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元子役といえば“お騒がせ”の時代は終了?今の子役出身者が進む道とは

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 では、最近の子役出身の俳優を見てみると、『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で世界的人気を博したエマ・ワトソン、『シェキラ!』や『ティーン・スパイ K.C.』で知られるゼンデイヤ、『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』で様々な賞を受賞したフレディ・ハイモアなど、第一線で活躍する俳優がずらり。

 そんな彼らのキャリアに共通するのが、子役時代のイメージを払拭しようと、予想外のキャラクターに挑戦するだけでなく、学業にいそしんだり、事業を立ち上げたり、慈善活動を行ったりなど、チャレンジを忘れない点。例えば、エマがイェール大学、ケンブリッジ大学を蹴って、ブラウン大学に進学。『ハリー・ポッター』シリーズで稼いだお金は不動産投資に回し、女性の権利についての活動を2014年からスタート。黒人の父と白人の母を持つゼンデイヤは人種問題に敏感で、多様性についての発言を続けるかたわら、2011年にシンガーとして音楽活動を開始。2016年には自身のオンラインアパレルブランドも立ち上げた。最後に、フレディ・ハイモアは一時期演技を離れてケンブリッジ大学ヘ進み、現在は海外ドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』で主演を務め、地に足のついた生活を送っている。

 一昔前の子役のように、お金があるからと浮かれて騒ぎ、薬物に手を出し、周りに流されて生きるのではなく、努力を続け、自分のやりたいことをきちんと見つけている、今の元子役たち。この堅実さと、自分自身を冷静に客観視できることが大切なのだ。セルフブランディングに長けた彼らが、実力派俳優として名を馳せる日も近いだろう。

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