『プリズン・ブレイク』『ツイン・ピークス』…同キャストで復活! 海ドラブーム再来か

今、往年の海外ドラマが熱い!といっても、当時の海外ドラマがウケているのではなく、“最終回から●年後”という、名作ドラマの続編的位置づけにあたる“復活”作品がヒットしているのだ。そのような状況を受けて、メーカーやレンタル業者、動画配信会社などに加え、ずっと心の隅で気になっていた続きが見られ、懐かしい面々に久しぶりに再会できるとあって、往年のファンが大喜び。盛り上がりをみせる海外ドラマに“ブーム再来”となるか。
【関連】『X‐ファイル 2016』フォトギャラリー
現在、海外ドラマ市場を沸かせているのが、シーズン1のリリースから5年以上経っても、新規ファンが後を絶たない『ウォーキング・デッド』シリーズ。その牙城を崩そうと、人気シリーズがゾンビに挑むも、ゾンビは手強かった。そんなとき、ふっと現れてあっさりとゾンビ牙城を崩していったのが、13年ぶりの復活となった『X‐ファイル 2016』だ。
同作は1990年代を代表する超常現象サスペンスドラマ『X‐ファイル』シリーズの“その後”にあたる作品で、Xファイルに関わる捜査を重ねてきた元FBI捜査官モルダーと、医師で科学者のスカリーが、10年以上の時を経て再会。不可思議な事件が起こる―。
日本でも、90年代当時のファンを中心に熱狂し、「もっと見たかった」「モルダーとスカリーのコンビはやっぱり最高!」等、復活を絶賛する声が多かった。また、全6話のミニシリーズだったため、エピソード数を増やして新シーズンを制作したいと放送局も前向き。そんな中、米メディアPeopleやTV Lineで「10話構成でシーズン11の制作が決まった」というファンにはたまらないニュースが報道された。
同じく、その後を描いて絶賛されているのが、ホームコメディ『フルハウス』の20年ぶりの新作『フラーハウス』だ。タナー家の長女D.J.と次女ステファニー、D.J.の親友キミーは大人へと成長し、子どもを育てる立場に。悪戦苦闘の日々が続く…。「家族全員で楽しめるハートウォーミングコメディ」「90年代のシットコムのタッチがそのまま!」と、アメリカでの評価は高く、シーズン3の製作が決定したばかり。また、昨年12月にはタナー家のキャスト陣も来日し、日本のファンを喜ばせた。