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日向坂46・富田鈴花&松田好花が明かす 卒業する渡邉美穂への“特別な思い”

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(左から)日向坂46・富田鈴花、松田好花
(左から)日向坂46・富田鈴花、松田好花 クランクイン! 写真:上野留加

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富田鈴花

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 日向坂46の7thシングル「僕なんか」は、グループの分岐点を象徴する。本作の表題曲で一時活動休止していた小坂菜緒がセンターへ復帰。そして、本作の活動期間をもって卒業する渡邉美穂にとって、最後の参加シングルとなるからだ。センターを背負う仲間、卒業を決断した仲間に対する思いとは――。2人の同期、二期生の富田鈴花と松田好花は真剣なまなざしで語った。

【写真】かわいいポーズを取る、富田鈴花&松田好花 撮り下ろし写真(8枚)

「僕なんか」初披露の舞台裏 活動復帰したセンター・小坂菜緒の魅力

――7thシングル表題曲「僕なんか」は、3月末に開催した東京ドーム公演のアンコールで初披露したのも印象的でした。本番に向けての心境はいかがでしたか?

富田:当日までのスケジュールがタイトでしたし、新曲の初披露もあったので混乱していました。本番では、アンコール直前にステージ裏で全員で待機していたとき、「新曲発売」とスクリーンで発表された瞬間にスティックバルーンの大きな音が聴こえてきたのを覚えています。その瞬間に感極まって、すてきなものを披露したいと思いました。

松田:私も、当日までは不安が大きかったです。新曲の振り入れをしたのがドーム公演の直前でしたし、MVとは違って両手を使わず、ハンドマイクを持った片手だけの振り付けに切り替えるのも苦労しました。曲の終盤にある高速で手を動かす振り付けを、本番ギリギリまでみんなで確認し合って、互いに支え合いながら乗り越えられました。

(左から)富田鈴花、松田好花
――皆さんの努力がひしひしと伝わってきました。さて、今回のシングルはセンターを務める二期生・小坂菜緒さんの活動復帰作でもあります(※)。同期のお2人から見た、小坂さんのセンターとしての魅力は何でしょうか?(※小坂は体調不良により2021年6月に活動を一時休止。2022年3月に活動再開を報告し、東京ドーム公演でステージ復帰を果たした)

富田:ドーム公演の本番で初めて気が付いたんですけど、久々にセンターへ立った菜緒の表情が、楽屋やリハーサル中と全然違うんです。本番までは「できるかな?」と不安そうな表情を浮かべていたし、私も「大丈夫かな?」と心配していたけど、そんな心配がいらないくらい堂々とパフォーマンスしていました。

松田:センターを任される人は、その人自身の存在感で楽曲のイメージが変わる印象もあると思うんです。でも、菜緒は周りを引き立たせてくれるタイプで。周囲を引っ張るのではなく「みんなで1列になって進んでいこう」と思わせてくれるし、菜緒の存在感があるから私たちも目立てるのかなと思います。

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卒業する渡邉美穂へ伝えたい、2人の特別な思い

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