石原さとみ、華やかさ封印!『アンサング・シンデレラ』で新たな魅力発揮
関連 :
■インタビューで明かした、「励ましたい」という思い
本作でインタビューした際、石原は「誰かを励ますことのできる人になりたい」と女優業に抱く希望を明かしていた。20代で経験したさまざまな出会いから、その意志が芽生えたそうで「私が何かをすることで、誰かを喜ばせることができるかもしれない。作品選びにしても、自分が選ばせていただける立場だったとしたら、“励まし”というテーマはブレずに持っていたい」と力強く語っていたのが、深く印象に残っている。
さらに「実際に薬剤師として働く方にとって、“明日もがんばろう”という活力になれたらうれしい」と願いを込めていた石原。本作はまさに、彼女が大切にしている“励まし”が詰まったドラマとなり、そういった意味でも、石原さとみの新たな代表作の一つとなる予感に満ちている。(文:成田おり枝)