紅白で話題!刀剣男士『刀剣乱舞』ミュージカルっていったい何?
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まずは、平安時代の刀工、三条宗近作の太刀で、天下五剣のひとつ「三日月宗近」を演じる黒羽麻璃央。“2.5次元の王子様”の呼び声高く、確かな演技力、そして歌唱力で将来が期待される俳優だ。テレビや映画など映像作品への出演も積極的で、1月の新ドラマ『広告会社、男子寮のおかずくん』(テレビ神奈川ほか)では主演を務める。
また、新撰組の沖田総司が使用していたとされる打刀「加州清光」役の佐藤流司も注目の俳優。“2.5次元の顔”とも評される彼は、キャラクター再現度の高さとメークの映える美しいビジュアル、低音でよく響く声が武器。前述の「加州清光 単騎出陣」は2017年、2018年とも大盛況で、2019年には上海、バンコク、マカオを回るアジアツアーの開催も決定している。
さらに、源氏の重宝である「髭切」&「膝丸」を演じる2人も要チェック。「髭切」役の三浦宏規は、全国バレエコンクールで上位入賞の経験を持つダンサーでもあり、気高い立ち姿と踊りの美しさは圧倒的。初めてのミュージカル出演からキャリアはわずか2年半だが、2019年4月にはオーディションを経て射止めたミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウス役を演じることも決まっている。
そして、そんな三浦演じる「髭切」の弟である「膝丸」役を務める高野洸は、あの人気アニメ『妖怪ウォッチ』の主題歌「ようかい体操」を歌っていたDream5の元メンバー。ダンサーとしての実力とおなじみの歌唱力で、今や刀ミュに欠かせない存在になっており、2019年7月4日からは「髭切膝丸 双騎出陣2019」の上演も決定している。
ほかにも、「小狐丸」「石切丸」「岩融」「今剣」「大和守安定」「和泉守兼定」「堀川国広」「蜂須賀虎徹」「長曽袮虎徹」「にっかり青江」「千子村正」「蜻蛉切」「物吉貞宗」「陸奥守吉行」「巴形薙刀」「大倶利伽羅」…と、武蔵坊弁慶や徳川家康、新撰組、坂本龍馬ら歴史上のヒーローに縁ある刀剣や、彼らに憧れられた伝説の刀工たちの作刀が登場。
それを演じるのは北園涼、崎山つばさ、佐伯大地、大平峻也、鳥越裕貴、有澤樟太郎、阪本奨悟、高橋健介、伊万里有、荒木宏文、太田基裕、spi、横田龍儀、田村心、丘山晴己、牧島輝といずれも注目の俳優ぞろいだ。
歌舞伎や文楽などの伝統芸能とともに、日本を代表する文化として世界から注目されているミュージカル『刀剣乱舞』。紅白をきっかけにゲーム、アニメなどコンテンツとして楽しむもよし、ミュージカルや舞台を楽しむもよし。日本の文化から生まれた新たなカルチャームーブメントを受け止めよう。
「ミュージカル『刀剣乱舞』~三百年の子守唄2019~」は、1月20日~3月24日に東京・大阪・京都にて上演。