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加藤綾菜、夫・加藤茶と歩んだ10年 世間の“手のひら返し”には「揺るがないことに決めました」

エンタメ

■ 逃げ場なかった“バッシング”の日々 両親がくれた力強い言葉が支えに



――本の中ではバッシングについても書かれていますが、どのように乗り越えられたのでしょうか?

加藤:当時は本当に逃げ場がなかったです。例えば、クラスや会社の中の1人に悪口を言われているだけでもめっちゃ気になるのに、私の場合、×100ぐらいのレベルで日本中から嫌われていたから。

当時は何より加トちゃんと両親の存在が大きかった。加トちゃんには「10年忍耐だ」と言われていました。バッシングを受ける私のことを加トちゃんが嫌いになるんじゃないか、と不安になったこともあります。私が叩かれていることについて、何も考えていないように見えていたんです。でも本当はいろいろ考え、悩んでいて、そこに大きな愛があったことを後で知りました。

両親からはいつも「堂々としていなさい」と言われています。ネットや雑誌での「嫌いな夫婦ランキング」で1位になったときも、「あんた1位獲ったことないけん、1位になってすごいじゃない」と言われたんですよ(笑)。

――パワフルなご両親ですね。バッシングが終わったと感じた瞬間やきっかけはありましたか?

加藤:叩かれているときは、散歩やスーパーに行くだけで、「あれ、加藤の嫁じゃね?」みたいな声が聞こえてきました。でも結婚7年目ぐらい、私が30歳になった頃から、犬の散歩をしていても「加藤綾菜ちゃんですか?」「応援してます」みたいに言われることが多くなって、知らないうちに世間の目が変わっていることに気づきました。

今の事務所に入ったのも大きかったかもしれません。加トちゃんが77歳になったとき、友人の鈴木奈々ちゃんに「俺に何かあったとき、守ってくれる人がいないと綾が心配なんだよ」と話していたら、奈々ちゃんが「うちの事務所に入れば? 社長紹介するよ」と言ってくれて、社長と会って2分後くらいには所属することになりました。

■ 世間の“手のひら返し”にも動じない「叩かれても褒められても揺るがないことに決めました」


――今はネットでも「いい人すぎる」などのコメントばかりです。世間のこうした手のひら返しについては、どう思いますか?

加藤:うれしいですけど、いろんなことを10年間経験してきた中で、褒められてもまた、すぐ叩かれることが分かっているから、叩かれても褒められても揺るがない自分になろうと決めました。加トちゃんにも、「これからもし綾菜ちゃんが“いい人だ”みたいに持ち上げられても、すぐに叩かれるから、そういうものに振り回されちゃいけないよ」と言われています(笑)。

――では、世間の目はあまり気にならなくなりましたか?

加藤:そうしようとは思っていますが、Yahoo!ニュースの応援コメントには、こっそり全部「そう思う」を押しています (笑) 。エゴサはあまりしないんですが、自分のニュースが出ていると知ったらすぐに記事に飛んで、コメントをチェックして、好意的なコメントには「そう思う」を押して、「加藤綾菜ブスだよな」とかいう書き込みには「そう思わない」を。時間差でもう1回押そうとしたらそれはできず、「1人1回までしか押せないんだ…」なんて思ったり。そんなことを日々やっています(笑)。(取材・文:田幸和歌子 写真:松林満美)

 加藤茶・綾菜の夫婦日記『加トちゃんといっしょ』は双葉社より3月30日発売。価格は1320円(税込み)。

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