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規格外の主人公登場! ディズニー映画最新作の魅力とは?

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 何より「気持ち悪い」という意見まであったBFGが愛おしい。シュワシュワと泡立つ飲み物“プップクプー”が大好きで、これを飲むと“プリプリプー”と椅子から飛び上がるほどのオナラが出る。「えー!オナラ!」と思いながらも、コミカルに描かれており、これには声を出して笑ってしまった。他にも肝心なところで言い間違えてしまうお茶目な一面もあり、映画の終盤には“巨人のおじいちゃん”に対して母性のようなものが芽生え「グッズが欲しいほどかわいい!」と激変してしまうほど…笑。BFGはいい夢や悪い夢を調合し、夜になると子どもたちに吹き込むという仕事をしているが、この設定も実に面白い。寂しい男の子に幸せな夢を吹き込んであげるシーンを見ていると「あー、小さい頃に見た幸せな夢はBFGのおかげか…」なんて思えてくる。

 ディズニー映画の大ヒットを支えるティーンや20代の女性に響くかわいいキャラクターではなく、“おじいちゃんの巨人”を主人公に持ってきたディズニー。それは、世代や人種を超えた友情、愛をダイレクトに伝えるための新しいチャレンジだったに違いない。でも、規格外の主人公を誕生させたとはいえ、しっかりとユーモアと暖かさを届けてくれるところはさすが!BFGとソフィーが、育んだ友情を糧にトラブルを乗り越えていく展開は、ディズニーの王道そのもの。是非たっぷりと、驚きの主人公像と感動の物語を、堪能してほしい。

 映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)全国公開。

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