カメレオン俳優・綾野剛、『フラ恋』で魅せる“萌えキャラ”で新境地

現在放送中の連続ドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)で主演を務める綾野剛が評判だ。彼が同作で演じるのは、120年前に医学博士によって死から蘇えり、永遠の命を与えられた怪物。しかし、その心は人間以上に人間らしく、とてつもなくピュアで優しい。そんなピュアな怪物を演じる綾野に、「激萌え」「ギャップ萌え」と、ツイッターを中心に話題炸裂。綾野は新境地を切り開いている。
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これまで、綾野が映画・ドラマで務めてきた役柄は、『日本で一番悪い奴ら』の悪徳警察官、『天空の蜂』のハイジャック犯など悪の要素が強いキャラクター、『空飛ぶ広報室』『64-ロクヨン-』『S-最後の警官-』等に代表される正義感の強いキャラクター、ほかにも、謎の多い男だったり、熱い男だったり、ときにはドラマでコスプレ(!?)並みのキャラクターに扮したことも。
このように様々なキャラクターを完璧に演じ切り、“演技派カメレオン俳優”の名をほしいままにしている綾野に、新たに加わったのが『フランケンシュタインの恋』で見せる“ピュア”キャラだ。
綾野が演じる怪物=深志研は100年以上もの間、森の奥深くでひっそりと暮らしてきたが、ある日、1人の女子大学生・津軽継実(二階堂ふみ)と出会い、人間の世界で暮らすことを決意。不器用で不思議な存在ながら、素直で優しく、嘘がつけない深志の人柄に、津軽をはじめ、多くの人が惹かれていく。特に、今月14日に放送された第4話では、津軽と深志の初デートシーンが披露され、公園を散歩したり、ショッピングセンターで買い物をしたりと、ありふれた行動が描かれたが、深志にとってはすべて初見。抱き合っているカップルを指しては、「指をさしてはいけません」と津軽に注意され、手を挙げて横断歩道を渡る未就学児を目にすると、自分も手をピンと挙げて横断歩道を渡ったり、ほほえまし過ぎて、思わず笑みがこぼれてしまうシーンが満載であった。