<週末のおすすめビデオ>新スパイダーマンはこれまでになくキュート! チームアベンジャーズ期待の新人

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でスクリーンに初めて登場した、トム・ホランド演じるスパイダーマン。『スパイダーマン:ホームカミング』では、『シビル・ウォー』での闘い後のピーター・パーカーが描かれ大きな話題を呼んだ。今回は、アベンジャーズの一員としての活躍にも注目が集まる、新スパイダーマンの魅力に迫りたい。
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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、「チームアイアンマン」として闘いに貢献したスパイダーマン。自作のコスチュームでヒーロー活動を行い、自分の映像をインターネットにアップしていたことから、トニー・スタークに、チームアイアンマンにスカウトされた。『スパイダーマン:ホームカミング』では、兵器密売を続ける悪のグループとの闘いとともに、ヒーローとして成長していくピーターの姿が描かれる。
そもそもスパイダーマンの中の人、ピーター・パーカーといえば、“オタク”なイメージを持つ。初めてスパイダーマンを実写化した、2002年公開の『スパイダーマン』では、トビー・マグワイアが垢抜けない衣装で登場。オタクっぽさを漂わせたピーターと、スパイダーマンに“変身”後に活躍する姿のギャップが魅力でもあった。続く、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでは、アンドリュー・ガーフィールドがスパイダーマンを務めたが、オタク感はよりもかっこよさが際立っていた。では、新シリーズとなる『スパイダーマン:ホームカミング』でのトム・ホランドはどうだろうか。一言でいってしまえば、「冴えない男だけどキュート」だ。
本作のピーターは、クラスのイケてる男子にからかわれるイジられキャラでありながら、後先を考えずに行動して大騒ぎを起こすやんちゃさを兼ね備えたキャラクターだ。また、やたらと動画を撮りまくったり、毎日のようにメールで活動報告をしたり、SNSを駆使したりと、まさに「今どきの若者」なのも本作のピーターの特徴。
先日、トム・ホランドが、極秘であるはずの『アベンジャーズ』シリーズ最新作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のポスターを、解禁前にインスタグラムでライブ配信してしまい、大きな話題となったが、“ピーター”だと思えばそれも納得。今どきの若者でありながら、おっちょこちょいで、子どもっぽさの残る言動は、まさにピーターそのものともいえる。危険なことにも真っ向から向かっていく勇気と強さを持ち合わせたヒーローでありながら、どこか抜けている姿は、キュートさに溢れている。
そして、何と言っても、まだ幼さを残した甘いマスクは、早くも女性たちを中心に大人気に!これまでにないキュートさがあるスパイダーマンが出来上がったのも、トム・ホランドの容姿あってこそだろう。今後、アベンジャーズの一員として、どのような活躍をしていくのか楽しみだ。
『スパイダーマン:ホームカミング』は、デジタル先行配信中。BD&DVDは12月20日よりリリース。