水温はあまり摂氏とはいわない」といい「温度22度」に訂正したりするなど、細部にわたって丁寧な監修を行ったそうだ。かわいいだけじゃなく、しっかりと専門家の意見を取り入れたキャラクターは目の肥えた大人の観客の心もしっかり掴んだようだ。個人的にも、海洋生物のリアルな生態については、是非注目して欲しい。

 愛着を寄せられるキャラクターたちが教えてくれる友情と勇気。そして、専門家の知識に基づく海の生物の驚きの数々、3拍子も4拍子も揃ったキャラクターの魅力が様々層から人気を獲得している秘訣のようだ。

 映画『ファインディング・ドリー』は現在公開中。

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