日向坂46・富田鈴花&松田好花が明かす 卒業する渡邉美穂への“特別な思い”
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――オーディションが進行中の日向坂46は、8月に新メンバーを発表する予定です。グループの変化に何を期待しますか?
富田:いろんなタイプの子に入ってきてほしいです。この子は「日向坂46っぽくない」と感じる子がいても、面白いなと思って。変化は人の成長に欠かせないものですし、私たちもおおらかに変化を受け入れられるグループだと、活動を通して証明できればと思います。
松田:少人数ではなく四期生だけで魅力あるグループを作れるくらい、たくさんの子たちが入ってくると予想しています。日向坂46が好きな子はもちろん、そうでない子が入ってくれば違う風が吹きそうな気もするので楽しみです。
富田鈴花
――お2人は日向坂46の二期生として加入後、何が変わったと思いますか?
富田:アクティブになりました。日向坂46へ入ってから、いろんなジャンルのお仕事をさせていただけるようになって。常に新しいものへ触れられる世界なので、お仕事に必要なことを学ぶために、博物館とか景色のきれいな場所とか、母と一緒にいろいろな場所へ飛び回るようになりました。加入前に自宅でダラダラ過ごしていた時代も幸せでしたけど、自分から物事を知りたいと思うようになったし、もっともっとお仕事へつなげられることを吸収していきたいと思います。
松田:私は、めっちゃしょうもないかもしれないけど…髪型です。もっと内面的なことを聞きたかったのかもしれないですけど…(笑)。3歳から加入前の高校3年生までクラシックバレエをやっていて、発表会では髪の毛をお団子にまとめないといけなかったので髪を伸ばしていたんです。でも、きっかけがあって髪をショートカットにしてから、少しずつ変わっていきました。
松田好花
――どんなきっかけがあったんですか?
松田:握手会で私だけレーンに立たない時間ができたことがあり、独りぼっちで待機しながら「私はこの時間、誰にも求められていないんだ」と落ち込んでしまって。駆け寄ってきてくれたスタッフさんに悩みを打ち明けたら「変化を付けてみるのもいいかもね」と言ってくださったんです。当時は、髪の長さが悩みだったので相談したら、メイクさんがヘアピンで止めながらショートカットのシミュレーションをしてくださって、「意外といいかも」と言われたので髪を切ろうと決めました。当時はつらかったけど、1人っきりの時間をきっかけに新しい自分と出会えたので、よかったなと思っています。
(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:上野留加)
日向坂46の7thシングル「僕なんか」は発売中。